羊蹄山、洞爺湖、支笏湖の中間にある北海道留寿都村にあるリゾート。
ウェスティン ルスツリゾート(The Westin Rusutsu Resort)のホテル宿泊記です。
ウェスティン ルスツリゾート The Westin Rusutsu Resort
北海道虻田郡留寿都村。
北東側には定山渓温泉、東に支笏湖、南に洞爺湖、北西側に羊蹄山・倶知安。
留寿都村は、その中間付近にある小さな村です。
ルスツリゾート(Rusutsu Resort)は、札幌市内・定山渓方面から洞爺湖を結ぶ国道230号線沿いにある複合リゾート施設。
夏はアウトドア、冬はスキー&スノーボード、敷地内には遊園地やゴルフ場があるため、シーズンを問わずあらゆるゲストが楽しめる環境です。
ルスツリゾートの中には宿泊施設が複数あり、その中のひとつ、ウェスティン ルスツリゾート(The Westin Rusutsu Resort)に宿泊しました。
マリオットボンヴォイ参加ホテルです。
今回訪れたのは10月。
紅葉の向こうに見えるのは尻別岳。
1Fロビーとレストランアトリウム。
天窓が付いているので常に明るく、気持ちの良い空間です。
建物は「タワー棟」と「アトリウム棟」に分かれています。
客室はタワー棟の3〜23Fに。
レストランはアトリウム棟の1Fと2Fにあります。
タワー棟の中央にエレベーターが3基。
客室の向きにより眺望が大きく変わります。
今回は、21Fにある北向きの客室です。
スイートルーム Suite Room
宿泊する客室は、スイート(Suite Room)。
高層階に位置しており、お部屋の広さは94㎡です。
ウェスティンルスツリゾートの客室はすべて2フロアのメゾネット式。
客室の扉を開けてすぐの右手にはベッドルーム。
吹き抜け越しに下を覗き込むと、リビングスペースがあります。
リビングルーム
階段を降りてリビングルームへ。
奥にはバーカウンター付きのミニバーと上水道・流し台があります。
リビングの窓から望む尻別岳。
紅葉の借景を楽しめます。
英国紅茶ブランドAhmad Teaのティーバッグ、ネスプレッソは3種類計6カプセルありました。
流し台に付いている上水道は「羊蹄山麓の水」。
飲み水として使うことができます。
クローゼットとセキュリティボックス。
補足として、リビングルームの壁面にはベッドが2台収納されています。
ご家族や大人数での宿泊の際に。
客室の中には予め、感染症対策のためのアルコールシートとジェルの用意がありました。
マリオットの上級会員特典として、タイのスキンケアブランドHARNN(ハーン)のアメニティ、北海道で人気のお菓子をいただきました。
ベッドルーム
吹き抜けのある階段を上がり、ベッドルームへ。
ヘッドボード側の壁に貼られた白樺のクロスと、窓の外に見える尻別岳の裾野に連続性が感じられます。
ベッドルームの窓側にも、ゆったりとくつろげるソファとオットマン。
北海道の動物のイラストが描かれた、可愛らしいパッケージのミネラルウォーター。
テレビ台の引き出しの中には、作務衣とルームウェアが入っています。
バスルーム
アメニティ
レストラン
朝食 / アトリウム
朝食は1Fロビーにあるアトリウムにて。
明るい空間で、白樺を眺めながらの朝食です。
朝食は日によって内容が異なり、「定食(和定食・洋定食から選択)」「ビュッフェ形式」のいずれかとなります。
上の写真は和定食。
こちらはビュッフェ形式の朝食です。
留寿都産大豆を使用した清水豆腐店のお豆腐、留寿都産の大豆カレーなどのご当地食材を使ったメニューも。
留寿都村は根菜類(ごぼう、にんじん、大根)が有名なので、そちらもぜひいただきたい。
鮭汁(お味噌汁)が美味しかったです。
アトリウム
オールデイダイニングのアトリウムは、夕食時にも利用。
地産の食材を使用したメニューが豊富です。
写真は「ルスツ高原ポークソテー 北海道ハスカップソース」と「羊蹄山麓ジャガイモのスープ」。
日本料理 風花
上の写真は2Fにある日本料理 風花。
「羊蹄焼」
「留寿都じゃが芋と⻑芋の芋餅 ⿊蜜ソースとバターソース」
「留寿都豚と⻑芋のトマト味噌煮込み」
クラブラウンジ
ウェスティンルスツリゾートのエグゼクティブラウンジは、オールデイダイニングアトリウムの一角にあります。
ラウンジの営業時間は10:00〜23:00。
17:00〜19:00の間はカクテルタイムでお酒もいただけます。
料理やドリンクはセルフサービスではなく、すべて注文方式です。
温泉・フィットネスジム・その他の施設
温泉は「ウェスティンルスツ温泉」と「ルスツ温泉・ことぶきの湯」の2箇所にあります。
営業期間はサマーシーズンとウインターシーズンのみ、温泉施設により異なります。
事前にルスツリゾートの公式サイトでチェックされることをおすすめします。
ウェスティンルスツ内の売店。
ホテル内の売店以外にも、国道沿いにはセイコーマートとセブンイレブンがあります。
長期滞在にも便利なランドリー。
自転車のレンタル。
フィットネス。
国道230号線を渡った先にある「ルスツリゾートホテル&コンベンション」側に渡る際に重宝するモノレール。
ピストン輸送しているため、ほとんど待ち時間なく乗車できます。
ルスツリゾートの上空を飛ぶ、ルスツヘリコプター遊覧飛行。
ヘリコプター機内からの写真は、下記に掲載しています。
ウェスティン ルスツリゾートの場所・行き方・アクセス
マップコード:385 288 478
札幌駅から74.2km、車で約1時間30分
新千歳空港から87.2km、車で約1時間31分
京極ふきだし公園から17.7km、車で約20分
感想・総評
北東に定山渓、南に洞爺湖、東に支笏湖、北西に羊蹄山・倶知安・ニセコ。
いずれの場所に出かけるにも、ホテルから車で片道30分から1時間以内。
ルスツを拠点にして、支笏洞爺国立公園の観光をたっぷり満喫できます。
ルスツリゾートの施設内で過ごす場合においても、遊園地・アクティビティ・冬はウインタースポーツと楽しみ方は多彩。
ゴルフ場も隣接しており、幅広い層のゲストが楽しめる施設だと思います。
気になる点があるとすれば、メゾネット式の客室。
足腰に不安を抱える方には、少し大変かもしれません。
客室の階段の上り下りは若干億劫だったりするものの、リビングルームとベッドルームが完全に分離している点は、ワーケーションのような宿泊用途にも適しているのではないかと感じます。
具体的には、ご家族がベッドルームでお休みの間、リビングルームで仕事をする場合にも、お互いに音が気になりません。
100以上のスキー場が点在する北海道内のスキー場でも、ルスツリゾートは最大級。
ぜひ、冬にも来てみたいです。
住所:〒048-1711 北海道虻田郡留寿都村泉川144
電話番号:0136-46-3676
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜12:00