羽田空港から無料のシャトルバスでダイレクトアクセスできる、ホテルJALシティ 羽田 東京(Hotel Jal City Haneda Tokyo)に宿泊してみました。
ここでは、ホテルJALシティ羽田東京のお部屋のレポートや宿泊した感想をまとめます。
ホテルJALシティ羽田 東京 Hotel Jal City Haneda Tokyo
ホテルJALシティ羽田 東京(Hotel Jal City Haneda Tokyo)は、大田区羽田旭町に位置するビジネスホテルです。
ホテルランクはホテル予約サイトにより異なりますが、四ツ星あるいは三ツ星。
元は日本航空が出資していたJALホテルズが運営していましたが、2010年に日本航空が会社更生法を申請した後に、JALホテル株式の大部分をホテルオークラに売却。
現在は、JALホテルズから名称変更したオークラニッコーホテルマネジメントが運営しています。
チェックイン。
天井高が高く自然光が差し込むレセプション周り。
客室階は2階〜11階。
エレベーターホールやお部屋のルームナンバーのデザインは木のデザインで統一されており、暖かみが感じられます。
スーペリアシングル Superior Single Room
ベッドルーム
今回宿泊したお部屋はスーペリアシングルルーム(Superior Single Room)。
15.8㎡のお部屋にはセミダブルのシモンズベッド。
一人で過ごすには十分な広さ、しつらえです。
室内のクロスも少し暖かい色が入っており、落ち着いた雰囲気。
デスクは奥行きがゆったりしているためノートPCを広げて作業するには十分です。
デスクの中央を引っ張り出すと鏡に変身。デスク周りに圧迫感を与えないよう省スペース設計。
ベッド脇にはアラーム(時計)とコンセント1箇所。
コンセント穴には透明の縁が付いているので、スマホや充電ケーブルをまとめて収納可。
照明スイッチの操作もできるので、お部屋のダウンライト、デスクの照明、フットライトをすべて枕元で入り切り可能。
コーヒーとお茶のサービス。空気清浄機やリセッシュを完備。
全部屋共通のWiFiを利用できます。
速度はスピーディ。
無線LANだけでなく有線LANも利用可。
コンセントはワークデスクに3個、ベッド脇に1個、空気清浄機横に2個、入り口脇に2個あります。
羽田空港周辺のホテルではお馴染みのコルビーのズボンプレッサー。
使用方法も日本と英語で説明が書いてあります。
ビジネスマンにはありがたい設備のひとつ。
バスルーム
JALシティホテル羽田東京のバスルーム。
トイレはTOTOのウォシュレット付き。
バスタブ自体は普通ですが、高齢者の方や身体の不自由な方のために「斜めの手すり」を付けたユニバーサルデザイン。
シャンプー&コンディショナー&ボディーソープはミキモト(MIKIMOTO)。
洗顔&手洗いソープ。
日立イオンケアのドライヤー。
アメニティは歯ブラシや綿棒など。
眺望
今回のお部屋は9階、東向き(羽田空港ビュー)の眺望です。
東側にはヤマトの羽田クロノゲートが見えます。
今回の宿泊は11月だったためエクステリアの落葉樹が秋らしい色使いになっていました。
フロアマップを見ると内側にもお部屋が配置されています。
今回は東向きの空港方面でしたが、南向きは多摩川、北向きは昭和島、西向きは蒲田方面になるのかも。
レストラン(朝食)
ホテルJALシティ羽田東京のレストラン「Haruhoro」。
朝食の料金は以下のとおり。
大人 | 1,836円 |
子供(6〜12才) | 1,296円 |
朝食の時間は4:00〜10:00(9:30LO)。
朝食の価格設定が周囲のホテルよりも高めということもあり楽しみにしていましたが、訪れた時間が9時と遅かったからなのか?
