台北101の展望台｜Taipei101（台湾）

台湾で一番高い摩天楼、台北101（Taipei 101）。

台北101展望台のチケット入場料、割引料金、アクセス方法を写真を交えてご紹介します。

台北101 Taipei101

2004年の竣工時の高さは、この広い地球上においてナンバーワン。
最頂部は「509.20m」の高さを誇る、台北101（Taipei 101）。

現在は中東勢・とりわけ中国大陸勢によるスカイスクレイパーの建設ラッシュにより大きく順位を落としているものの、台湾を代表する摩天楼の地位は揺らぎません。

個人的にはドバイにあるブルジュハリファ（2017年当時高さ1位）、上海中心大厦（2017年当時高さ2位）、どちらも展望台に上ったことがありますが、前者は砂漠の砂煙、後者はPM2.5で見通しが良くない。

展望台の高さが上にあればあるほど、眺望は天候・霧に左右されますし、「高ければいいものでもない」というのが21世紀のスカイスクレイパーの定めか。

台北101の展望台は89Fの屋内展望台と91Fの屋外展望台に分かれており、1枚のチケットでどちらも入場可能です。

台北101展望台のチケット料金・入場料

通常料金

台北101のチケット料金・入場料は、大人1人あたり「NT$600」。
エレベーターの行列をスキップできるファストパスは定価の倍となる「NT$1200」です。
115cm以下の子供は無料。

入場料の割引について

現地チケットカウンターの購入時にJCBカードで決済をすると5％（NT$30）割引となるキャンペーンを不定期で開催しています。
5％割引適用の場合、1人あたりNT$570となります。

チケット窓口のモニターで混雑・視界状況をチェック

台北101の5階にあるチケット購入カウンターでは、91F屋外展望台の開放状況や、展望台からの視界状況を4段階（Clear＝見晴らし良い、Average＝普通、Cloudy＝曇り、Limited＝不良）をモニターに表示しています。

天候が不明瞭な場合には、まず台北101チケット窓口を訪れてみて上空の状況確認をしてみるのも良いでしょう。

上記写真左下の「チケット販売状況」の表示をご覧ください。
台北101展望台は入場制限があります。

ハイシーズンや土日の場合、混雑状況によっては希望時刻のチケットを購入できない可能性があります。
晴れの見込みの可能性が高い場合は、予め希望時間帯のチケットを予約購入しておくのも手です。

チケットの購入・引き換えカウンターの待ち時間についても、合わせて掲載していますので確認しましょう。

台北101展望台

台北101のチケットを購入。
チケットには「入場時刻」および「Entry number」の刻印があります。

購入したチケットに記載された「Entry number」の表示とモニターに記載された番号を照らし合わせて該当したら、エレベーター乗り場に並びましょう。

東側、象山自然歩道方面の眺望です。
MRT象山駅から六巨石まで手に取るように把握できます。
実際に象山の道程を体験していると、台北101展望台から眺めた時の感慨もまた違うはず。

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北側の眺望。

奥には陽明山、松山空港の広い敷地も確認できます。

南側の眺望。

鉄観音の産地として知られる猫空ロープウェイ方面。

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西側方面。

台北車站、中正紀念堂、淡水の方角です。

淡水河に反射する夕日が、西の方角に沈んでいきます。

夜景

制振ダンパー

台北101の見どころのひとつ、92Fから87階に露出している総重量660tの巨大な制振ダンパー「チューンド マス ダンパー（Tuned Mass Damper）」。
制振システムは地震や強風時のビルの揺れを軽減する装置で、地震大国の日本でもビルだけでなく住宅にも使われています。

現地では、地震で制振装置のダンパーが動いた時の映像が公開されています。
ダンパーが実際に作動する姿を生で見たくはないですけどね…。

台北101の場所・行き方・アクセス

台北101の地下鉄MRT最寄り駅は、淡水信義線の台北101/世貿駅（Taipei 101/World Trade Center Station）の4番出口です。

この手の展望台は世界中どこへ行っても共通点があります。

それは展望台の入り口までにブランド品のショーウィンドウが並んでいること。
台北101の地上出入り口から5階まではあらゆるブランドショップが点在しています。

台北101の5階です。

台北101觀景台（Taipei1101 Observatory）の案内に沿って進む。

エスカレーターを上がって右手がチケット売り場・入場口です。

台北101のコインロッカー（スーツケース預け入れ）

台北101展望台は持ち込みできる手荷物のサイズに制限があります。
「297 x 420」を超えるサイズは事前にコインロッカーで預け入れる必要があるのでご留意ください。

台北101内のコインロッカーは「1FおよびB1F」にあります。

展望台の最寄り駅である台北101/世貿駅 4番出口近くにコインロッカーがありました。
MRTでアクセスする場合は、予め駅のコインロッカーに預けておくのも選択肢のひとつ。

料金はサイズによりますが、1時間あたりNT10$〜20。

台北101の営業時間

おわりに

前回2011年を訪れた際も上空は霞がかかっており、6年ぶりを訪れた今回も同様に霞が強めでした。
次に訪れる機会があれば、晴れの日を狙って再訪したいです。

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