スイスのツェルマットの街中で星空とマッターホルン撮影にチャレンジしてみました。
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星空とマッターホルン撮影
今回のスイス・オーストリア旅にあわせて、渡航先で使うメインのカメラ・レンズを一新しました。
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カメラはソニーのフルサイズ一眼ミラーレス「α7Riii」。
新調したレンズはGマスターの「FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM」「FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM」の二本。
後者の「FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM」を使って星空とマッターホルンを狙ってみました。
ツェルマットの集落の南側から星空マッターホルンを撮影
撮影地点はツェルマットの南側(Zen Steckenstrasse沿い)。
ゴンドラリフトの駅の西に流れる川を渡り、5分程南側に歩くと街灯が一切なくなります。
目視でも分かるぐらいに星空が浮かび上がり、徐々に暗闇に慣れてきた目にはラスボスの居城のごとく、黒いマッターホルンが現れます。
22:00前後まで南側にオレンジ色の強い光(ツェルマットを走る電気自動車用のためか?)があるため厳しいのですが、22:00を過ぎると照明が落ち、南側には邪魔な光源が無くなります。
撮影機材:ソニーα7RIII
レンズ:FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
設定:16mm、F2.8、25秒、ISO5000
上の写真はマッターホルンを中央に置き、縦に流れる天の川を強調するために縦で撮影してみました。
運よく、目視でも確認できた「流れ星」もアクセントになっています。
マッターホルンの左に見える青い光はゴンドラリフトの駅Furi。
撮影機材:ソニーα7RIII
レンズ:FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
設定:16mm、F2.8、25秒、ISO3200
こちらは天の川。
撮影機材:ソニーα7RIII
レンズ:FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
設定:16mm、F2.8、25秒、ISO3200
撮影地はこんな場所です。
時折電気自動車や自転車が通るため注意を払いつつ、真っ暗闇のため闇討ちされないよう常に周りを確認(観光地なので変な人は少ないと思いますが…)しながら撮影いたしました。
ちなみに二夜連続でトライしており、この記事に掲載の写真は全て2日目のもの。
1日目はマッターホルンの周囲に雲が覆っていたのですが、2日目に再チャレンジした際は雲ひとつなくこれ以上ないコンディションでした。
なお、この場所で星空撮影をする人は二夜とも自分だけでした。
撮影機材:ソニーα7RIII
レンズ:FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
設定:16mm、F2.8、25秒、ISO3200
日本人橋から星空マッターホルンを狙うのは厳しい
撮影初日のはじめは俗に言う「日本人橋(日本人のツアー観光客がマッターホルンを見るために集まる橋としての愛称、キルヒ通りKirchstrassse)」から星空とマッターホルンを狙ってみましたが、周囲にレストランや街灯などの光源が多く、上手く撮影できません(日本人橋から撮影する人は2人程見かけました)。
日本橋から先述した撮影地点までは片道徒歩10分程度です。
逆さマッターホルンの映る湖 Riffelsee(リッフェルゼー)
ゴルナーグラート鉄道 Gornergratbahn(スイス)