マッターホルンの山麓にあるスイス ツェルマット(Zermatt)の町。
紅葉が美しい秋の時期。
観光客も少なくのんびりとした雰囲気の中、スナップ写真を撮影しながらツェルマットの町を散策します。
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ツェルマット町歩き
チューリッヒから「約3時間の鉄道旅」でツェルマットまで移動。
ツェルマット駅に到着した頃の天気は雨模様でしたが、ホテルに到着し休憩していたところ、少しずつ天候が回復の兆しを見せました。
ホテルにこもっていても仕方がないので、一眼レフカメラを持ち出してツェルマットの町を散策します。
ホテルの目の前にある通称「日本人橋」から下に目を向けると、一面に墓地が広がっていました。
この墓地に眠るのは、マッターホルン登頂に挑戦し、亡くなられた方々。
お墓の足元にあるのは、遺品と思われるピッケルやお供え物の登山靴です。
ツェルマットの教会と小動物マーモットの像。
ツェルマット、グリンデルワルトともに、今回の滞在ではマーモットに遭遇する機会に恵まれませんでした。
マーモットの真似をする天使、現る。
教会前のキルヒ広場からオーバーウルフ通りを南側に進んでいくと、やがて道行く人もまばらに。
この日の日中、マッターホルンは一切その姿を見せることはなく。
ただその分、翌朝ホテルのバルコニーから暗闇の中にマッターホルンの輪郭を確認できた時は、感慨深いものがありました。
このあたりは起伏やカーブがあり、曲がり道の先にどんな景色が見えてくるのか?期待に胸を膨らませながら歩みを進めます。
時折、坂道の中腹から見える遠景が素晴らしい。
標高3,089mのゴルナーグラート駅から下りてきたゴルナーグラート鉄道も見えました。
» ゴルナーグラート鉄道 Gornergratbahn(スイス)
ミルクブルーの美しい色をした川沿いに、秋色がたっぷりと詰まった草木を発見。
ツェルマットの町の西側の丘へ。
観光客がほとんどいないエリアなので、ゆっくり撮影するにはちょうどよいエリア。
再び町中の方に戻ってきて、ツェルマット駅からまっすぐ南に伸びるバーンホーフ通り(Bahnhof)。
ツェルマットの目抜き通りです。
ゆっくり食事ができるレストランはもちろん、クレープ屋さん、ソーセージ、ジェラートといった軽食もあるので、小腹が減ったら軽く食事をするのもよいでしょう。
駅前のコープで水や食料を買いこむ。
マッターホルンが描かれたツェルマットビールもコープで購入。
一日の終わりに暖かい部屋でキンキンに冷やしたビールを飲むのも楽しみのひとつ。
まだ10月とはいえ、夜は最低気温が2℃近くまで下がるツェルマット。
夕食はチーズフォンデュをいただいて身体を温めます。
こちらはトマトチーズフォンデュ(CHF29)。
トマトの酸味が濃厚なチーズとよく合います。
パン、ポテトだけでなく、フルーツも付けて食べるのがこのお店流。
ホテルの客室に戻り、写真を現像しながらぬくぬくした後は「星空とマッターホルン」を撮影しに町の外れへ。
おわりに、今回は一部の写真をトイカメラ風に現像してみました。