沖縄本島の名護市にあるザ リッツカールトン沖縄(The Ritz Carlton Okinawa)に二泊滞在。
ホテル内、客室、プール、アフタヌーンティーなど写真を交えてご案内します。
ザ リッツカールトン沖縄 The Ritz-Carlton Okinawa
沖縄本島の中部、名護市の小高い丘の上に位置するザ リッツカールトン沖縄(The Ritz-Carlton Okinawa)。
名護湾と名護の街、遠くはトンガリ帽子のような形をした伊江島まで見渡せる眺望のいいロケーション。
リッツカールトンホテルの周囲を「かねひで喜瀬カントリークラブ」のコースがぐるっと囲っているため、海まで視界を遮るものはほぼありません。
また、喜瀬ビーチ・かりゆしビーチのある国道58号線から800m〜1km程度離れた位置にあるため、プライベートリゾート感が感じられます。
ホテルの建物は2007年に完成。
当初は「喜瀬別邸」という別運営のホテルだったようですが、2012年にザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーLLCに運営が移るとともに、リッツカールトン沖縄としてリブランドオープンしたようです。
現在はマリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)に加盟。
総部屋数は97室。
宿泊プランは大きく「ゲストルーム」と「スイートルーム」に分かれ、内訳はゲストルーム95室、スイート2室です。
スイートルームのある最上階を含む7階建て。
1階にあるカバナルーム(8室)以外はすべて名護湾の方角を望むベイビューのようです。
今回は一番求めやすい宿泊プランのデラックスルームをマリオット公式サイトから予約。
間取りは旧喜瀬別邸の間取りを継承しており、「デラックスルーム」「ベイデラックスルーム」、今回宿泊する「カバナルーム」の客室は全て45㎡。
「ベイビューの客室数」「お風呂から海・夕日を望めるプラン」を優先するために「縦長の間取り」を採用したと思われます。
ウェルカムドリンクのシークワーサージュースをいただき、スタッフさんの案内のもと客室へ移動します。
カバナルーム Cabana Room
1階のカバナルーム(Cabana Room)。
客室45㎡、テラス29㎡。
掃き出し窓から(ほぼ)フラットアプローチのテラスにはテーブル1つと椅子が2脚。
カバナにはジャグジーと寝転がれるスペースがあります。
ベッドルーム
ベッド、ソファ、小さなダイニングテーブル、テラス。
くつろげるスペースが縦に連なっているので、思い思いの場所でリラックスして過ごせます。
ネスプレッソのコーヒーマシン。
お茶はラウンジのアフタヌーンティーでもいただけるTWG。
ラゲッジ置き場の下にある収納の中には、水着のまま上に羽織れるボタン付きの上衣、THE RITZ-CARLTON OKINAWAのロゴ入りの袋(アメニティ)。
虫除けとスリッパ。
スリッパの表地はふっくらしていて履き心地が素晴らしいです。
ビーチサンダル。
カバナ(テラス)
お部屋のテラスにあるカバナ。
ジェットバス付きのジャグジー。
満杯になるまで約1時間30分時間を要するのと、屋外のため色々浮いていたりする部分はありますが、いずれにせよ非日常な空間を演出してくれるでしょう。
カバナルームのテラスの外側には金属製のドアがあります。
左右に真っ赤なハイビスカスが顔を覗かせる生垣の道を抜ければ、そこは屋外プールです。
チェックイン時に渡される物理キーを持って屋外プールへ行けば、「お部屋の窓の鍵を開けっ放し」でも金属製のドアが自動施錠されるため、他人に入られる心配がありません。
以前、海外のマリオットホテルのカバナルームに宿泊した際は、オートロックのドア・鍵がなく「完全無防備」だった記憶がありますが、ザリッツカールトン沖縄のカバナルームでは防犯面について徹底されているようで安心です。
バスルーム
バスルームはテラス前にあるダイニングスペース・入り口側の双方向から行き来可能。
回遊できるプランのため、使い勝手がよく感じました。
シャワーは海外のホテルのようにシャワーが2種類。
洗面台は2つあるのでファミリー層には特に便利だと思います。
バスタブは窓側に。
今回のカバナルームだとメリットはありませんが、海の眺望を楽しめるお部屋であれば、美しいサンセットを眺めながらお風呂…という非日常な時間も楽しめそうです。
アメニティ
アメニティはイギリスのアスプレイ。
屋外プール
屋外プールはロビー階より2つ下の1階に。
名護湾を…見おろすとまではいきませんが、名護湾を挟んだ向かいにある緑豊かな山の稜線、椰子の木々、広がる青空が視界に入るため清々しいです。
アフタヌーンティー The Lobby Lounge
ザリッツカールトン沖縄名物のアフタヌーンティーは名護湾を見おろす3階のザ ロビー ラウンジで。
ラウンジは開口部を大きく取った三方向の窓、勾配天井があり開放感たっぷりです。
シンガポールのTWGと提携しているためか、紅茶はすべてTWG。
種類豊富な茶葉からお好みの香りを探して、ティータイムを楽しむのも一興です。
ザリッツカールトン沖縄のアフタヌーンティーは通常の「アフタヌーンティー」だけでなく沖縄の食材を豊富に使った「琉球アフタヌーンティー」も用意があります。
黒糖味&ウコン味のスコーン、沖縄そばのキャビア乗せ、ひとくちタコライスといった内地のホテルでは絶対に食べることができない特別メニュー。
ラウンジの外のテラス。
今回はオキナワ マリオット リゾート & スパの方角に沈んでしまいましたが、時期と天候によっては水平線に沈む美しい夕日を眺めることができそうです。
ビーチ
ザリッツカールトン沖縄は先述の通り名護湾を見おろす丘にあるため、ビーチが徒歩圏ではありません。
ザリッツカールトンの専用送迎車で片道5分の場所にある「喜瀬ビーチ(Kise Beach)」の一角を「ザリッツカールトン沖縄の宿泊者専用ビーチ」として開放しており、送迎車に乗って気軽にアクセスできます。
利用者数が限られるためか?
