エメラルドグリーンの仏塔で有名な、バンコクのワットパークナム寺院(Wat Paknam)へ。
ワットパクナム Wat Paknam
バンコクのパーシーチャルーン区(Phasi Charoen)に佇む、ワットパークナム(Wat Paknam)。
15世紀から17世紀のアユタヤー時代中期に建造された寺院です。
チャクリー王朝時代のラーマ3世の治世に、寺院を修復。
ラーマ4世は寺院に隣接する運河の建設を命じ、ラーマ5世は水門の建設を命じました(現地看板の解説による)。
数年前までは日本のガイドブックには掲載されていなかったスポットにもかかわらず、スマートフォンが普及してから話題のスポットと化し、観光客が一気に増えたのだとか。
文化・歴史の重要性はさることながら「他にはない唯一無二」「映える」場所も、観光地として人気を博す、この時代。
狙ったのか狙ってないのかはいざ知らず、タイの観光業には日本が学ぶべき点が多数ありそうです。
さて、その象徴でもある寺院。
土足を脱いで裸足に。
冷んやりとした床を足裏に感じつつ、階段を上ります。
仏塔のある最上階へ。
エメラルドグリーンの仏塔
ワットパクナムの最上階。
ビビッドな色に包まれた神秘的な空間。
中央にはエメラルドグリーンの仏塔。
天井には仏画、それを支えるように金色の装飾を施した柱が4本あります。
緑、橙、金、青、すべての色を取り込むように撮影。
眺望
ワットパクナム最上階の外側はテラスになっています。
屋外に出てみると、敷地の東、北、西が運河に囲まれていることをよく実感できます。
バンコクの中心部方面。
ワットパクナムの場所・行き方・アクセス
ワットパクナムはチャオプラヤー川から約4.5km、シーロム駅から約7kmの場所にあります。
BTSスカイトレインで最寄り駅まで移動し、ソンテウに乗り継ぐ方法もあります。
節約旅かつ一人旅でない限りは「バンコク中心部から自動車配車アプリGrabを利用して移動する」のが便利で、かつ楽な移動手段でしょう。
Grabの値段は需給に応じて変動するので一概には言えませんが、今回は「行き:287バーツ」「帰り:191バーツ」でした。
バンコク市内→ワットパクナム
THB287.00(287バーツ)
ワットパクナム→バンコク市内
THB191.00(191バーツ)
ワットパクナムのタクシー乗り場・Grab乗降場は、丸いアーチが架かるトンネルの前です。
このトンネルをくぐる途中に、お手製の案内図があります。
地図に従っていけば、迷わずに寺院に到着するでしょう。