船から飛行機を撮影しよう!
旅行が好きなこともあり羽田空港を訪れる機会が多いです。しかし、離発着する飛行機を見て撮影してみたいなーと思うものの、これまで飛行機撮影にチャレンジしたことはありませんでした。
今回、羽田空港や東京ゲートブリッジ、コンテナ埠頭の周りを周遊するクルーズ、羽田空港飛行機・東京ゲートブリッジ・コンテナ埠頭見学クルーズに参加してみました。
羽田空港飛行機・東京ゲートブリッジ・コンテナ埠頭見学クルーズ
今回参加したクルーズは、ジール(Zeal)のクルーズツアー、羽田空港飛行機・東京ゲートブリッジ・コンテナ埠頭見学クルーズ。
今回のクルーズのルートマップです。所要時間は2時間30分の長旅となります。
天王洲ヤマツピアを出航し、東京モノレール沿いを南下。大田市場と京浜島の間を抜けて東京湾へ。羽田空港のB滑走路とC滑走路の脇を通ります。東京ゲートブリッジの目の前まで行った後Uターン、国際展示場や豊洲新市場を眺めつつレインボーブリッジを通過、品川埠頭のコンテナの横を進み、天王洲ヤマツピアに到着です。
天王洲ヤマツピア
出航場所は天王洲ヤマツピア。東京の西側に住んでいる人にはやや行きづらいかも。天王洲ヤマツピアの最寄り駅は以下の3つ。
- 東京モノレール「天王洲アイル」駅南口徒歩5分
- りんかい線「天王洲アイル」駅B出口徒歩5分
- 京浜急行「新馬場」駅徒歩8分
わたしは品川から京浜急行に乗り換え、新馬場駅(しんばんば)から山手通りを東に歩いて向かうことにしました。
現地周辺に着くものの、天王洲ヤマツピアを示す目立った看板はありません。
新東海橋に到着すると、船が桟橋に停泊しているのが見えます。ここが天王洲ヤマツピア。
今回乗船する船はジークフリート号。51人乗りの船です。乗船の順番は先着順ではなく予約順となります。
人気の屋外デッキでは四方を360℃見渡せます。出発直後はデッキ前方に人が集中しますが、前方以外も景色を堪能できるので焦る必要はありません。
船には運転手の方以外にスタッフの方が1名いらっしゃり、周辺に見える建物の豆知識を教えてくれます。また、ビールやコーヒーなどの販売もしているので、天気のいい日は飲みながらの鑑賞も楽しいでしょうね!
船内にもテーブルと座席が用意されていますが、誰もいません。皆さん荷物置き場として利用されてました。
東京モノレール沿い
クルーズ船は東京モノレールの線路に並行して進みます。途中幾度とモノレールが通過するため、シャッター優先モードで飛行機撮影の練習をしました。
カヤックで遊ぶ方々を発見。いい天気なのでカヤックも気持ちよさそうです。
京浜大橋の下をくぐり、いよいよ羽田空港沖へ。
羽田空港&飛行機
フェリーは羽田空港のB滑走路とC滑走路脇を進みます。ビルや倉庫に囲まれていたエリアは暖かかったものの、沖に出ると風が通り抜けるので寒い。
スターウォーズ特別塗装機のANA機(ボーイング777-300)。フランクフルトへ向かう航空機です。Good Luck!
C滑走路を飛び立つロンドン行き離陸直後のJAL機(ボーイング777-300)。よい旅を!
東京タワーを中心にフジテレビ、レインボーブリッジ、観覧車。東京ゲートブリッジに向かう途中にて。
東京ゲートブリッジ
東京ゲートブリッジ(Tokyo Gate Bridge)。恐竜橋とも呼ばれる武骨なデザイン。
実は、東京ゲートブリッジは徒歩で渡ることもできるんですよね。ただし、徒歩で渡れるのは北側の若洲海浜公園側から南側まで。奥が行き止まりなので折り返す必要があります。
豊洲新市場
何かと話題の豊洲新市場。
レインボーブリッジ
竹芝の客船ターミナルには、伊豆大島行きのジェット船もとらえることができました。
東京タワーの向こう側には新宿のドコモビルが微かに見えます。
レインボーブリッジは下を通過するので船ならではのダイナミックな写真も撮影できます。
羽田沖で漁を終えてきたと思われる漁船です。羽田沖では江戸前の新鮮な魚介類を釣ることができます。
品川埠頭
品川のコンテナ埠頭にはパナマ船籍が停泊しており、クレーン作業を覗き見ることができます。これまた船からでないと見れない光景です。
品川埠頭のガントリークレーン群、愛称キリンを眺めながら天王洲ヤマツピアに帰港です。
羽田空港飛行機・東京ゲートブリッジ・コンテナ埠頭見学クルーズの所要時間・料金
所要時間 | 2時間30分 |
料金 |
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感想・総評
今回のクルーズで一点残念だったのは、羽田空港の誘導灯脇で飛行機を撮影するチャンスがなかったところ。
その日の天候やコンディション・タイミングにもよるのかも…(といっても秋晴れで穏やかな陽気でしたが)しれませんが、ズームレンズを持っていたわたしはともかくとして、スマホやコンデジで飛行機を撮影しようとしていた方は、ダイナミックな写真を撮影できず、よりがっかりだったのではと思います。
ちなみに今回の撮影に使ったレンズは、キヤノンのEFS15-85mmレンズです。やはり遠くの離着陸をする飛行機も狙うなら、85mmでは物足りないです。
とはいえ、天気も良かったので風も心地よく、陸上からの景色とはまた違う東京ベイエリアの眺望を楽しめるクルーズでした。ご年配のご夫婦や小さいお子さんを連れたご家族連れ、わたしのように単独で参加している方もいらっしゃいましたよ。
クルーズは月に2回のペースで日曜日に開催しています。参加する場合は原則として事前予約が必要となります。