沖縄県国頭郡恩納村にあるシェラトン沖縄サンマリーナ リゾート(Sheraton Okinawa Sunmarina Resort)のホテル宿泊記です。
シェラトン沖縄サンマリーナ リゾート Sheraton Okinawa Sunmarina Resort
海岸沿いにリゾートホテルが林立する、沖縄本島中部の国頭郡恩納村。
その中のひとつ、シェラトン沖縄サンマリーナ リゾート(Sheraton Okinawa Sunmarina Resort)に宿泊しました。
1987年にJALグループのサンマリーナホテルとしてオープン、2016年にシェラトンホテルにリブランド。
米国のホテルチェーンマリオットBonvoyの参加ホテルです。
運営は森トラストグループ。
シェラトン沖縄ホテルの建物は、主に3つに分かれています。
開業時から利用されている「メインタワー」、2016年に新設された「サウスタワー」、大浴場・屋内プールがある「ぬちぐすい」。
左の写真はメインタワー。
ピラミッドのような特徴的な形状が印象的。
夏場の陽が高い日でも、できるだけ太陽光が注ぐような工夫が施されています。
右の写真は新設されたサウスタワー。
外観はシンプルな中にも沖縄らしさを感じる装飾が見られます。
新しい建物ということもあり、客室もリゾート感をが感じられるデザイン・しつらえです。
メインタワーの近くにある駐車場に車を停め、入り口をくぐってメイン棟の中へ。
まず驚いたのは、竣工から30年以上経過しているにもかかわらず、古さをほとんど感じさせない点です。
スケールでは敵わないものの、シンガポールのマリーナベイサンズの1Fロビー吹き抜けを彷彿とさせます。
マリオット上級会員(プラチナ以上)の特典です。
ポイント以外にも、朝食、ウェルカムスイーツ、ハッピーアワー(1時間)におけるお酒を含むドリンクの提供、駐車場無料、ウェルネス&スパ「ぬちぐすい」のリゾートパスがあり、内容がかなり充実しています。
プレミアム オーシャン ツイン オーシャンビュー, サウスタワー Premium Ocean Twin, Guest room
今回宿泊する客室は、プレミアム オーシャン ツイン オーシャンビュー, サウスタワー(Premium Ocean Twin, Guest room)。
お部屋の広さは50㎡。
ベッドルーム
ベッドルーム。
とても明るくて心地の良い空間です。
客室のカーテン、クッション、床の鮮やかな赤色がアクセントに。
丸みを帯びる天井部。
間接照明の光は、八重山ミンサー柄がモチーフのアクセントクロスに拡散することで柔らかな印象に。
奥行き、広さが感じられます。
ヘッドボードにも八重山ミンサー柄が描かれていて可愛らしい。
天井のシーリングファンは、持ち運び可能なリモコンで操作可能。
窓を開けてシーリングファンを回せば、リゾート気分が高まります。
ウェルカムスイーツは、沖縄のお菓子をいただきました。
南側バルコニーの目の前はマリーナ。
奥には冨着ビーチを望みます。
水着やタオルはこちらで乾かして。
バルコニーから望むサンセット。
「晩秋から春」の時期にかけては、南向きのお部屋のバルコニーからサンセットを望めます。
オンシーズンは北西の方角に沈むので、ホテルの前にあるサンマリーナビーチへ繰り出しましょう。
ミネラルウォーターが2本。
お茶類はドリップコーヒー、煎茶、紅茶。
冷蔵庫の中のビールやお茶は有料です。
補足として、サウスタワーにご宿泊の場合、サウス棟1Fのラウンジを利用できます。
ラウンジでは、コーヒー・ドリンク類をいただくことができます(ラウンジの詳細は後述)。
ビーチサンダルはレンタルではなく、持ち帰りができます。
バスルーム
アメニティ
シャンプー、ボディーソープ、コンディショナーはシェラトン系列で使われているアメニティ、Le Grand Bain(ル グラン バン)。
サウスタワーのラウンジ
