2012年12月にオープンしたバリ島ヌサドゥアのムリア リゾート(Mulia Resort)に4泊滞在してきました。
これからムリアリゾートに宿泊予約をされる方、あるいは既に予約済で現地の情報を知りたい方向けに、たっぷりの写真とともにリゾートやプール、レストランの情報をまとめます。
ムリア リゾート バリ Mulia Resort Bali
ムリア リゾート(Mulia Resort)は、2012年12月にバリ島のヌサドゥアにオープンした大型リゾートホテルです。
https://youtu.be/oodqQPjaj8s
- ザ ムリア(The Mulia)
- ムリア リゾート(Mulia Resort)
- ムリア ヴィラス(Mulia Villas)
の3タイプに分かれており、ムリア ヴィラスは1ベッドルームで500m2超プライベートプール付きののラグジュアリーヴィラ、ザ ムリアはラグジュアリーホテル、ムリア リゾートはスタンダードランクのホテルリゾートとなっています。
マップ
広大な敷地には、プールやレストラン、カフェ、バー、フィットネスが点在しており、リゾートだけで一日過ごすことも可能です。
レセプション
ムリアのチェックインは15:00、チェックアウトは12:00。
成田ーバリの直航便であれば、デンパサール空港に夕方到着のため問題ないですが、乗り継ぎ便利用で午前着のフライトだと、チェックインまで時間を持て余します。
リゾートの敷地内についてはWiFiが無料(客室は有料、詳細は後述)なので、インターネットに接続して観光情報を得たり、レストランやハイティーで時間をつぶすなどして過ごすのがよいと思います。
日本人観光客が多く訪れるホテルのため、日本人のスタッフもいらっしゃいました。
ムリアグレンジャー
今回のお部屋は、ムリアグレンジャーです。
眺望はガーデンビューのため、リゾート内でも最安値のお部屋となります(ラグーンまたはオーシャンビューのお部屋の名称はムリアシグネチャー)。
ベッドルーム
ムリアグレンジャーのお部屋はゆったり57㎡。
大理石の床とふっくらとしたツインベッドが、贅沢な空間を演出します。
ベッドの脇には、オットマン付きのソファ。
ゆったりとしたお部屋なので、デスク周りも空間があります。
ウェルカムフルーツもいただきました。
甘さも酸味もなく、味は微妙でした。
バルコニー
南西向きのバルコニーは奥行きもゆったりでいいのですが、ガーデンビューの眺望はもはや「荒地ビュー」。
これをガーデンと呼ぶのはかなり無茶。
南側には広大な林が広がっており、他のリゾートホテルが所有権を持っているのかもしれません。
これならウッドフェイスのルーバーフェンスで目隠しをしてしまった方がいい気もする。
バスルーム
バスルームは固定と手持ちの2タイプのシャワー付き。
水圧は弱め。
さらにシャワーが壊れているのか、温度設定を下げても熱湯しか出てこず、熱湯風呂ならぬ熱湯シャワーでした。
泡立ちも香りも微妙なシャンプー&ボディーソープ。
サニタリースペースは、洗面台が2ヶ所。
鏡周りがゴージャス。
左側のガウンは無料で使用できますが、なぜか内側がモコモコと防寒仕様になってます。
エアコンでお部屋をキンキンに冷やさないと、使えないです。
綿棒などのアメニティが入っているボックスは、シンプルだけど装飾が可愛い。
バスタブにはお湯をためて、ゆったりバスタイムも楽しめます。
ただし、お部屋に案内いただいたスタッフの方のお話では「お湯が溢れた時に水を逃がすための排水口が小さいため、お湯を出しすぎると溢れて部屋まで流れてしまう」とか…。
トイレはTOTOのウォシュレット付き。
自動開閉&自動洗浄、コントローラもスリムタイプ。
ミニバー
ミニバーは、アルコールは2種類のみ。
