台湾の新幹線 台灣高鐵 台北〜左営(高雄)間に乗車しました。
台湾の新幹線のチケット購入方法・購入時割引・乗り方のまとめです。
台湾の新幹線 台灣高鐵
台湾の新幹線の名称は台灣高鐵(Taiwan High Speed Rail)、日本語では台湾高速鉄道。
2007年開業。
最北端から最南端の駅「南港車站〜左営車站(高雄)」を最短1時間45分(最大2時間25分)、「台北車站から左営車站(高雄)」を最短1時間34分(最大2時間14分)で結びます。
台湾高速鉄道の公式サイトは日本語対応しているので、料金・運賃の検索や時刻表を調べるのも簡単です。
台湾新幹線(台湾高速鉄道)の駅 路線図
台湾新幹線の全駅をプロットした路線図です。
全12駅。
- 南港(Nangang)
- 台北(Taipei)
- 板橋(Banqiao)
- 桃園(Taoyuan)
- 新竹(Hsinchu)
- 苗栗(Miaoli)
- 台中(Taichung)
- 彰化(Changhua)
- 雲林(Yunlin)
- 嘉義(Chiayi)
- 台南(Tainan)
- 左營(Zuoying)
台湾新幹線 外国人限定 乗り放題パス(連続3日乗り放題パス、7日以内のお好きな2日乗り放題パス)
外国人限定の「台湾新幹線乗り放題パス(高鉄パス)」が台湾のKKdayで販売中。
新幹線乗り放題パスの種類は以下の2種類です。
NT$2,200 | |
NT$2,500 |
参考
台湾新幹線(台湾高速鉄道)の乗り放題3日間パスはおすすめ?ぷちち台湾
台湾新幹線(台湾高速鉄道)の割引チケット
台湾高速鉄道の片道&往復のチケット(切符)の購入方法は、以下の3種類。
- ネット予約(公式サイト、KKday)
- 駅の窓口
- 自動券売機
ネット購入の場合、事前購入で割引が受けられます。台湾の旅程が確定している場合はネット購入がお得です。
アーリーバードきっぷ割引
発売開始日から乗車日の5日間前までに期間・数量限定で発売します。大人きっぷの運賃 35% 割引、20% 割引、10% 割引の3種類があります。在庫に限りがございますので、 売り切れ次第終了となります。
ネット予約のアーリーバードきっぷ割引では乗車の5日前までに期間・数量限定で販売しており、最大35%の割引が受けられます。
外国人限定割引チケット
台湾のチケット予約サイトKKdayで外国人限定の「20%割引チケット」を購入できます。
スマホやタブレットで電子バウチャー(プリント必要なし)を新幹線のチケット窓口で見せると、切符と交換してくれます。
ただし当日購入は不可、乗車日の前日18時までに購入する必要がありますのでご注意ください。
詳細は下記をどうぞ。
台湾の新幹線 時刻表・料金の検索
台湾高速鉄道の時刻表・料金は公式サイトから日本語で検索できます。
チケットの購入方法・買い方・予約方法(事前購入で割引あり)
チケット窓口
チケット窓口(Tickets、售票處)ではチケットを直接購入可能。
先述のKKdayで事前購入した場合は、窓口でスマホに電子バウチャーを表示させて切符と交換できます。
券売機
チケット窓口の脇にある券売機でも購入可能(HSR Ticket vending machine、高鐵自動售票機)。
券売機での購入手順は長くなるので、本記事末尾にて後述します。
台北車站〜左營站 台湾新幹線の乗り方
台湾高速鉄道(高鐵)台北車站の乗り場は台北駅の中央付近にあり、MRT淡水信義線、板南線、桃園機場捷運からの乗り換えもしやすいです。
高鐵(HSR)の案内に沿って行けば迷うこともないでしょう。
プラットフォームは
- 北上月台(南港行き)
- 南下月台(左營行き)
に分かれています。
注意点は、停靠站(Stop at)。
停車駅のことで、直達車(Express)の場合、桃園など一部の駅に停車しません。
わたしも左営から桃園へ向かう際、新幹線乗車後に桃園に停車しないことが分かり、泣く泣く台中で乗り換えました。
10〜12番車両が自由席(Non-reserved)の座席でした。
車両は日本製のため、日本の新幹線とよく似ています。車内ではコーヒーなど機内販売もあり。
また、WiFi(iTaiwan)も搭載されていて無料で使えます。
快適でした!
無事に、左營駅に到着です。
券売機での台湾新幹線チケット購入手順
券売機はタッチパネル式です。
「Please touch the screen」をタッチ。
標準の言語設定は中国語になっています。
左下の「English」をタッチして英語に切り替え。
自由席は「Non-reserved Seat」、指定席は「Reserved Seat」、公式サイトのオンライン予約でのチケット受け取りは「Ticket Pick Up」。
今回はローシーズンだったので自由席(Non-reserved Seat)を購入します。
片道は「One-way」、往復は「Round-trip」。
「Please select Departure Station」で出発駅を選択。
Nangang:南港、Taipei:台北、Banqiao:板橋、Taoyuan:桃園、Hsinchu:新竹、Miaoli:苗栗、Taichung:台中、Changhua:彰化、Yunlin:雲林、Chiayi:嘉義、Tainan:台南、Zuoyling:左營(高雄)
つづいて「Please select Arrival Station」で到着駅を選択。
「Number of Passenger」でチケット購入枚数を選びます。
チケット枚数選択後、右下の「Confirm」をタッチ。
「Trip Details」で内容を確認。
問題なければ「Confirm」をタッチ。
「Payment Mean」で決済方法を選択。
「Credit Card」はクレジットカード決済、「Debit Card」デビット(決済用カード)、「UnionPay(中国銀聯)」は中国のクレカ国際ブランド。
今回はクレカ決済で進めます。
「Please Insert / Induce Credit Card」の画面が出たらカード挿入口にクレジットカードを入れます。
「Press Enter to Continue Cansel to Stop」と表示されたら「Enter」ボタンを押す。
「Please Entry ATM Cash ADV. PIN」の画面が出たらボタンでPINコード(暗証番号)を入力。
「Enter」ボタンで確定。
カード挿入口からクレジットカード返却・受け取り。
明細レシートが出た後に切符が出てきます。
白い紙は切符ではないのでご注意ください!
無事、新幹線の切符を購入できました。
おわりに
台湾の新幹線は車内が快適なのはもちろん、購入から乗車までの仕組みもシンプルです。
日本の場合、JRの改札の中に新幹線の改札があるケースや、乗車券と特急券が2枚に分かれていたりするケースがあり、混乱します。
個人的には日本の新幹線よりも台湾の新幹線の方がより分かりやすいだと思います。