リトアニアのシャウレイにある十字架の丘(Kryžių kalnas)へ。
時の強国に翻弄され、苦難の歴史を持つリトアニア。
人々の願いを込めた十字架を、幾度とブルドーザーでなぎ倒したソ連KGB。
そのソ連時代に作られたオールドレンズのHelios44-2で切り取る、シャウレイ十字架の丘。
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シャウレイ十字架の丘 Kryžių kalnas
リトアニア北西部の町、シャウレイにある十字架の丘(Kryžių kalnas)。
1831年の帝政ロシアに対するポーランド・リトアニアの蜂起(11月蜂起)の後、ロシアに処刑された人々の鎮魂のために建てられた一本の十字架が始まり。
ロシア革命後のソビエト時代にも、この丘に十字架を建てるリトアニア人が後を立たず。
ソ連KGBは丘に建てられた十字架をブルドーザーでなぎ倒すものの、十字架の数は増え続け…。
現在は大小さまざまな形状をした十字架が100,000本以上あると推定されています。
ソ連時代、ドイツのカールツァイスを模倣して大量生産されたソ連製のレンズHelios44-2 58mmで切り取ります。
シャウレイ十字架の丘の場所・行き方・アクセス
シャウレイ十字架の丘までのアクセス方法は、バスまたはタクシーです。
今回はシャウレイ バスステーション(Šiauliai bus station)12番乗り場を発着するバスに乗車。
バス所要時間約20分で「Domantai」バス停下車。
「Domantai」バス停から十字架の丘の観光案内所まで徒歩約30分。
観光案内所から十字架まで徒歩5分。
バス料金片道€0.9。
シャウレイ バスターミナルの手荷物預り所の料金は、手荷物1つあたり€2.0。
道路際に立つ大きな十字架の側道をまっすぐ進み、徒歩約30分。
車通りが多く、歩道が整備されていないため車には十分お気をつけください。