オーストリアの湖畔の町ハルシュタット。
ルーテル教会前のマルクトプラッツやゼー通り(Seestraße)は外国人観光客で賑わいますが、ザルツヴェルテン(ハルシュタット岩塩坑)ケーブルカー乗り場から南側のエリアは主だった観光の見どころがないため、人がまばらになります。
つまるところ住宅街ですが、スナップ写真を撮影しながら歩くのにぴったりの通りでした。
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Seelände
ザルツヴェルテン(ハルシュタット岩塩坑)ケーブルカー乗り場の南側へ。
水の小道に架かる橋を渡った南側はハルシュタットの住宅街です。
ここから南、ハルシュタットの町はこの集落で最後。
ハルシュタットが昔も今も、とても小さな町であることを歩きながら実感します。
壁面緑化で樹木を表現する家が多く見られます。
空に目を向けると南の方角に「クリッペンシュタインのファインブフィンガーズ」が見えます。
ボンヘッドに秋色をまとうベンツ。
高級車を守ろうと無骨な屋根で覆うことはせず、自然な感じが良い。
小さな孤島へ。
ハルシュタット湖を挟んだ向かい側にあるオーバートラウン(Obertraun)の町は影になっていました。
こちらはリアルファイブフィンガーズ。
雄大なクリッペンシュタインの山に抱かれながらシャッターを切る贅沢なひととき。
季節は秋、10月。
各住居には、寒さが厳しい冬への備えが見られます。
ハルシュタットは旧市街も含め猫がたくさんいます。
ご自宅にお誘いいただいたのですが、どうやら家主の許可をもらっていないとのことで、お断りしてしまいました。
HochWasser、ドイツ語で洪水の意味。
大自然に囲まれるハルシュタットに住み続ける裏には、幾多の洪水の歴史があります。
最も浸水位が高かった洪水は1920年9月7日。
2013年の洪水のラインは刻まれてないようです。
ホテル ゼーヴィルトツァウナーに展示されていたハルシュタット 2013年の洪水
ぐるっと周り、再びハルシュタットの観光案内所の近くへ戻ってきました。
この後はハルシュタット湖の裏通りを散策します。
» ハルシュタットの裏通りを散策する Dr.F-Morton-Weg(オーストリア)