夜のオンダリビアを徘徊する(スペイン)

オンダリビアの夜景 城壁

フランスと国境を接する町、スペイン バスク州のオンダリビア(Hondarribia)

日中はカラフルな建物を見ながらのバル巡りや旧市街散策も楽しい町。
オンダリビアの旧市街は城壁でぐるりと囲われており、城壁外周を徒歩で一周するのに30分もかかりません。

今回はスペインの歴史的建造物を改装したパラドールに宿を取り、人が少なくなった深夜0時前にオンダリビア旧市街を散策してみました。

夜のオンダリビアを徘徊する

パラドールデオンダリビアの夜景

まずは高台に位置するパラドール デ オンダリビア(Parador de Hondarribia)の客室から。
神聖ローマ帝国皇帝カール5世の古城を改装した素晴らしいホテルです。

小舟がゆらりと揺れるビダソア川の向こうはフランスのアンダイエ。

パラドールデオンダリビアの夜景

パラドールデオンダリビアの夜景

西側の広場Arma Plazaとパラドールの西面ファサード。

意匠もへったくれもない、絶壁。
こののっぺりとしたさまが実用性・防御を重視した要塞らしく、見上げて見る者に威圧感を与えます。

パラドールデオンダリビアの夜景

ライトアップされてより強調された、弾痕。


パラドールデオンダリビアから望むフランス国境(ビタソア川)の夜景
パラドール デ オンダリビア宿泊記|Parador de Hondarribia

北に目を向けてみる。

水面に光を映す一帯はフランス。
その奥にはかすかにビスケー湾の水平線が見えます。

オンダリビアの夜景 Iglesia de Nuestra Señora del Manzano

オンダリビアのオテル サン ニコラス ホテルの外観

広場の前に連なる、可愛らしい建物。
なんでも、川に浮かぶ船と同じペンキで塗ったものだとか。
日中にオンダリビアの新市街の方に行くと、赤、緑、青の美しい建物を見ることができます。

中央の青とピンクのパステルカラーが美しい建物はオテル サン ニコラスというホテル。
こちらのホテルの宿泊も検討しました。

パラドールデオンダリビアの夜景

パラドールデオンダリビアの夜景

パラドールオンダリビアの東側に回りこむ。

パラドールデオンダリビアの夜景

パラドールの目の前にある展望台(Mirador)からの眺望。

起伏のある町の中を歩く。

日中はヨーロッパらしい石畳を走る車の音が聞こえますが、さすがに夜ともなれば静かです。

オンダリビアのギプスコア広場(Gipuzkoa Plaza)

旧市街の北西部にあるギプスコア広場(Gipuzkoa Plaza)。

オンダリビアの夜景 路地

オンダリビアのSan Nicolás門

オンダリビアの夜景 La Puerta de San Nicolás

町の西にあるSan Nicolás門を抜け、市壁の外へ。

オンダリビアの夜景 城壁

オンダリビア西側の城壁。

パラドール同様、古傷を付けながらも堂々とそびえ立つ。

オンダリビアの夜景 La Puerta de San Nicolás

落下したらそれなりに大怪我をしそうな塀の上で三脚を立て撮影していたら、後ろにパトカーが。

一瞥するのみで再びファインダーを覗き撮影をしていたら、すぐにいなくなっていました。
あまりにも堂々と撮影しているので、不審に思われなかったのでしょう。

オンダリビアの夜景 城壁

オンダリビアの夜景 城壁

城壁の南西側。

こちらは砲撃で一部が崩壊しており、雑草だけでなくピンクの美しい花が咲いています。

オンダリビアの夜景 城壁

オンダリビアの夜景 Puerta de Santa María サンタマリア門

町の東南側にあるサンタマリア門(Puerta de Santa María)をくぐり、再び城壁の中へ。

ショーウィンドウの中に、バスク地方の民族衣装ベレー帽を被る人形。
映画のように、人がいない時は動き出しそう。

Gastroteka Danontzat

こちらは夕食時に撮影した写真ですが、オンダリビアにも美味しいレストランやバルがたくさんあります。

オンダリビアの夜景 Iglesia de Nuestra Señora del Manzano

再びパラドールの前へ。

お部屋に戻り、3時間弱の睡眠を取ってオンダリビアの朝焼けを狙います。


パラドールデオンダリビアから望むフランス国境(ビタソア川)の夜景
パラドール デ オンダリビア宿泊記|Parador de Hondarribia

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