北海道 知床半島ウトロ港を発着する観光船、知床観光船おーろら(Shiretoko Ship Aurora)に乗船。
展望デッキから撮影した写真を掲載しています。
知床観光船おーろら Shiretoko Ship Aurora
知床ウトロ港に停泊する、知床観光光船おーろら(Shiretoko Ship Aurora)。
知床半島オホーツク海側をゆっくりと北上する船内からは、果てしない年月をかけて流氷が削り取った切り立つ岩壁、運が良ければヒグマを見ることができます。
知床観光船おーろらの航路は2種類、「カムイワッカの滝航路」「秘境知床岬航路」。
「カムイワッカの滝航路」ではカムイワッカの滝にてUターン、「秘境知床岬航路」では陸路では訪れることのできない「知床岬」を見て戻ります。
ウトロの山の上。
ウトロ香川エリアにある知床第一ホテル、KIKI知床ナチュラルリゾート、夕陽台展望台を眺めながら出航。
プユニ岬
高台にあるプユニ岬展望台からは見ることができない、プユニ岬(Cape Puyuni)の先端。
アイヌ語で「穴のあるところ」の意。
乙女の涙(フレペの滝)
プユニ岬の向こう側の窪みにある、フレペの滝(Furepe Fall)。
通称「乙女の涙」とも呼ばれるその滝の流れは、肉眼で見るのが難しいほどに繊細。
男の涙
男の涙。
乙女の涙よりも多少荒々しさを感じる。
象岩
象の鼻、象岩とも呼ばれる、独特な形状をした岩壁。
クンネポール
知床半島に息づく複合的な生態系の物語の上流にあるのは、冬にやってくる「流氷(Drift Ice)」。
その流氷が悠久の時を経て削り取った穴、クンネポールが見えます。
アイヌ語で「黒い洞窟」を意味する無数の穴。
かつてアイヌの人たちも、丸木舟の上から同じような景色を眺めていたのでしょうか。
霧中の知床五湖。
霞が覆いかぶさる知床半島。
今回はカムイワッカの滝航路のため、湯の滝の前で折り返しです。
カムイワッカ湯の滝
カムイワッカ湯の滝。
温泉の湯と川の水が混ざる滝は、陸地側で見るのとでは大きく表情が異なります。
1時間30分の船旅の中で、陸地にヒグマが現れる場面は2度ありました(上の写真にも一応ヒグマが写っています)。
船から陸までは距離があるため、目視でヒグマを確認するのは困難。
ヒグマを見たい場合には、船内の売店で双眼鏡のレンタル(有料)、あるいは、別途小さな小型船のツアーに参加する方が良いかもしれません。
知床観光船おーろらの場所・行き方・アクセス
知床観光船おーろらのチケット売り場は、上のマップで示した「道東観光開発ウトロ営業所」です。
船の乗り場・駐車場は、オロンコ岩のトンネルを抜けた先にあります。