サウスタワーの1Fにあるラウンジ。
サウスタワー宿泊者のみが利用できる小さなラウンジは、24時間利用可能。
ホットコーヒー、煎茶、紅茶、ジュース、ミネラルウォーターをいただけます。
数冊ではあるものの、沖縄に関する本が置いてあります。
題材がニッチなのが良いですね。
どちらも写真に重きを置いている本なので、リラックスしながら気軽に読めます。
ハッピーアワー
ハッピーアワーは17:00〜18:00の1時間。
マリオットBonvoyのプラチナ会員以上、またはサウスタワーの宿泊ゲストが利用できます。
レストラン The Grill
レストランはビュッフェ形式の「Dining Room SENSES」、コース・BBQ・アラカルトを用意した「The Grill」の2箇所。
今回はThe Grillにてアラカルトメニューを注文。
あぐー豚のグリル。
豚の甘みと香ばしいソースの味わいが絶妙です。
沖縄野菜のミネストローネ。
鮮魚のカルパッチョ。
朝食
朝食はビュッフェ形式。
ダイニングルーム センスにて。
ジーマーミ豆腐、にんじんしりしり、チャンプル、ジューシー、もずく、沖縄そばなど、沖縄の料理を味わえます。
エッグステーションではアーサ入りのオムレツも。
お茶コーナーが充実しており、さんぴん茶、ゴーヤー茶、グァバ茶、よもぎ茶、ハイビスカス茶、クミスクチン茶のような珍しい茶葉があるのは魅力的です。
ビーチ
今回はビーチが閉じた後、11月の訪問のため海の中には入っていません。
ビーチ遊泳エリアの外側に桟橋が整備されており、海を見ながらお散歩できるのが良かったです。
海に入れない時期でも、海の上を歩いて海水浴気分を楽しめます。
その他施設
ロビーにある大きな水槽「Sheraumi水族館」。
ここにはお魚、海老、海鼠、雲丹がたくさん泳いでおり、上から観察できます。
本当にお魚の種類が豊富ですし、中の手入れも定期的にされているため海水の透明度が高く、よく見えます。
さらには、QRコードを読み込むことでこの水槽に生息する生物の図鑑をスマートフォンに表示可能。
実際に何のお魚なのかスマートフォンの図鑑と照らし合わせながら確認ができます。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートの場所・行き方・アクセス
那覇空港から車で約46.1km・約60分。
那覇空港から「空港リムジンバスCエリア」にて約1時間20分。
「沖縄空港シャトルバス」にて約1時間30分。
最新情報や料金はマリオット公式サイトのアクセスページでご確認ください。
感想・総評
シェラトン沖縄は、沖縄本島にあるマリオットBonvoy参加ホテルの中で最も「万人受けするホテル」であると感じます。
ご夫婦でも、恋人同士でも、友人との旅行・女子旅、シニア層、子連れのファミリー、一人でも、誰もが楽しめる。
シェラトン沖縄での滞在をそれぞれ思い思いに楽しむ姿が想像できます。
一方、同じマリオットBonvoyのホテルであり近隣にあるルネッサンスオキナワリゾートは「ファミリー層」に寄せている印象です。
もしご夫婦、シニア、ひとり旅のご旅行であれば、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートの方をおすすめします。
さりとて、シェラトン沖縄にはビーチだけでなく、ウォータースライダーのあるプール、ジップラインもあるので、ファミリーや友人同士の旅行でもきっと良い思い出ができると思います。
フロント、ご案内係の方、レストラン ザ・グリルのスタッフさん、皆さまとても丁寧な応対で、とても気持ちの良い滞在となりました。
沖縄本島を訪れたら、再び宿泊したいホテルです。
住所:〒105-0022 沖縄県国頭郡恩納村冨着66-1
電話番号:098-965-2222
チェックイン:15:00〜24:00
チェックアウト:〜12:00