渡嘉敷島の最南端「阿波連園地展望台」の眺望と彩雲、阿波連の集落を見おろす坂の中腹から望む夕日をご紹介します。
阿波連園地 Aharen Enchi
南北に長い渡嘉敷島の最南端にある阿波連園地(Aharen Enchi)。
標高は照山(阿波連と渡嘉志久の間にある)まで高くありませんが、東西の視界が開けているため、眺望が素晴らしい。
西には座間味島、離島、阿嘉島、屋嘉比島、慶留間島、外地島、久場島、奥武島。
東側はコンディションさえ良ければ、沖縄本島の街を望めます。
無人島のウン島を一眼レフのファインダー越しに覗きこむと、空に虹のような雲が出現している。
カメラか、はたまた自分の目か。
何かがおかしくなったのだと思いつつ空を見上げると、本当に空の中に七色の虹が出現していました。
こちらは彩雲(さいうん)という現象です。
彩雲と飛行機雲。
さらに、彩雲の上には太陽をぐるりと囲む光の輪「暈(かさ)」が出現していました。
彩雲と暈の揃い踏みです。
浦の浜と前岳林道展望台。
浦の浜周辺では、約7000年前の遺跡「船越原遺跡」が発見されています。
阿波連の集落へと続く、アスファルト舗装の道。
四阿の向こうには右から阿嘉島、慶留間島、慶良間空港のある外地島。
この日は天気が良いため、東側に沖縄本島の街を望めました。
阿波連園地の最果て。
前岳林道展望台(裏ヶ丘展望台)
阿波連園地の約450m北側にある前岳林道展望台(裏ヶ丘展望台)の写真も載せておきます。
東側に面する展望台のため見どころは少なめですが、天気が良ければ足を運んでみてはいかがでしょうか。
阿波連園地の場所・行き方・アクセス
阿波連園地は阿波連の集落(阿波連ビーチ)から約3.3km南にあります。
道中は起伏が激しく距離もあるため、原付または車でのアクセスを推奨します。
阿波連の集落から原付・車で約10分。
おわりに
琉球エアコミューターから撮影した阿波連園地の空撮。