鹿児島県霧島市隼人町のホテル京セラ(Hotel Kyocera)に宿泊しました。
ホテル京セラ Hotel Kyocera
錦江湾の北側に面する霧島市隼人町にあるホテル京セラ(Hotel Kyocera、京瓷酒店)。
そのホテル名称通り、京セラの子会社が運営する唯一のホテルです。
建物は1995年開業の本館と2001年オープンの別館(アネックス)に分かれており、3F部分の通路で繋がっています。
本館・別館あわせて総部屋数は328室。
本館の建物は故黒川紀章氏が設計。
建物3Fから12Fまで抜けるダイナミックな吹き抜けは圧巻です。
結婚式場でもあるため、中央にはチャペルが置かれています。
トップライトと東側に大胆にとったガラス面からは太陽の光が降り注ぎます。
ホテル京セラにしかない魅力のひとつだと思うものの、建物の設計・見どころについては公式サイトで一切ノータッチ。
その他、本館の外壁に光触媒を使ったり(開業当時は先進的な技術だったと思われます)、別館に天然ガスを使ったコージェネレーションシステムを導入したりと、グループ会社の技術を随時採用しているようです。
ホテル内には地下1,050mの源泉を持つ温泉大浴場、室内温水プール、スポーツジムのある施設「オクシア」、夏季限定のアミューズメントスパ「エデン」といったファミリー層が楽しめる施設が入っています。
今回の客室は12F。
南側にはホテル京セラに2部屋しかないスイートルームが配されています。
本館エグゼクティブダブルルーム Exective Double Room
本館12Fのエグゼクティブダブルルーム(Exective Double Room)。
客室の向きは南側の錦江湾側です。
ベッドルーム
広々としていて清潔感が感じられる室内。
ベッド脇の両サイドテーブルにはコンセントが2口ずつ。
南側は隼人町の町の先に錦江湾が見え、その先に雲と噴煙に包まれた桜島があります。
鹿児島市内は霞の先に。
バスルーム
アメニティ
ドライヤーはリュミエリーナのREPRONIZER レプロナイザー。
朝食
朝食は3Fの通路を抜け、別館アネックスの1Fにある「夢の国」にて。
一旦話が逸れますが、この通りにある縄文遺跡の展示が面白いです。
お腹がいっぱいになった後はじっくり見てみるのもよいでしょう。
ホテル京セラの朝食会場で何よりも特筆すべきは「お茶バイキング」。
地元の霧島茶は種類が豊富です。
一杯飲みきりサイズのハンディティメーカーがあるので、数回にわけて好みのお茶を探すのも楽しいです。
抹茶パン、紅はるかの焼き芋。
卵かけご飯、豚味噌、さつま揚げ。
鹿児島ならではのメニューはもちろん洋食もあり、種類が充実しています。
ホテル京セラの場所・行き方・アクセス
鹿児島空港4番バス乗り場へ接続するバスがあります。
片道約18分、料金は大人400円・子供200円。
バス時刻表はホテル京セラの公式ウェブサイトに「バス時刻表PDF」へのリンクがあるのでご覧ください。
鹿児島市内からは電車で隼人駅まで約40分。
隼人駅からタクシーでワンメーター(620円)です。
ホテルから徒歩4分の位置にコンビニがあります(上記写真左下のローソン。写真中央右手は隼人駅)。
感想・総評
今回は7月の初旬に宿泊。
宿泊客で見かけたのはご年配の方々やビジネスマンの姿がほとんど。
ホテル京セラに宿泊する前は「このホテルに宿泊するターゲット層」が見えなかったのですが、結局実際に泊まってみてもよくわかりませんでした。
ビジネスマンは老朽化の見える「かごしま空港ホテル(かごしま空港ホテル宿泊記)」にフライト前泊するよりも、多少距離があっても綺麗な「ホテル京セラ」を選ぶといったところでしょか?
ファミリー層は夏休みシーズンになると賑わうのかもしれません。
霧島温泉、鹿児島市内の日帰り観光も楽しみつつ、ホテル内でもゆったり過ごせる、鹿児島空港にもバスで一本という点においては、色んな選択肢に対応できるホテルだと思います。
住所:〒899-5117 鹿児島県霧島市隼人町見次1409-1
電話番号:0995-43-7111
チェックイン:14:00〜
チェックアウト:〜11:00