ハワイ島東部ヒロにあるレインボーフォールズ(Rainbow Falls)を訪れました。
レインボー滝(Rainbow Falls)
レインボーフォールズ(Rainbow Falls)はハワイ島東側のワイルク川(Wailuk River)にある滝です。高さ24メートルから落ちた水は溶岩の洞窟下へ落ちてしぶきをあげ、晴れた日には運がいいと虹が観れるそう。虹を見れる確率が高いのは「9:00〜11:00」とのことで10:00を訪れましたが、結局虹は架かりませんでした。
川の水量により水しぶきの大きさも変わるため、直近の雨量も虹を見れるか否かの大きなポイントのようです。そもそも虹はどのぐらいの確率で見えるのか?という話ですが、Instagramで「#rainbowfalls」のハッシュタグを付けて検索してみると、虹の映る写真はほとんどなし!虹が見れる確率は相当低そうです。
レインボーフォールズの伝説 The Battle of the Wailuku River
レインボーフォールズは現地の言葉でワイアヌエヌエ(Waianuenue)といい、この地に伝わる「伝説」が現地の看板で紹介されていました。
溶岩洞窟にはMauiの母親であるHinaが住んでおり、Hinaは樹皮を叩いて作った布「カパ」を作って生活していた。
ワイルク川に住んでいた巨大なトカゲ「Kuna Mo’o」は丸太を落として彼女の邪魔を図っていたが、洞窟の中は安全だった。
しかしある夜嵐が来た際にKuna Mo’oが巨大な石を落とし、洞窟の中は氾濫する。
助けを求めるHinaの声を聞いたMauiは、マウイ島からカヌーに乗りハワイ島のヒロまで向かい、こん棒を使って堰き止めらた岩の周辺に水路を作り、ワイルク川に水の流れが戻った。
Mauiに追われたトカゲKuna Mo’oは川に逃げ込んだが、Mauiは火山の女神Peleを呼び川を沸騰させてKuna Mo’oを川から出し、レインボー滝の上で戦う。
Mauiのこん棒で殴られたKuna Mo’oはレインボー滝から落下し、自らが置いた岩と丸太に当たり絶命した。
ワイルク川の伝説の舞台、Mauiと大トカゲが戦ったレインボーフォールズの上流は階段からアクセスできます。
奥に進んだ先にある巨大なバニヤンツリー。レインボーがない滝よりも、むしろこっちの方が迫力あり?
レインボー滝の場所・行き方・アクセス
今回のハワイ島旅はコナ側のヒルトン ワイコロア ビレッジに宿泊しました。コナからヒロまでは
- マウナケアの横を抜けていく中央ルート
- HI19をひたすら進む北回りのルート
があります。今回はコナ空港で借りたレンタカーでHI19を使って北回りのルートで向かい、コナからヒロまでの所要時間は約1時間30分でした。
レインボー滝の前に駐車場があり、無料で利用できます。わたしが到着した10:00は空きがありましたが、10:30頃には埋まっていました。長居するような場所でもないのですぐに空きは出ます。
この後、車で10分走りビッグアイランドキャンディーズでクッキーを買い、再度ヒロの市街地まで戻ってPineapples Island Fresh Cuisineでランチとしました。
住所 | 40 Rainbow Dr, Hilo, HI 96720 |
電話番号 | +1 808-587-0320 |
料金 | 無料 |