竹富島の観光見どころ Exploring Taketomi Island, Travel Guide

竹富島 あかやま展望台からの眺望

沖縄 八重山諸島にある竹富島(Taketomi Island)

赤瓦屋根や白砂の道が保全されている小さな島を、自転車で巡りましょう。

竹富島観光でしたいこと Best things to do in Taketomi Island

竹富島のブーケンビリア

竹富島(Taketomi Island)は、沖縄の八重山列島にある総面積約5.4㎡の島。
石垣島の離島ターミナルから竹富東港まで約15分でアクセスできます。

竹富島の中央部には、集落が3箇所あります。
それぞれ、西集落、東集落、仲筋集落。

竹富島の赤瓦屋根

赤瓦屋根、珊瑚石灰岩の石垣、白砂

竹富島のブーケンビリアと水牛車

集落には、伝統建築である赤瓦屋根の民家、珊瑚石灰岩の石垣が独特の町並みを形成。
集落内の道は白砂が敷き詰められており、島の景観が保存されています。

島に住まう住民の方々で景観を保護するための取り組みをしており、昭和62年には文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定。
町の条例でも「竹富町歴史的景観形成地区保存条例」を作り、竹富島の伝統的な景観を保存しています。

竹富島のブーケンビリア

レンタサイクルで島巡り

竹富島は「珊瑚礁が隆起」して生まれた島のため、島の中はいたって平坦。

レンタサイクルを借りて、島内のスポットを巡りましょう。

竹富島の民宿に宿泊する場合、民宿と提携しているレンタサイクル屋さんで借りるとレンタル料金が安いです。
例をあげると「24時間で1,000円」でした。

竹富島に宿泊しない場合は、水牛車観光(後述)でも自転車をレンタルできます。

新田観光の場合、
最初の1時間まで:300円
30分増すごとに:150円
4時間30分以上:1,500円

水牛車観光(新田観光、竹富観光) Water Buffalo Carriage

竹富島 新田観光

竹富島の集落内を巡る、名物の水牛車観光(Water Buffalo Carriage)。

竹富島の水牛車観光は、2箇所にあります。

  • 新田観光:(0980)85-2103
  • 竹富観光センター:(0980)85-2998

水牛車の料金:大人/1,200円、子供/600円
所要時間:30分

「新田観光」と「竹富観光」の水牛車で集落を周るルートは若干異なるものの、ブーケンビリアが両側に咲く場所はどちらも通ります。
どっちを選択するかは、お好みで良いでしょう。

竹富島の水牛車

水牛の種類は大きく分けて2種類、ヨーロッパとアジアの水牛。
今回運んでくれたのは、新田観光唯一のヨーロッパ出身の水牛「クロちゃん」でした。
アジアの水牛と比較すると、身体の大きさが約2倍あります。

案内ルートを記憶するため、何度も同じ道を通って特訓を行なっています。
道にも迷わず、内輪差も考えてカーブを曲がるので、石垣に衝突したりももしません、

冷たいシャワーが出る場所も覚えているので、シャワーの場所に近づくと、立ち止まって案内の方に水を出すように催促します。
その姿も、何とも愛くるしい。

竹富島 新田観光の水牛車 ポストカード

今回は新田観光の水牛車に乗り、記念のポストカードをプレゼントしてもらいました。

体験後は、水牛と記念撮影もできます。

あかやま展望台 Akayama Observation Deck

竹富島 あかやま展望台からの眺望

「なごみの塔」の北側にある展望台、あかやま展望台(Akayama Observation Deck)。
展望台は民家の屋上にあります。

現在は、建築協定により建築確認が下りるのが「平屋建てのみ」。
つまり、建築協定ができる前に建築した建物の屋上を展望台として利用しているというわけです。

竹富島の伝統的建築のひとつ、オレンジ色の屋根瓦を最も望める場所といっても良いでしょう。

竹富島 あかやま展望台からの眺望

竹富島 あかやま展望台からの眺望

竹富島 ブーゲンビレア

竹富島 あかやま展望台からの眺望

北側の生い茂る緑の先には、石垣島の稜線を望みます。

あかやま展望台
料金:100円

西桟橋

竹富島の西桟橋 Nishisanbashi, Taketomi Island

集落を西に向かい坂を下ると、西桟橋(Nishisanbashi)へ。

西の方角には、手前に小浜島、奥に西表島を確認できます。
北には石垣島。

竹富島は稲作が難しい環境のため、沖縄県復帰(1972年)前までは西表島まで船で渡り、田んぼを耕していたそうです。
その際には、マラリアのない由布島に田小屋を作り寝泊まりしていたとか。

