ウィーンの名物料理といえば、ターフェルシュピッツとヴィーナーシュニッツェル。
ウィーンの旧市街にあるレストラン「プラフッタ ガストハウス ツァ オーパー(Plachuttas Gasthaus zur Oper)」を訪問。
今回はターフェルシュピッツを注文しました。
プラフッタ ガストハウス ツァ オーパー Plachuttas Gasthaus zur Oper
プラフッタ ガストハウス ツァ オーパー(Plachuttas Gasthaus zur Oper)はウィーンに数店舗展開するレストラン「プラフッタ」の別ブランドのレストラン。
プラフッタのシグネチャー料理が「ターフェルシュピッツ」なのに対し、プラフッタ ガストハウス ツァ オーパーのシグネチャー料理は「ヴィーナーシュニッツェル」。
まずはビールで喉を潤します。
本当はこのお店のシグネチャーメニューであるヴィーナーシュニッツェルも食べたいところですが、今回はそこまでお腹がへっていなかったのでターフェルシュピッツのみを注文。
お値段は€23.5。
牛ランプ肉と野菜を長時間煮込んだ、ウィーンの名物料理ターフェルシュピッツ(Tafelspitz)。
話が面白くて気さくな店員さんに取り分けてもらい、まずはスープをいただきます。
ランプ肉と野菜の旨味がスープに溶け込んでおり、とても美味しい。
お肉はあとで切り分けてもらうのでこの時点では食べませんが、根菜類の柔らかさを見れば長時間煮込んでいるのがよくわかります。
こちらは牛の骨髄。
スープを食べ終わると、店員さんがお鍋の中から牛肉や野菜、ソース、牛の骨髄をお皿に取り分けてくれます。
この後、まさに「骨の髄まで」煮込まれてトロトロになった骨髄をパンに塗ってくれるのですが、わたしが大きな一眼レフカメラを肩から下げているものですから、写真撮影用に一度準備してくれました。
ターフェルシュピッツのソースは「西洋ワサビ」と「タルタルソース」。
この西洋ワサビはすりおろしの林檎がミックスされており、酸味と辛さの比率が「8:2」といった感じ。
日本で食べる西洋ワサビとはまた一味違うのですが、これがお肉によく合います。
「骨髄を塗って食べる」と活字にしてもイマイチピンときませんが、骨髄もしっかりとスープの味が染みこんでいて美味しいです。
今回のオーストリア滞在で初めてターフェルシュピッツを食べたのですが、個人的にはかなりお気に入りの料理となりました。
ちなみに当日のTwitterでは下記のようなツイートをしていました。
「オーストリアのウィーンで、海外で食べた個人的お気に入り料理トップ5に入る料理(一品1,000円以上部門)に出会う。
ターフェルシュピッツ。
写真は地味だけれど…。
牛ランプの旨味が凝縮されたスープ、骨髄を塗って食べるパン、まさにご当地でしか食べられない味」」
今回訪れたのは10月の日曜日夜19時前。
予約なしで入れましたが、19時以降であれば予め予約しておいた方がよいかもしれません。
プラフッタ ガストハウス ツァ オーパーの場所・行き方・アクセス
プラフッタ ガストハウス ツァ オーパーはウィーン旧市街の目抜き通りの近くにあります。
地下鉄のカールスプラッツ(Karlsplatz)から徒歩4分。
ウィーン歌劇場から徒歩4分。
住所:Walfischgasse 5, 1010 Wien, Austria
電話番号:+43 1 5122251
営業時間:11:00~翌0:30
Googleの口コミ