トレド大聖堂の北側の通りにあるレストラン、アドルフォ(Restaurante Adolfo)で夕食を食べましたので記事にまとめます。
アドルフォ(Restaurante Adolfo)
トレドでの夕食は日本のガイドブックでは紹介されていない&日本人があまり訪れたことのない店を選んでみたかったので、事前に色んなサイトで情報収集しました。
今回選んだのはアドルフォ(Restaurante Adolfo)。トレド大聖堂の北側にあり真っ直ぐ進むとソコドベール広場まで辿り着くというCalle Hombre de Palo(オンブレ デ パロ通り)にありますが、レストランの入り口が奥まっており、たまたま見つけて入る…ということは皆無といえる立地です。
予約を入れていなかった&お腹が空いていたので20:00ぴったりに入店。
スペイン有数のワインの産地、リオハ州(Rioja)の白ワイン。
外がカリカリで中がしっとり!まずは作りたてのパンの美味しさに驚きました。オリーブオイルはトレド産のオリーブを使用しているそう。
今回の食事ではトレド出身の店員さんマイケルが親切に色々教えてくれました。
薄く揚げたかりんとうのような甘味&トマトソースと、カツオとレタスに酸味の効いたソースがかかったエントレメセス。
りんごやパイナップル、ラ フランスなどの果実を揚げたチップス。
前菜はキングプラウン&野菜のピスタチオソース仕上げ。
バレンツ海のタラ「スクレイ」のブラックガーリックソース。
この旅ではトレド名物のお菓子マジパンを食べていなかったのでデザートで注文。砂糖が多いのかシャリシャリしていますが、バニラアイスとの相性がよくペロリ。
さいごにボデガス オリバーレス ドゥルセ モナストレルという甘口のワインをいただきました。ムルシア州のフミージャ(Jumilla)原産のモナストレル(50%以上)を使用した甘口ワインです。口当たりがトロッとしていてすごく甘い!アルコール度数14%なのにかなり酔いが回りました。
上の写真は店員のマイケルがワインを注いだ後にグラスを大きく回して空気に触れさせた直後に撮影したものです。粘度が高いためグラスの側面の水滴がトロトロしています。
店員マイケルによると、アドルフォの建物はウマイヤ朝(イスラム)の支配下に入っていた9世紀の建物とのこと。所々に歴史を感じる建物の内装も必見です。
お会計後、マイケルから「素晴らしい眺望を見せてあげる」と言われ、別の店員さんシーラがお店の奥のエレベーターで屋上に案内してくれました。
この時間帯はどの観光施設も閉まっているため観光客が夜景を見れる場所は限られます。この至近距離・高さからトレド大聖堂やアルカサルを眺められる贅沢!さいごに嬉しいプレゼントをいただきました。
アドルフォの場所・行き方・アクセス
トレド大聖堂北側に面するCalle Hombre de Palo(オンブレ デ パロ通り)北側にあります。
市庁舎・トレド大聖堂前のアユンタミエント広場から徒歩2分、ソコドベール広場から徒歩4分です。通りにはお土産屋さんが沢山あるのでお店が開く20:00までお土産を覗いて待つのもいいと思います。
アドルフォの営業時間
住所 | Pasaje Callejón Hombre de Palo, Calle Hombre de Palo, 7, 45001 Toledo |
電話番号 | +34 925 22 73 21 |
営業時間 | 月〜土:13:00〜16:00、20:00〜0:00 日:13:00〜16:00 |
カード決済 | 可 |
おわりに
ちなみにお店に入ってから約1時間半の間、わたし以外誰もお客さんが来ませんでした。確かに金額は高いですけどね。。
料理は一品一品美味しく、トレド銘菓のマジパン、甘いワイン、夜景も楽しませてもらったし、総合的なコスパは大きく上回ると思います。お支払いする金額以上の満足度があると思います。