竹富島の西桟橋から望むコンドイビーチ

南にはコンドイビーチ。


竹富島の西桟橋 Nishisanbashi, Taketomi Island
西桟橋で夕日鑑賞を(竹富島)|Nishisanbashi, Taketomi Island

コンドイビーチ Kondoi Beach

竹富島のコンドイビーチ入り口

木陰のトンネルを抜けて、煌めくコンドイビーチ(Kondoi Beach)へ。

竹富島のコンドイビーチ

海面の高さが低下した「干潮時」には、コンドイビーチの先に「もう一つの島」が現れます。

さすがに一眼カメラを持って行く勇気はありませんでしたが、水位は腰の高さぐらいまでなので、勇気さえあれば持っていけるかも。

水面を覗き込むとナマコが至るところにいるので、目を凝らしてゆっくり進みます。

竹富島の「干潮」「満潮」のデータを調べるには「tenki.jp」が一目で分かりやすく便利です。
10日分の予測が出ています。

www.tenki.jp/wave/10/50/223.html

竹富島のコンドイビーチ

なだらかな小浜島と、山がちな西表島。


竹富島のコンドイビーチ
竹富島 コンドイビーチ|Kondoi Beach, Taketomi Island

カイジ浜(星砂浜) Kaiji Beach

竹富島のカイジ浜 Kaiji Beach, Taketomi Island

カイジ浜(Kaiji Beach)
漢字では「皆治浜」で、別名は星砂浜。

その名の通り「星型の砂」が打ち上げられている浜で、2〜3分をかけて探せば1つぐらいは良い形をした星砂が見つかるでしょう。
ちなみに星砂とは、有孔虫の遺骸が砂浜に打ち上げられたものです。

カイジ浜の星砂

星砂を探す前に星砂見本をチェック。
お土産屋さんも隣接しており、星砂入りの瓶が300円で売られています。


竹富島のカイジ浜 Kaiji Beach, Taketomi Island
星砂を探そう カイジ浜(竹富島)|Kaiji Beach, Taketomi Island

アイヤル浜 Aiyaruhama Beach

竹富島 アイヤル浜への道

竹富島の集落から約1.5km。
東海岸に位置するアイヤル浜(Aiyaruhama Beach)へ。
鬱蒼とした緑の中を自転車で颯爽と抜けていきます。

竹富島 アイヤル浜への道

竹富島 アイヤル浜への道

竹富島 アイヤル浜

竹富島のアイヤル浜から石垣島を望む

日が沈みかけた、夕方に訪問。
浜からは石垣島を望みます。
アイヤル浜は遊泳禁止なので、ご注意を。

竹富島の場所・行き方・アクセス Getting There

竹富東港までは石垣島離島ターミナルから高速船で15分

石垣島から竹富島までのフェリー(八重山観光フェリー)

竹富島へのアクセス方法。
石垣島南部にある「石垣島離島ターミナル」から高速船に乗り、「竹富東港」まで約15分。
料金は大人600円、子供300円。

集落までは竹富島交通の循環バス「竹富東港巡回型線」

竹富島東港から集落までの循環バス乗り場

竹富東港から集落までは(有)竹富島交通の循環バス「竹富東港巡回型線」が出ています。

乗車運賃の目安は、新田観光まで200円、コンドイビーチ・カイジ浜まで310円です。

小さな島なので、集落まで徒歩で移動しても10分弱。
手荷物が少なければ、歩いて散策することもできます。

竹富島東港から集落までの循環バス時刻表

竹富島の民宿で一泊する場合、宿によっては送迎付きの場合があります。
竹富島に宿泊する場合は、事前に民宿に確認しておきましょう。
今回宿泊した「やど家たけのこ」は送迎付きでした。

竹富島に宿泊・滞在する Where to stay

やど家たけのこ 竹富島 宿泊記|Yadoya Takenoko

竹富島のホテル セール情報をチェック|Booking.com

MEMO

竹富島のTravel Mapは下記URL先に公開しています。
竹富島の観光地図(Googleマイマップ)

竹富島旅行で役立つサイトのリンク

ぱいぬしま(竹富町観光協会)
painusima.com/


小浜島 西大岳 ちゅらさんの碑
ちゅらさんの舞台、小浜島 観光の見どころ(沖縄・八重山諸島)

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竹富島 観光の見どころ(沖縄・八重山諸島)