ビンタンビール(70,000ルピア)とハイネケン(90,000ルピア)。
コカコーラやポカリスエットなどのドリンク類は55,000ルピア〜60,000ルピア。
他に、スナックやソイジョイが45,000ルピアです。
ミネラルウォーターは無料で、1日に計4本〜6本補充されました。
観光の際の水分補給は、すべてホテルのお水で足りてしまいます。
コーヒー、紅茶、ジャスミンティー、緑茶のティーバッグ(無料)があります。
お湯は電気ケトルで沸かして。
コンセント
コンセント形状はC型。
サイドテーブルの片側に2ヶ所、デスク脇に1ヶ所、ベッドルーム入り口脇に1ヶ所など。コンセントの数は少なくも多くもないといったところ。
Wi-Fi
Wi-Fiについては、リゾート内の敷地およびレストラン、プールなどでは無料で利用できます。速度も速く快適です。
客室のみ有料ですが、ムリアのメール会員に登録すると、無料で使えるとのことでした。
お部屋でも利用したい方は、チェックイン時にメール会員登録します。
プール
ムリアリゾートのプールは全4ヶ所。
- レディースコートヤードプール(Ladie’s Courtyard Pool)
- コートヤードプール(Courtyard Pool)
- スプラッシュプール(Splash Pool)
- オーシャンプール(Ocean Pool)
しかし残念なことに、この時は急遽オーシャンプールが「謎の工事」に入っており、黒いシートで覆われていました…。
レディースコートヤードプールは、夜はライトアップが美しい、女性の像が並ぶプールです。
バックには音楽がかかっており、リゾート気分を満喫できるでしょう。
人が集まってくると、アクアエクササイズが始まります。
1、2曲だけかと思ったら、1時間くらいやるのでびっくり(笑
レディースコートヤードプールの向こうは、一段下がった位置にあるコートヤードプール。
間にはプールバー(Pool Bar)があり、カウンターバーでビールやカクテル、モクテル、ジュースを注文できます。
コートヤードプールは、落ち着いた雰囲気のプール。
ひな壇状になった椰子の木陰には、ビーチベッドが配されています。
スプラッシュプールは、子供向けの浅いプール。
そして、ザ・ムリアの宿泊者のみが入ることのできる、インフィニティプール。
プールは半日もあれば、すべて満喫できてしまうと思います。
ビーチ
太陽が出て青空が広がると、ブルーとエメラルドグリーンが二層になった美しい海を眺めることができます。
海は遠浅ですが、海藻が浮いているためにあまり入る気はしません。
砂はジャリジャリしており、歩くと少し痛い。
小さなカニが巣を作って歩いているので、観察しながら歩くのもよいかも。
レストラン・バー
ムリアリゾート内のレストランでは、どの店舗でも日本語メニューが置いてあります。
ザ カフェ The Cafe
朝食のビュッフェは、ザ カフェ(The Cafe)。
ランチやディナーもいただけます。
カレーは、どれもハズレなく美味しい。
ナンにつけていただきましょう。
麺は、平麺やビーフン、きのこ、海老、パクチーなど、好みの具材を自分で乗せて、その場で茹でてくれます。
日によってスープのベースが違いますが、あっさりとした塩味は、日本人好みの味付けです。
お箸もあるので、ゆっくり召し上がれます。
そして、意外と美味しかったのがお刺身とお寿司。
ネタはもちろん、醤油とわさびもなんとか及第点です。
リゾートらしい、ウォーターメロンジュースも朝のドリンクにおすすめです。
ソレイユ(Soleil)
地中海&インドネシア料理のレストラン、ソレイユ。
この時、絶賛修復工事中のオーシャンプールの景色が残念なことあってか、自分たち以外誰もいませんでした。
ビンタンビールのショートサイズで乾杯!
