石垣島の最北端、平久保崎灯台(Hirakubozaki)へ。
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平久保崎灯台 Hirakubozaki, Ishigaki Island
石垣島の最北端にある平久保崎灯台(Hirakubozaki)。
琉球王国時代は「平久保遠見台」という名称で、船が近づいてきた時に狼煙(のろし)をあげて琉球王府に伝える役割を果たした場所でもあります。
現地解説では、琉球の正史『球陽(1743〜1745年に編纂)』にて「1644年に烽火の制度が創設された」との記載。
平久保遠見台と同様の番所は、先島諸島(八重山・宮古)に限らず沖縄本島周辺でも行われており、慶良間諸島 渡嘉敷島の赤間山でも烽火跡地を見たことがあります。
灯台の南側にある小高い丘の上から北方面を望む。
紺碧とパステルブルーのグラデーションが美しい。
こちらの写真は南側。
奥に見える稜線は石垣島の西部。
川平湾方面をズーム。
直線距離にして約23km南にあります。
西側。
東側の眺望。
平久保崎灯台の場所・行き方・アクセス
レンタカーによる平久保崎灯台までの所要時間目安は以下の通り。
石垣空港から31.6km、約42分
玉取崎展望台から16.3km、約24分
川平湾から40.6km、約57分
石垣フェリーターミナルから41.6km、約60分
一応路線バスも通っていますが、運行路線は「平野線」のみ。
バス本数は上り下りともに3本と少なく、レンタカーでの訪問を推奨します。