正直イマイチでした。
ただしその中でも美味しかったのは、羽田の佃煮。
羽田大谷政吉商店の佃煮をいただけます。
わたしが訪れた時は、あさり、しじみ、くるみの佃煮でした。
どれも美味しくてご飯のお供に最適です。
ちなみにレストランでは、朝食だけでなくランチやディナーも食べられます。
ただしランチとディナーはさすがはホテルといった具合に値段が張るので、お酒を飲むのであれば周辺の居酒屋さんに足を運んでみるのがおすすめです。
その他の施設
2階〜11階の客室階には、各階に自販機コーナー・製氷機・VODのカード販売機があります。
コンビニよりも割高ですがお酒やおつまみの販売も。
2階のランドリーコーナーには洗濯機&乾燥機と電子レンジ。
また、下着や軽食・おつまみの販売機もあり。
1階のフロント脇には10分100円のPCコーナー。
WiFiも無料だしスマホのあるこのご時世に、PC10分100円では誰も使わないよね…ということで誰も使っていませんでした。
国際空港周辺ホテルらしく、外貨→日本円に両替できる外貨両替機も1階のフロント脇にあります。
日本円→外貨には両替できません。
米ドル・ユーロ・人民元・ウォン・英ポンド・シンガポールドル・台湾ドル・香港ドルに対応しています。
読売新聞の朝刊や羽田空港の情報紙も無料で読めます。
中国人の方向けにChina Dailyも置いてありました。
ホテルJALシティ羽田東京の場所・行き方・アクセス
穴守稲荷駅徒歩3分、天空橋駅徒歩10分
ホテルJALシティ羽田東京の最寄駅は、京浜急行空港線の穴守稲荷駅で徒歩3分です。
駅からホテルまでのルートで踏切を渡ることはありませんが、1ヶ所幹線道路を渡ります。
京浜急行空港線の天空橋駅も徒歩10分のため歩いて向かうことは可能ですが、時間に余裕がある時以外はわざわざ使うことはないでしょう。
ただし、天空橋の周辺には羽田大鳥居といった「羽田の歴史を感じられるスポット」があるので、お時間に余裕があれば立ち寄ってみるのも一興です。
無料のシャトルバス送迎(ホテル⇄羽田空港)
ホテルと羽田空港を結ぶ無料送迎のシャトルバス。
シャトルバス時刻表をチェックしてみると、ホテル→羽田は早朝4時~朝11時30分、羽田→ホテルは夕方16時45分~深夜0時台もカバーしており、周辺のホテルよりもバスの時間帯が広いです。
予約はできないため搭乗時刻が近づいたらバスの運転手さんに声をかけて乗り込みます。
わたしも朝11:00のバスに乗ってみました。
JALシティ羽田東京の敷地が環状八号線に面していることもあってか、羽田空港国際線ターミナルまでわずか5分弱。
この近さは安心です。
周辺環境
JALシティ羽田東京の立地は、穴守稲荷駅から幹線道路(環八)を北側に渡った場所にあります。
環八の北側にはお店がほぼありません。
環八を南側(穴守稲荷駅側)に渡ると、コンビニとチェーンの牛丼屋、ラーメン屋、鹿児島出身の方が経営する居酒屋さん、ドラッグストアがあります。
食通ゆたか
今回JALホテルに宿泊した際の夕食は、ホテルから徒歩7分の「食通ゆたか」にお邪魔しました。
この界隈では有名な名店で、羽田沖で獲れた穴子をいただくことができます。
穴子天重(赤だし付き)1,490円。
衣はもちろん揚げたて。ふっくらとした穴子の天ぷらが1匹半分も乗っており、味もボリュームも大満足です。
お店のお父さんお母さんも接しやすくて嬉しかった。
次を訪れる際は、多摩川産のボサエビ天やハゼ天をいただいてみたい。
JALシティ羽田東京のレストランでディナーもいただけますが、穴守稲荷駅の周辺を散策してみると隠れた名店があります。
ご宿泊の際に、お時間がある場合には、少し足を伸ばして「羽田沖で獲れた海産物」に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
感想・総評
JALシティ羽田東京は、近辺では最も歴が長いホテルのためか、お部屋のしつらえからフロントの対応まで落ち着いた印象を覚えました。
制服を来たCAさんも何人か見かけたので、CAさんもかなりの人数が利用しているのだと思います。
リピーター率が高いのも頷ける、ゆったりと過ごせるホテルでした。
穴守稲荷駅を最寄りとするビジネスホテルは、JALシティ羽田東京のほかに、ホテルマイステイズ羽田、京急EXイン 羽田・穴守稲荷駅前があります。
JALシティ羽田東京は穴守稲荷周辺のホテルの中でも宿泊料金が一番高いですし、とりわけビジネスマンの方にとってまず第一候補になりえるホテルでしょう
(空港直結ホテル/国際線:ザロイヤルパークホテル東京羽田、国内線第2ターミナル:羽田エクセルホテル東急)。
住所:〒144-0042 東京都大田区羽田旭町4-11
電話番号:03-5735-2525
チェックイン:14:00〜
チェックアウト:〜11:00