スペイン セビージャの中心部から約3km南に離れた場所にあるマリオット系列のホテル、ACホテル シウダッド デ セビージャ(AC Hotel Ciudad de Sevilla)の宿泊記です。
ACホテル シウダッド デ セビージャ AC Hotel Ciudad de Sevilla
ACホテル シウダッド デ セビージャ(AC Hotel Ciudad de Sevilla)はセビージャの中心部から3km弱南に位置する、マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)に加盟するホテル。
セビージャ中心部まで「歩けないこともない」という立地。
スペイン広場まで徒歩19分、セビーリャ大聖堂まで徒歩35分です。
基本の移動手段は路線バスになります。
ホテルの西側に面するマヌエル シウロット通り(Av. Manuel Siurot)にバス停があり、そこから乗車すれば10分弱で中心部へアクセス可能。
バス便の分、宿泊価格はお手頃です。
建物は20世紀初頭の建物を改装したもの。
マリオットのACホテルブランドには「外観のみ歴史的建造物」を保持し「内装はシティホテル」という形態がありますが、今回はそれにあたります。
コスト最優先の真四角な箱よりも、雰囲気があって良いですね。
訪れたのは5月中旬。
ホテルの南面通り側には紫色の花を咲かせるジャカランダを見ることができました。
世界三大花木のひとつです。
マリオット会員エリート特典はジュニアスイートへのアップグレード。
加えて、ポイントまたは朝食10%割引から選択。
宿泊者が立ち入ることができないスペースに興味深いタイルを発見。
「EL HOTEL CIUDAD DE SEVILLA A LA VIRGEN DE LOS REYES」と「1927」の文字。
ACホテルのブランドに加盟する前の名称で、ホテルとして開業したのは1927年なのでしょうか?
ジュニアスイート Juinor Suite
お部屋はジュニアスイート(Junior Suite)にアップグレード。
45㎡、南向きの客室です。
非常口のマップを確認してみると、南向きの客室は数部屋のみ。
ベッドルーム
ジュニアスイートのベッドルーム。
窓を開けると、目の前にジャカランダの花。
オールドレンズで撮影してみました。
今回はセビージャやカルモナといったスペイン南部エリアにて、ジャカランダの花をたくさん見ました。
しかし、これほどまで近くで見れたのはこのホテルの窓辺だけです。
ベッドルームにデスクはなく、お隣のリビングルームにあります。
コンセント(プラグ)はサイドテーブルの片側に2口あり、もう片側はなし。
荷物置き場の横にC型コンセント1つと全世界対応型コンセントが1つ。
ミニバー。
ベッドルームとバスルームの間の通路に、荷物置き場とクローゼット。
リビングルーム
リビングルームにはデスクとソファのスペース。
リビングにはエスプレッソマシンとカプセルが4つありました。
バスルーム
バスルームにも採光用の窓があるので明るいです。
昔の建物の再利用しているため、少し無駄なスペースが見られます。
バスルームで驚いたのは、シャンプー類を置くスペースが一切ない点。
これほど使い勝手が悪いバスルームも珍しいです。
アメニティ
アメニティには、ACホテルでおなじみのゴルフボール型石鹸も。
歯ブラシセット、シェービングキット、シャワーキャップなど一通り揃います。
プール
最上階のプール。
プールからは西面道路の並木が見え、リラックスして過ごせます。
フィットネスジム
スペースは狭いですが、フィットネスもあります。
朝食
朝食で美味しかったのがオムレツ。
中身がふわとろの卵と塩気のあるハモンイベリコがよく合います。
ACホテル シウダッド デ セビージャの場所・行き方・アクセス
ACホテル シウダッド デ セビージャから徒歩1分の場所に路線バス(1番線・37番線)乗り場あり。
セビーリャ中心部まで乗車約10分です。
感想・総評
立地についてはセビージャ中心部から離れているため、決して利便性がよいとは言えません。
中心部と比較すると宿泊料金が幾分か安いので、「観光をするために一度ホテルを出発したら夜まで戻らない」スタイルであれば、重宝するホテルだと思います。
今回はホテルから徒歩で出発し、「スペイン広場→昼食→アルカサル→メトロポールパラソル→夕食」路線バスに乗りホテルに帰るというプランにしてみました。
住所:Av. Manuel Siurot, 25, 41013 Sevilla, Spain
電話番号:+34 954 23 05 05
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜12:00