ビーチは綺麗で、海も透明度が高いように感じましrた。
リッツニック Ritz-Nic
インスタ界隈ではお洒落なピクニック「#おしゃピク」が一部で流行っている?ようですが、リッツ・カールトン沖縄では「自然に」そして「気軽に」ピクニックを楽しめるリッツニック(Ritz-Nic)があります。
リッツニックを事前にオーダーして喜瀬ビーチへ行けば、ビーチでピクニックを楽します。
とりあえず体験してみるか…程度の気持ちでオーダー。
いざ、喜瀬ビーチでリッツニックを食べるとこれが想像以上に楽しい、言いかえれば幸福度が高い。
おしゃピク?のように「写真を撮ることを目的」「自分で準備」するのは好まない…という方にうってつけだと思います。
エアコンの効いたホテルのレストランで食べる食事とは異なる、新たな発見があると思いますよ!
(リッツニックは1時間前までに事前予約が必要です)
レストラン
ダイニングはオールデイダイニングの「GUSUKU」、ディナーのみ営業のイタリアン「ちゅらぬうじ」、鉄板焼きの「喜瀬」を中心に計6箇所。
www.ritzcarlton.com/jp/hotels/japan/okinawa/dining
GUSUKU
オールデイダイニングの「GUSUKU」。
ランチ「本日のチャンプル定食(フーチャンプルー)」
ランチ「沖縄県産アグー豚のカツカレー定食」
朝食のビュッフェでは沖縄料理と洋食があります。
沖縄料理にでは海ぶどう、ジューシー、久米島産味噌のお味噌汁、ゆし豆腐、ゴーヤーの漬物、アーサー入り卵焼き、フーチャンプルー、にんじんしりしりなど。
ちゅらぬうじ
「薫製手長海老のタルタル」
「自家製フェットチーネのホワイトボロネーゼ」
「泡盛のカルナローリリゾット“アクエレッロ”」
「沖縄県産鮮魚のアクアパッツァ」
スパ・屋内プール・フィットネスジム
スパ、屋内プール、フィットネスジムはホテル棟とは別の場所にあり、屋外を歩いて5分程度。
スパ棟とホテル棟とはトゥクトゥク(または専用車)での送迎もあります。
2017年にお披露目となったトゥクトゥクはパステルブルーの色が素敵です。
ザ リッツカールトン沖縄の場所・行き方・アクセス
ザリッツカールトン沖縄へのアクセス方法は主に「レンタカー」「ハイヤー」「タクシー」「シャトルバス」。
ザリッツカールトンのハイヤー料金は片道16,000円(所要時間75分)。
那覇空港国内線ターミナルから発着する沖縄エアポートシャトルバス。
「かりゆしビーチ」「オキナワマリオットリゾート&スパ」「ザリッツカールトン沖縄」を通る路線に乗車します。
「ザリッツカールトン沖縄」行きエアポートシャトルバスの本数は少ないため、「かりゆしビーチ」「オキナワマリオットリゾート&スパ」で下車し、ザリッツカールトン沖縄から送迎をお願いするのが万人向けする移動手段かもしれません。
詳しい時刻表はザリッツカールトン沖縄の公式サイトに掲載がありますのでそちらでご確認ください。
www.ritzcarlton.com/jp/hotels/japan/okinawa/hotel-overview/directions
感想・総評
国道沿いの喧騒から離れた小高い丘に位置するロケーションと眺望、リラックスして過ごせる環境が素晴らしい。
プール、送迎付きの喜瀬ビーチ、リッツニック、アフタヌーンティー、スパなど過ごし方も多彩です。
宿泊客には夫婦、小さなお子さん連れはもちろん、ゴルフとセットで楽しむ社員旅行の方々、香港、台湾、シンガポールあたり?と思われる、訪日観光客の方々もいらっしゃいました。
他方で、海外のラグジュアリーホテル・高級ホテルと比較した際に、ソフト面において緩慢と思われる点がいくつか見受けられました。
海外のゲストの方も多数宿泊していそうですが、実際に泊まった感想はどうなのでしょう。
さいごに、今回のリッツカールトン沖縄滞在中に現れた月暈(げつうん、月の周りに七色の輪ができる現象)です。
住所:〒905-0026 1343-1 Kise, Nago City ,Japan
電話番号:0980-43-5555
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜12:00