旧ソ連で製造されたロシアンレンズ、ヘリオス44-2(Helios44-2 58mm F2.0)で撮影した写真を掲載しています。
Helios 44-2 58mm F2.0
Helios-44 is a Soviet copy of the Carl Zeiss Biotar 58mm ƒ/2 lens produced under the Helios lens brand. The Lens is currently made in Russia for the M42 lens mount.
旧ソビエト連邦で製造されたレンズ、ヘリオス44-2(Helios44-2 58mm F2.0)。
Wikipediaの文章を直訳すると「Carl Zeiss の Biotar 58mm F2.0レンズをコピーしたロシアンレンズ」。
オールドレンズの中では安価な値段で入手しやすく、今回は14,800円でヤフオク経由で購入しました。
Helios-44|Amazon.co.jp
Helios-44|Rakuten.co.jp
焦点距離:58mm
絞り値:F2.0-F16
レンズ構成:4群6枚
絞り羽根:8枚
最短撮影距離:0.7m
マウント:M42
以下、カメラ本体はソニーのα7Riii。
すべての写真が「撮って出し」です。
ぐるぐるボケ
ヘリオス44の特徴が「ぐるぐるボケ」。
背景の玉ボケが楕円形になり、ぐるぐる回ったような面白い絵が撮れます。
フレア・ゴースト
逆光時はフレアとゴーストも。
Helios 44-2 58mm F2.0で撮影した作例
α7Riiiのピント拡大機能を使ったとしても、開放F2.0の場合「ピントが合っているような合っていないような」ふわっとした感じ。
コラム 旧共産圏で撮影
旧共産圏の街をHelios44-2で撮影する。
例えば、ロシアのウラジオストク、ドイツのベルリンの風景を撮影したら…。
コンテキストがあるだけに、面白い絵が撮れそうです。
今後「ヨーロッパの田舎町をヘリオス縛りで撮影する」などのコンテンツも作っていきたい。
後日、ヘリオス44-2でリトアニアのシャウレイにある十字架の丘を撮影してみました。
シャウレイで撮影した写真はバリバリに現像しています(記事掲載写真の中には、現行レンズで撮影した写真を一部に含みます)。
シャウレイ十字架の丘 リトアニア Kryžių kalnas, Šiauliai, Lithuania
下はエストニアのタリンにて、ヘリオス44-2で撮影した城壁。
こちらは撮って出しです。
タリン旧市街を囲う城壁(エストニア)|City Wall of Tallinn, Estonia
ヘリオス44-2で霧氷テラス(北海道占冠村)を撮影し、Kindle電子書籍にまとめてみました。
老鏡 Helios44-2で撮る北海道トマム 霧氷テラス|Amazon.co.jp
ライカ50mm F3.5 赤エルマー ダイヤモンドマーク(Leica 50mm F3.5 Red elmar with diamond mark)|オールドレンズ