JR札幌駅北口から徒歩3分、京王プレリアホテル札幌(Keio Prelia Hotel Sapporo)のホテル宿泊記です。
京王プレリアホテル札幌 Keio Prelia Hotel Sapporo
JR札幌駅北口から徒歩3分の立地にある、京王プレリアホテル札幌(Keio Prelia Hotel Sapporo)に宿泊しました。
札幌駅の北口には北海道大学があり、賑やかな南口側とは異なる落ち着いた雰囲気があります。
ホテルの建物の西側に接する「5丁目通」を南下して5分も歩けば、JRの高架をくぐって南口側に出られます。
ホテルから札幌駅北口地下歩道の出口まで徒歩2分のため、雪や雨の日でもそれほど苦労することなく札幌の中心部を移動できる立地と言えるでしょう。
京王プレリアホテルは京王グループ系列のホテルで、「前奏曲」の意味を持つ「prelude」に由来した「旅の前奏曲」をコンセプトとしたホテルです。
ファサードの意匠は、札幌市内の高層建造物の中においては群を抜いて優れていると感じます。
南東角に面する吹き抜けがあるロビーにてチェックイン。
総客室数は337室。
客室フロアは3〜17F。
1Fには朝食会場と兼用の宿泊者専用ラウンジ、2Fには大浴場があります。
コンフォートツイン Comfort Twin Room
宿泊する客室はコンフォートツイン(Comfort Twin)。
広さは23㎡です。
方角は西向きで、北海道大学、大倉山、手稲山、小樽方面を望みます。
ベッドルーム
窓際のワイドスパンのソファは、デスクの椅子と兼用。
限られたスペースを有効に活用した省スペース設計です。
デスクの引き出しの中には、折りたたみ式のデスク用照明が入っていました。
ナイスアイデア。
ドリンク類は、ドリップコーヒー、お茶のティーバッグの他、UCCのドリップポッドの用意があります。
ミネラルウォーターは500ml2本。
クローゼットに扉はなく、客室の入り口脇にコンパクトにまとまっています。
ルームウェア(パジャマ)はセパレートタイプ。
高層階15F・西向きの客室からの眺望。
眼下には北海道大学、遠景には大倉山ジャンプ競技場、手稲山、小樽市祝津方面の稜線を望みます。
バスルーム
洗面台はベッドルームと対面型になっています。
間仕切りできるスライド式ドアは、外側に空間の遊びが設けられているため、声が通りやすく空調を遮ることもありません。
丁寧な作りです。
アメニティ
シャンプー&ボディソープはパステルカラーが可愛い、京王プレリアシリーズオリジナル。
アメニティは木箱に入っており、男性と女性で中身が異なる配慮まで。
朝食 Breakfast
朝食は、フランス料理最高峰の称号のひとつ「レ・ディシプル・ド・オーギュスト・エスコフィエ」を持つ総料理長が総監修。
契約農家から仕入れた北海道産食材を多数使用しており、ビュッフェとライブキッチンが融合しています。
質に重きを置いて点数を絞ったメニューは、ひとつひとつにこだわりが感じられます。
宮北農園の根菜と鶏肉のプレート。
海と畑の一皿。
盛り付けも綺麗で、朝食で出てくるクオリティとは到底思えません。
お米は赤井川村のブランド米「ゆきさやか」と「ゆめぴりか」。
旬の素材にもこだわっており、この時は根室地方の名産「花咲蟹の鉄砲汁」がありました。
ブランド卵の「美々の雫」と道産牛乳を使用したプリン、北大牛乳を使った牧草ロールケーキ、ほおずきを使った最中。
スイーツも充実しています。
ライブキッチンでは、十勝チーズのラクレットまで。
温野菜はもちろん、北海道産です。
かぼちゃのスープも、楽しさをプラスする一工夫。
京王プレリアホテル札幌の朝食は、頭ひとつ抜けていますね。
「北海道産」と「旬の食材」にこだわったメニューを楽しめます。
宿泊者専用ラウンジ
朝食会場は、朝食以外の時間帯に「宿泊者専用ラウンジへ」と変わります。
ホットコーヒーをいただきながら小休憩もできますし、簡単なPC作業であればラウンジで集中してお仕事をするのも良いでしょう。
その他館内施設
2Fには大浴場があります。
内部の撮影は不可のため文章のみでの説明にはなりますが、お風呂の空間は広く浴槽は大きいため、混雑時でもパーソナルスペースを守りながらゆっくりくつろげると思います。
札幌のホテルでは珍しい、フィットネスジムも。
京王プレリアホテルの場所・行き方・アクセス
JR札幌駅北口から徒歩約3分。
感想・総評
札幌駅北口は大通・すすきのからは離れているものの、その分JR札幌駅まで徒歩3分と至近、かつ静かなエリアでもあります。
北大にも近いので、秋には北大銀杏並木の散策もぜひ。
外観ファサード・デザインについてはインバウンド向けに量産されたホテルとは一線を画しており、特に客室の内装については外資系ホテルの一ブランドのような佇まい。
訪日観光客も満足する空間に仕上がっています。
住所:〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西4丁目11-1
電話番号:011-205-8111
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜11:00