パリ市内を東西に流れるセーヌ川沿い。
2014年にノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)を訪れた時の写真を掲載しています。
ノートルダム大聖堂 Cathédrale Notre-Dame de Paris
パリを流れるセーヌ川・シテ島の東端にあるゴシック建築の教会、ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)。
パリ司教に選出されたモーリス・ド・シュリーの命により、1163年に建築開始。
約170年後に完成の時を迎えます。
1789年に起きたフランス革命により28体の王の彫像・尖塔が大きく破損。
1831年のヴィクトル・ユゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ(Notre-Dame de Paris)」がきっかけとなり、1844年に国王ルイ・フィリップの命により修理が組まれ、建築家ヴィオレ・ル・デュクによって復元されています。
2019年4月の火災により尖塔が焼け落ち、現在は修復工事により閉業中。
上記写真は2014年の訪問時に撮影した西側のファサードです。
2つのタワーは、左側のノースタワーが1240年、右側のサウスタワーが1250年に完成。
西側ファサードの中心にあるバラ窓。
1225年に作られたバラ窓は、直径9.60メートルにも及びます。
バラ窓の前には、聖母マリアと子供の彫像を二人の天使が囲う。
左右にある彫像はアダムとイブ。
欄干の下には、イエスとマリアの祖先である「ユダの王の彫像」が28体並びます。
その下には、3つのポルタイユ。
中央:最後の審判のポルタイユ(the Portal of the Last Judgement)
右側:聖アンナのポルタイユ(the Portal of Saint Anne)
左側:聖母マリアのポルタイユ(the Portal of the Virgin)
サン=ルイ島側から望むノートルダム大聖堂の後陣。
尖塔と後陣の上部は2019年の火災により焼け落ちてしまいました。
写真は2014年撮影。
バラ窓のステンドグラス
ノートルダム大聖堂のバラ窓のステンドグラス。
西側は9.6m、北側・南側はそれぞれ13mにもなる巨大ステンドグラスです。
北のバラ窓は聖母マリアと子供、南窓はイエス キリストと天使。
ノートルダム大聖堂の塔(展望台)
ノートルダム大聖堂の塔(展望台)。
387段の階段を上り、パリのスカイラインを望みます。
パリ市街を見下ろすガーゴイル(キメラ)の像は56体。
西側の眺望。
セーヌ川、エッフェル塔、ラ・デファンス。
北側の眺望。
丘の上にサクレクール寺院。
現在は亡き、ノートルダム大聖堂の尖塔。
ノートルダム大聖堂の場所・行き方・アクセス
RER B線・C線、メトロ4番線「サン・ミシェル=ノートルダム駅(Saint-Michel Notre-Dame)」から徒歩4分。
4番線「シテ駅(Cité)」徒歩6分。