パラドール デ アビラ宿泊記|Parador de Ávila

パラドールデアビラ

世界遺産 城壁の町アビラの宿をどこにするか迷ったあげく、トレドでも宿泊したスペインの名門ホテル パラドール デ アビラ(Parador de Ávila)を予約しました。

今回は、パラドール デ アビラの宿泊記を写真たっぷりでお届けします。

パラドール デ アヴィラ Parador de Ávila

パラドールデアビラ 外観

パラドールデアビラ エントランス

パラドール デ アビラ(Parador de Ávila)は城壁の町アビラにあるスペインのパラドール(Paradores)が運営する四ツ星ホテルです。

アビラの城壁と一体化するかのような立地と、歴史を感じる調度品・内装で、訪客を中世の世界に誘います。

パラドールデアビラの建物も例にもれず「Palacio Piedras Albas」という宮殿を改装したホテルになっており、その名はパラドールデアビラ内のレストランに引き継がれています。

フルールドリスがデザインされた壁が可愛い。

スーペリア ツインルーム Superior Twin Room

ベッドルーム

パラドールデアビラ お部屋

お部屋のベッドの向きや小窓の配置や床のデザインがトレドのパラドールのお部屋にそっくりです。

この落ちついた雰囲気が、高級ホテルチェーンにはないパラドールならでは。
城壁の町からホテルの室内まで空間というか空気感がシームレスで、中世に迷い込んだかのよう。

WiFiは無料。
チェックインの際に渡されるマップに記載のパスワードを入れて使えます。

バスルーム

パラドールデアビラ バスルーム

パラドールデアビラ バスルーム

バスルームは白とグレーの組み合わせで清潔感があります。
香りのいいバスアメニティも他のパラドールと同じです。

ミニバー

パラドールデアビラ ミニバー

ミニバーの価格はCerveza(Beer)€2.65、Aqua(Water)€2.25など。トレドのパラドールと同じ値段なのでスペインのパラドールはすべて料金が統一されているのかも?

パラドールデアビラから歩いて3分の広場Plaza del Mercado Chicoに行けばスペインでは珍しい自動販売機があります。
アルコールでなければ広場でミネラルウォーターを買うのもありです。

レストラン

パラドールデアビラ レストラン

アビラに到着したのが19時過ぎで、ホテル到着が20時過ぎ。
どうしてもアビラ牛のステーキ「チュレトン(El Chuletón de Ávila)」が食べたくて、ホテルのレストランでいただくことに。

パラドールデアビラ レストラン アビラ牛

Chuletón de Parador de Ávila

アビラ牛のステーキは1.0kg。1人で食べきれるか心配ながら、気さくな店員さんと相談した結果注文!
がっつりといただきました。

アビラの牛肉は白身が少なく赤身がメイン。
塩のみのシンプルな味付けで美味しかったです。

アビラでチュレトンを食べたのはパラドールだけなので比較できないのが残念ですが、次回アビラを訪れた時は町中のチュレトンのお店を食べ歩いてみたいです。

アミューズではポテトとパプリカ、ベーコンを使ったPatatas revolconas de Ávilaもいただきました。

パラドールデアビラの場所・行き方・アクセス

パラドールデアビラはアビラ城壁の北端中央に位置しています。

パラドールデアビラから城壁外へアクセスできる最寄りの門は徒歩2分のプエルタ デル カルメン(Puerta del Carmen)で、城壁の外に出ればリズミカルに並ぶ城壁の見張り塔と緑の芝生の美しい景色が広がり、思わず息を飲みます。

アビラの城壁 夜景

外から城壁とプエルタデルカルメンを望む。
夜も23時頃だったので、少しだけ散歩しようと思って歩き出したらあまりの美しさに歩を止められなくなりBasílica de San Vicenteまで歩いてしまいました。

アビラの城壁は東西南北すべてぐるりと一周しましたが、パラドールデアビラ側つまり北側の城壁が一番美しいです。

パラドールデアビラ マップ

パラドールデアビラはRenfeのアビラ駅から徒歩22分、バスターミナルからは徒歩23分です。

手荷物がある場合には足元が石畳であることも考慮すると約30分くらいかかります。

つまるところパラドールデアビラのデメリットは駅距離ですが、美しい城壁内に宿泊する心地よさを知れば駅距離を気にすることななどまったく無駄であることが分かります。

感想・総評

パラドールデアビラ、すっかり気に入ってしまいました。
もし1週間ぐらいホテルのお部屋にこもって仕事をするなら、アビラ、そしてパラドールデアビラを選びたい。

お部屋でのWiFi接続はもちろん無料なので、オープンである外部の情報(インターネット)には自由にアクセスできる、繋がっている。
他方、城壁に囲まれていて物理的に守られている感が心地よい。
加えて、フロントからお部屋までのルート(階段)が複雑な感じも、普通の町なら面倒だけれども城壁に囲まれているアビラなら逆にあり。

この町、そしてこのホテルに泊まらないと実感できない感覚かもしれません。

また、移動の連続で疲れ果て夜に到着したホテルのレセプションで、¡Hola!と挨拶を交わした直後に名前を言われたのには驚きました。
アビラはトレドやセゴビアと比較すると東洋人の観光客が少ないため顔を見ただけで分かったのでしょうけど、こういう気遣いは心に刺さりますね、やはり嬉しいものです。

予約前はアビラ駅前のレイナイサベルと迷いましたが、実際にパラドールデアビラに泊まってみてパラドールを選んで良かった!と思います。
翌日はチェックイン後フロントに手荷物を預け、周辺の修道院やカテドラル、クアトロポステスまでたっぷり観光できました。

住所:Marqués de Canales y Chozas, 2, 05001 Ávila
電話番号:+34 920 21 13 40
チェックイン:14:00〜
チェックアウト:7:00〜12:00

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アビラの城壁 夜景
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