茶屋街の景観を色濃く残す、金沢のひがし茶屋街(Higashichaya)を訪れました。
金沢 ひがし茶屋街 Higashichaya, Kanazawa
江戸時代、寺社で行われる芸妓や茶屋で楽しむ人々で賑わっていた東山ひがしの周辺。
1820年、加賀藩が武家社会の治安を保つために「ひがし」の地域のみに限って茶屋町を公許し、卯辰茶屋町(Utatsu Chaya)・浅野川茶屋町(Asanogawa Chaya)呼ばれていたのが、この地の茶屋街の始まり。
ひがし茶屋街(Higashichayam)には独特の茶屋建築が残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
ひがし茶屋街の詳しい解説やモデルコースは金沢市の公式サイトをご覧ください。
www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10212.html
木虫籠
木製の格子、木虫籠(Kimusuko)。
中からは外を見通せるものの、外から中を覗き見ることができない構造。
二番町通りの柳
二番通りの西端に、一本の柳。
南面のひがし防災広場側より。
東西にまっすぐ伸びる二番通りを背景に入れても、絵になる。
小雨のつゆが伝わる柳の枝垂れ、石畳のしっとりとした感じも良い。
不むろ茶屋|加賀麩不室屋
二番通りの突き当たりにある加賀麩不室屋の茶屋、不むろ茶屋。
1865年(慶応元年)創業、加賀麩の老舗店。
釜揚げしら玉生麩。
熱々の白玉生麩を、きな粉と黒蜜にたっぷりとつけていただきます。
やさしい味ともちもちとした食感で、ほっこりする味わい。
華やかな金沢彩り麩が浮かぶ、温麩めん。
弾力がある麩めん(ふーめん)と薄口のおつゆがよく合います。
www.fumuroya.co.jp/shop-list/fumuro-chaya/
加賀棒茶 一笑
加賀棒茶 丸八製茶場の店舗、一笑(Issho)。
一番摘みの茎を焙じた「献上加賀棒茶」は香り・味ともに素晴らしく、他のほうじ茶では物足りなくなってしまうほど。
加賀棒茶はJR金沢駅構内や小松空港でも購入できるものの、ひがし茶屋にある店舗では、店内でゆっくりと焙じ茶・茶菓子を楽しむことができます。
金沢ゆかりのアーティストや作家さんの作品展も開催されており、今回の訪問時は九谷焼の陶芸家さんがつくった豆皿が展示されていたのでお土産に購入しました。
金澤金箔 箔一の金箔ソフト
銭湯「東湯」を改装した建物の中に入る金沢箔のお店、箔一。
金箔を巻いた金箔ソフトは、なかなかのインパクト。
ソフトクリームとしても美味しいです。
ひがし茶屋街の写真ギャラリー
浅野川大橋
ひがし茶屋街の場所・行き方・アクセス
「橋場町」バス停:徒歩約5分
「浅野川大橋」バス停:徒歩約5分