ミーソン遺跡(聖域)|My Son Sanctuary

ミーソン遺跡

ダナン市内から南西方向約30キロ、クアンナム省に位置する世界遺産、ミーソン遺跡(ミーソン聖域、英:My Son Sanctuary、越:Thánh địa Mỹ Sơn)。かつてベトナム中部で繁栄したチャンパ王国の聖地だった観光スポットです。

今回は、日本でツアー予約をし、ミーソン遺跡の観光に行ってきました。ここでは、ミーソン遺跡の見どころや車窓からの風景をご紹介していきます。

ミーソン遺跡の場所・行き方・アクセス

ダナン市内やホイアンからミーソン遺跡まで自力でアクセスするには、市内バスを乗り継いで行く必要があるようです。ただし、日本語のブログやウェブサイトを調べても詳細の情報はほとんどないので、ツアー予約をして行きました。

MEMO
ミーソン遺跡までは、ダナンから直線距離で約30km、ホイアンから直線距離で約25km。所要時間は車で約1時間半。

現地に到着後、現地のツアー会社に直接予約もできるみたいですが、わたしは事前にJTBのマイバスでガイド付きのツアーを予約しました。他にも色々な会社がツアーを組んでるので、自分自身に合うプランを探してみてください(マイバスツアーのメリット・デメリットも、この記事のさいごに残しておきます)。

ミーソン遺跡のチケット料金・入場料

ミーソン遺跡 チケット売り場

まずはチケットオフィスでチケットを購入します。今回はツアーだったので、日本語ガイドさんがチケットを代わりに購入してくれました。チケットの料金は1人あたりVND60,000(日本円で300円程度)。

チケット料金 VND60,000

ミーソン遺跡の地図

ミーソン遺跡 地図

※クリックで拡大します。

上記マップの右下(北西)が、駐車場&チケット売り場。左上(南東)がミーソン聖域です。

駐車場&チケット乗り場からミーソン聖域までの道のりは約2,7kmですが、行程の半分はシャトルカートに乗ることができます。

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ゲートをくぐったら、しばらく周囲の自然を見渡しながら歩きましょう。まずは10分弱歩きます。

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途中、起伏のある道を抜けるため、カートに乗って移動します。カートでの移動時間は約5分。

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カートを降りたら、また10分程度徒歩で移動します。

[colwrap] [col2]ダナン ラルー缶ビール[/col2] [col2]カートの終着駅では、お土産やドリンクの販売をしています。日本円100円程度で、ダナンのビール「ラルー(LARUE)」を購入できるので、アルコール好きな方はここで購入するのもいいでしょう。

もちろん、ミーソン観光後に購入することも可能です。ラルービール、美味しい!

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チャム族の踊り・楽器演奏

ミーソン遺跡 ショー

ミーソン遺跡 ショー

まずは、地元の方が披露する、チャム族の踊りや楽器演奏の見学です。チャム族のイメージを膨らませるのにぴったりの時間となるでしょう。5分の演目×3回=15分間。

かつて中部ベトナムで栄えたチャンパ王国を構成したチャム族も、現在はベトナム民主共和国内で100,000人となっているようです。ちなみに、今回案内いただいたガイドさんは、ベトナム民主共和国の民族構成で最も比率の高い、キン族の方でした。

ミーソン遺跡(My Son Sanctuary)

BCDエリア

ミーソン遺跡

ミーソン遺跡のハイライト、BCDエリアに入ります。

ミーソン遺跡は4世紀から13世紀にかけて、チャンパ王国によってつくられた祠堂です。20世紀の初頭、ベトナムはフランスの統治下にあり、ミーソン遺跡はフランス人の考古学者により発見されました。

ミーソン聖域

ミーソン遺跡

ミーソン遺跡が発見された後、フランス人やインドシナ戦争の動乱時に盗みを働くものがおり、ミーソン遺跡は荒廃します。

ミーソン遺跡 顔のない石像

チャム族が信仰していたシヴァ神の石像は、顔だけ切断され、盗掘されているものも。

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上記写真(右側)のように、祠堂の壁面につくられた女神像のレリーフの中でも、顔が残っているのはごく一部のみです。

ミーソン遺跡 男性器

祠堂の周辺には、男性器(リンガ)と女性器(ヨニ)の象徴を表現した石像も。上は男性器を表現したもの。

ヒンドゥー教シヴァ神を信仰するチャム族は、子孫繁栄を願い、性器を表現した石像も数多く残しています。

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煉瓦で積まれた祠堂の内部に入場できます。

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中には、チャム族が信仰するシヴァ神のレリーフや、男性器の形をした石像、そして顔は象で身体をライオンで表現した石像などが展示されています。

