南翔饅頭店 上海豫園

南翔饅頭店 小籠包

上海の小籠包の名店、南翔饅頭店 上海豫園本店で食事をしました。

個人的に上海豫園店→西武渋谷店→上海豫園店と2ヶ月の間に立て続けに訪問しており、小籠包を食べた感想や混雑具合をまとめたいと思います。

南翔饅頭店 上海豫園

南翔饅頭店 上海豫園

1900年に創業、上海の豫園老街にある小籠包の名店、南翔饅頭店(なんしょうまんとうてん)。豫園老街の中心部、周囲には豫園、九曲橋のある立地のため豫園観光と合わせて訪れる方も多いのではないでしょうか。

南翔饅頭店 上海豫園 入り口

豫園本店は1階がテイクアウト、2階が簡易食堂、3階がレストランです。日本人に人気のお店らしく、メニューは日本語のメニューも用意されていますし、店員さんも英語慣れしていますので注文も簡単です。

中国茶(1位、5.0CNY)を飲みながら小籠包を待ちます。注文した中国茶は日本の緑茶に近い味です。複数人であればポットのお茶を注文するとよいと思います(1壷、48CNY)。

南翔饅頭店 上海豫園

南翔饅頭店 小籠包

肉入り小籠包(6個入り、35CNY)。小籠包の生姜は別料金(1份、1.0CNY)。

1回目に上海豫園店を訪れた際に食べたときは、あまりに小籠包が美味しくて衝撃を受けました。南翔饅頭店の小籠包は肉がゴロッと入っており(表現が難しい、小籠包の肉が丸くて大きいという方が正しいか)、肉の旨味がしみわたるスープもたっぷりで美味しかったです。台北の京鼎小館、鼎泰豐、メインランドで主に展開する金牌小籠、あとは時々新宿高島屋の鼎泰豐で小籠包を食べますが、同じ小籠包でも別ジャンルといった印象を受けます。

が、日本に帰国後、渋谷の西武渋谷店を訪れた時は豫園で食べた時の感動は一切なく。さらに、翌月再度上海豫園店を訪れた際に食べた時は、スープが少なくかなり微妙。混雑していて蒸し時間が足りなかったのか?理由はよくわかりませんが「誰が作っているか?お店のコンディション」により味がかなり変わる印象を受けました。

蟹味噌入り海老揚げ(1只、10CNY)。蟹味噌と海老の味のスープが想像以上にたっぷりです。

あっさり味の、上海の伝統スープ(1壷、28CNY)。

蟹味噌スープの入った饅頭にストローを突き刺し、中のスープを吸うという…、その姿を見るとなんとも言えないメニュー(1份、78.0)。美味しいけど量も多くないですし、記念程度であればよいかもしれません。あくまでも上海の観光客向けメニューのようで、渋谷西武店には置いてありませんでした。

メニュー(一部)

南翔饅頭店 メニュー

※クリックで拡大します

南翔饅頭店 メニュー

※クリックで拡大します

座席の取り方・混雑

5月のGWを訪れた時は平日のランチタイム後だったこともあってか行列もなくスムーズに3階のレストランへ。すぐに座席に案内してもらえました。

混雑でテーブルの取り合いになっている2階

ところが再度6月を訪れた際は「日曜日のお昼時」だったため観光客で溢れ、大混雑。そういえば以前他のサイトで「座席の取り方」…という記事を見たな…と思いつつ混雑する階段を上がり2階へ行くと、案の定「テーブルの取り合い」になっていました。しかし、2階はレストランではありません。

レストランは3階にあります。3階は日本のファミレスなどと同様に「行列」ができており、順番待ちになっています。割り込みもありませんし、行列にさえ並べば座席の取り合いなどということはありませんでした、ご安心を。

30人程並んでいましたが、3階のレストランは広いので20分程度並べばお店に入れます。

南翔饅頭店 3階

南翔饅頭店の場所・行き方・アクセス

南翔饅頭店 上海豫園本店の場所は、地下鉄10号線豫園駅1番出口から徒歩7分。豫園本店以外にも浦東新区、南京東路、南京西路にも店舗あり。

おわりに

正直、一度目に上海豫園で食べた時の小籠包の味であれば「台湾の小籠包とまた違う美味しさを上海の南翔饅頭店でぜひ!」という感想に。西武渋谷店で食べただけであれば「これなら別に上海で食べなくても…」。再度上海豫園を訪れた時の味であれば「台湾の小籠包の方がスープがたっぷりで美味しい」というコメントを残すと思います。

再度上海豫園店を訪れた時に食べた小籠包のスープの少なさの原因が「蒸し時間≒混雑」であるとするならば、平日の空いている時間帯に食べに行く方がおすすめ…といったところでしょうか。


Hakkasan Shanghai
Hakkasan Shanghai(上海外灘 ミシュラン獲得の広東料理)