ラオスの古都ルアンパバーンを一望できる、プーシーの丘(Mount Phou Si)へ。
プーシーの丘 Mount Phou Si
ルアンパバーンのロイヤルパレスや主要な寺院が立ち並ぶSisavangvong Roadの南西側にある小高い丘、プーシーの丘(Mount Phou Si、Phou Si Stupa)。
西側の方角には、悠久のメコン川と沈む夕日を。
北東方向にはルアンパバーン空港、東側は山の向こう側から昇る朝日を望むスポットです。
最頂部に建つのは、金色のタート・チョムシー。
1804年、King Anouratの時代に建てられたもの。
ルアンパバーンの町のあらゆる地点から視界に入ります。
プーシーの丘へのルートは2種類。
- ロイヤルパレスの東南側に面する通りSisavangvong Roadのにある階段を上るルート
- Wat Siphoutthabathの隣から上るルート
今回は前者のルートから上ってみました。
合計「328段」の階段を上ることになります。
プーシーの丘のチケット料金・入場料
プーシーの丘の入場料は1人20,000キープ。
プーシーの丘の最頂部
328段の階段を上り、頂上へ。
段数の数字を見ると大変な気がするものの、上ってみると意外とあっさりしたものです。
気温の高い夏季であれば結構辛いかもしれませんが、今回は快適で過ごしやすい12月の訪問だったため苦になることもなく。
今も昔もルアンパバーンの景観を作る要素のひとつであるメコン川。
今から100年、200年前も川沿いの雰囲気や山の稜線はほぼ変わらないのでしょうね。
なにせ、川に架かる橋が竹製なぐらいですから。
天気が良ければ、メコン川の向こう側の稜線の先に沈む美しい夕日が見れるそうです。
こちらは北西方向。
ルアンパバーン国際空港の小さなターミナル、滑走路、ラオ航空の機体が見えます。
そこから視線を東の方角に向けると、Nam Khan River。
最終的にメコン川に注ぎます。
奥に見えるのは、金色のWat Phon Phao。
レンタサイクルを使って行く人もいるのだとか。
東南側。
少しずつ彩度の異なるテラコッタの屋根と緑が入り混じり、背景として撮影するなら一番映えそうです。
この風景の中にソフィテルルアンパバーンの敷地があるはず…。
南側。
手前の建物はホテルのアバニ+ ルアンパバーン。
ホテル側からもプーシーの丘がよく見えます。
プーシーの丘の場所・行き方・アクセス
おわりに
ほぼ360℃を見渡せるルアンパバーンの丘からは、コンディションさえよければ美しい朝日と夕日が望めるはず。
しかし今回は、曇天の上にマジックアワーの時間帯の空もイマイチな表情でした。
次にルアンパバーンを訪れた際は、プーシーの丘から美しい朝日と夕日を撮影してみたいです。
補足ですが、プーシーの丘へ続く階段には街灯が一切ありません。
夕日が沈み、マジックアワーの空を目に焼き付けたら、早めに切り上げて下山した方が良いでしょう。
プーシーの丘から階段を下ると、ロイヤルパレス敷地内にあるライトアップされたHaw Pha Bangが目に留まります。
そして、その手前にはルアンパバーン名物のナイトマーケットが盛り上がりを見せていました。
夕日鑑賞の後は、ナイトマーケットでラオスのお土産を探してみましょう。