ミーソン遺跡 不発弾

そして、こちらはベトナム戦争の際、アメリカ合衆国の攻撃を受けた際の不発弾。

ミーソン遺跡 ベトナム戦争でアメリカに破壊された煉瓦

アメリカ軍の爆撃で破壊された後、修復された箇所

しかし、実際にはミーソン遺跡全体を爆撃されており、祠堂も損傷しています。興味深いのは、砲弾を浴び破壊された後、修復された箇所よりも、

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▲ チャム族により建築された古い煉瓦のほうが、頑丈な点です。ガイドさんの話では、チャム族のこの建築技術は今も解明されていないらしく、現代になって復旧作業が進まない(進めることができない)原因にもなっているとのこと。

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興味深いのがこちらで、ガイドさんによると「修復作業をしていたが、作り方がよく分からず、放置されている」とのこと。そんなことがありえるのか!

チャンパ王国、そしてチャム族の謎に引き込まれるばかりです。

JTBのマイバスツアーについて

先述の通り、今回のミーソン遺跡観光ツアーはJTBのツアー予約サイトマイバス(MyBus)で予約しました。マイバスはツアーの取り扱い数こそ少ないものの、大手旅行会社JTBが催行するツアーを多く取り扱いしているため、最大のメリットは「安心感」ということになると思います。

加えて、マイバスツアーの最大のメリットは、日本語ガイド付きということでしょう(プランによるのでツアー詳細はマイバスの公式サイトにてチェックください)。今回は参加者がわたしたちだけだったので、マンツーマンでした。行きの車内では車窓から見える風景を中心に、ベトナムやチャンパ王国の歴史・文化について色々と解説してくれるので、ベトナムの歴史や文化を知りたい方には、おすすめです。

また、この時はガイドさんとは別に運転手がおり、今回のダナン旅行の車移動において最も安全運転で運んでいただきました(笑

ただし、マイバスのデメリットは、現地での見学が「BCD」エリアのみということですね。ミーソン遺跡のハイライトのみを見学することとなり、他の小さな遺跡を見学する時間はありません。ミーソン遺跡を一日かけて隅々まで見学されたい方にはおすすめできませんね。

ダナン市内からミーソン遺跡までの車窓から見えた景色

ダナン市内からミーソン遺跡に向かう途中に興味深かった写真も残しておきます。ダナンやホイアン周辺とはまた一味違う、車窓からの風景も楽しんでみてください。

ベトナム 原付二人乗り

大量の荷物を搭載した原付です。ベトナムではヘルメットを着けずにバイクを運転している姿をよく見かけますが、後部座席の方がノンラー(藁でつくられた笠)を着けています。

ベトナム 原付三人乗り

今度は三人乗り。ベトナム人は運転が荒いので、ヘルメット着けたほうがいいのでは…。実際に、ベトナム国内はバイク事故が多いそうですね。

ベトナム プロバカンダアート

ダナンのリゾート周辺では見かけることのなかった、ベトナム民主共和国のスローガン。こういったプロバカンダアートを見ると、ベトナムが社会主義国家だということを、ふと思い出すきっかけになります。

トゥボン川

ホイアンのバックダン通りまで伸びる、トゥボン川。ミーソン遺跡に向かう途中に渡る場所は川上のため、川幅がかなり広いです。川下のホイアンを流れるトゥボン川や、ダナン国際空港着陸前に空から見るトゥボン川と見比べてみるのも、楽しみのひとつですね。

チャム彫刻博物館にも行ってみよう

ミーソン遺跡を訪れるなら、ダナンのドラゴンブリッジを西に渡ったところにある、チャム彫刻博物館(越:Bảo tàng Điêu khắc Chăm Đà Nẵng、英:a Nang Museum of Cham Sculpture)への来訪もおすすめです。

ミーソン遺跡で出土された石像

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チャム彫刻博物館では、ミーソン遺跡で発掘された石像が豊富に展示されており、ミーソン遺跡を訪れた方だからこそ楽しめる博物館です。ミーソン遺跡に行った後に訪れると、より感慨深いと思います。

チャム彫刻博物館の営業時間・料金などの基本情報

住所 2 2 Tháng 9, Hải Châu, Đà Nẵng, Vietnam
電話番号 +84 511 3470 114
営業時間 7:00~17:30
チケット料金
  • 大人:VND40,000
  • 学生:VND5,000
  • 子供(〜16才):無料

まとめ

ダナン・ホイアン観光をする際には、ミーソン聖域にぜひ足を伸ばし、かつてベトナム中部に栄えたチャンパ王国の遺跡を見学してみてください。

MEMO
今回、日本語ガイド付きで利用したツアープラン

JTBのマイバス(MyBus) オプショナルツアー

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