金沢の近江町市場、金沢城公園まで徒歩圏。
三井ガーデンホテル金沢(Mitsui Garden Hotel Kanazawa)の宿泊記です。
三井ガーデンホテル金沢 Mitsui Garden Hotel Kanazawa
訪日観光客の増加に伴い、金沢駅東口側エリアの百万石通りには次々とホテルが開業しています。
三井ガーデンホテル金沢(Mitsui Garden Hotel Kanazawa)もそのひとつ。
2019年1月開業。全158室。
従来の日本のホテルには「これといった特徴がなくどれも似たり寄ったり」という印象があります。
一方、百万石通り沿いのホテルは、日本のホテルとは思えないほどに創意工夫を凝らした(少なくともホテルの外観やロビー付近を見る限り)ホテルが多い。
三井ガーデンホテル金沢も例に漏れず。
金沢のイメージを壊さない落ち着いたテイストの外壁。
客室には開口部の小さな縦長の窓を配置。窓の間には外壁をふかし、最上階まで伸びています。
1Fロビー横のルーバーフェンス。
柔らかな光を放つ、最上階部分の間接照明。
ざっとファサードを見ただけでも、随所にこだわりが感じられます。
1Fのレセプション・ロビー。
旅の高揚感を良い具合に優しく整えてくれるような、美しいデザイン。
三井ガーデンホテル金沢の公式サイトによれば、万華鏡のように広げた亀甲紋と加賀友禅から導き出した幾何学文様をミックスしたデザインだそう。
すべての光源を隠した間接照明も、ロビーに落ち着いた印象を与えます。
客室フロアの内廊下の非常口。
こちらにもアイストップのルーバーフェンスがありました。
モデレートダブルルーム Moderate Double
宿泊する客室は、モデレートダブルルーム(Moderate Double)。
広さは21.3㎡。
ホテルの客室の中で最もコンパクトな客室です。
ベッドルーム
お部屋の中に入り一際目を引くのは、ヘッドボードの和柄でしょう。
和紙のようなサラリとした肌触り。
間接照明に照らされることで、その凹凸が浮かび上がります。
ファサードのデザインにこだわった分、客室の窓の横幅は狭い。
バルコニーはありませんが、掃き出し窓のように床のレベルから窓になっているので、そこまで窮屈で暗い印象は受けません。
鼓からインスピレーションを得た照明のデザインも素敵。
バスルーム
バスルームは良くも悪くも日本のホテルらしいユニットバス。
トイレはTOTOウォシュレット。
アメニティ
歯ブラシや綿棒、シャワーキャップ、剃刀まで完備。
13Fの大浴場
13Fには大浴場も。
さすがに内部までは撮影できませんので入り口のみ。
ダイニング 能加万菜 万庭
1Fにはダイニングの能加万菜 万庭。
朝食はおばんざいビュッフェ、夕食はしゃぶしゃぶです。
今回は健康診断のために宿泊しているためこちらで食べることはありませんでしたが、客室に紹介がありましたので写真を残しておきます。
三井ガーデンホテル金沢の場所・行き方・アクセス
三井ガーデンホテル金沢は、JR金沢駅から徒歩17分。
タクシーの場合、JR金沢駅から乗車約8分。
バスの場合、JR金沢駅東口バスターミナル8番・9番乗り場から乗車8分、「南町・尾山神社前バス停」下車にて徒歩2分。
感想・総評
近江町市場、金沢城公園は徒歩圏。
百万石通り沿いは観光バスが多数通っていますので、金沢市内の観光拠点としては十分過ぎます。
外観・ロビー・客室に見られる、要所要所のデザイン・しつらえが印象的です。
訪日観光客の受けもよいのではないでしょうか。
従来の日本のホテルにありがちな安っぽい印象は、然程感じませんでした。
むしろお手頃な宿泊料金を考えれば、満足度は高いです。
デザインを重視した分、ロビーの腰掛け椅子の座り心地はイマイチだったりとマイナス面はありますが、このぐらい振り切ってしまったホテルがあっても良いと思います。
チェックアウトタイム11時は日本式。
できれば12時で頑張っていただきたいところ。
さりとて、それを差し引いたとしても、もし外国人の友人が金沢を訪れるなら宿泊先として推奨したいホテルです。
住所:〒920-0869 石川県金沢市上堤町1丁目22
電話番号:076-263-5531
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜11:00
ダイワロイヤルホテルD-Premium金沢 宿泊記|Daiwa Royal Hotel D-Premium Kanazawa