65,000インドネシアルピア。
ホテル内の他のレストランでも、ビンタンビールはすべて65,000ルピアで統一されてます。
ナシゴレンカンプン(Nasi Goreng Kampung)。
スパイシーオムレツとエビのグリル、チキンが付いたセットです。
右下はインドネシア名物の辛味ソース、サンバル。
辛さを自分で調節していただけます。
115,000ルピア。
ナシチャンプル ムリア(Nasi Campur Mulia)。
グリルチキン、ビーフのマリネ、空芯菜のソテー、スパイシー小魚、豆腐の炒め物、ジャスミンライス添え。
一皿で贅沢にインドネシア料理を楽しめます。
125,000ルピア。
テーブルエイト(Table8)
中華料理のテーブルエイト(Table8)。
店内に入ると、どこかで見たような顔ぶれ。
清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀と妻の婉容?溥儀の鼻には、蜂が止まっています。
これが何を意味するのか?風刺画なのか?
ライティングや飾り付けされた小物も素敵です。
北京ダックは1羽488,000ルピア、半羽268.000ルピア。
上の写真は1人前98,000ルピアです。
カリッと揚げた海老マヨ。
158,000ルピア。
グツグツと石鍋で煮込まれた麻婆豆腐。
日本で食べる味とはまた違います。
シーフードを好みの調理方法で仕上げてくれるライブシーフード。
ロブスターや蟹、牡蠣、貝、シャコなどがあります。
今回は、牡蠣をガーリック蒸しで仕上げてもらいました。
パクチーの苦味も効いてます。
あまったスープは、ライスにかけて食べても美味しい。
牛肉と唐辛子の平麺焼きそば。
牛肉がたっぷり乗っていて、ボリューミー。
128,000ルピア。
江戸銀(Edogin)
この日までにホテル内のレストランを行き尽くしていたので、ランチで寿司・鉄板焼きの江戸銀(Edogin)に入ってみました。
そしたら、あまりの金額の高さに驚いた!これなら都内のホテルに入ってる鉄板焼きでいいじゃん!というぐらいに。
- 薩摩和牛コース:219,800ルピア
- 江戸銀コース:209,800ルピア
- 京橋コース:133,800ルピア
- 淀橋コース:128,800ルピア
- 築地コース:133,800ルピア
淀橋コースを選択。伊勢エビも牛肉も美味しかったです。
ただし、締めのご飯がチャーハンだったりと、よく分からない部分も。
金額は度外視!とにかく寿司や鉄板焼きが食べたい!という方以外は、行かなくてもいいと思います。
あくまでも欧米や中国人の方向け。
スパ
スパの予約をせずにバリに乗り込み、ホテル周辺のスパが予約でいっぱいだということが判明…ということで、急遽ホテルのスパを体験することに。
ホテルのスパの値段が高いことは分かってはいたのですが、やはり周囲の人気スパよりも2倍以上はしますね。
ちょっとケチって60分のクリームバスのみを体験してみました。
価格は600,000ルピア。
頭のマッサージはもちろん、背中や腕のマッサージもしてもらい、身体が軽くなりました。
クリームバスだけでも体験してよかったです。
スパの予約で困った場合は、ムリアスパでクリームバスだけでも予約・体験してみてはいかがでしょう。
ムリア リゾート バリの場所・行き方・アクセス
ムリアリゾートは、バリ島南部のヌサドゥアエリアにあります。
デンパサール空港からは、車で約20分です。
北のショッピングモール「バリコレクション」もタクシーで移動時間5、6分程度でした(タクシー料金は、ムリア→バリコレクション30,000ルピア、バリコレクション→ムリア70,000ルピア)。
感想・総評
リゾート内の雰囲気は良く、お部屋もゆとりの57m2でベッドがふかふか、レストランもどれも美味しく、ゆっくりと過ごすことができました。
残念だったのは、オーシャンプールが工事中だったことと、シャワーの温度設定が故障していた点、ガーデンビューの眺望ぐらいでしょうか。
日本のツアー会社がツアーを多数組んでいることもあり、日本人の方も多くお見かけしました。
次来る機会があれば、1ベッドルーム500㎡超のムリア ヴィラスに宿泊してみたいです。
住所:Jl. Raya Nusa Dua Selatan Kawasan Sawangan, Nusa Dua, Kuta Selatan, Benoa, Badung, Kabupaten Badung, Bali 80363
電話番号:+62 361 3017777
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜12:00