日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5|オールドレンズ

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5|オールドレンズ

ニコン(Nikon)のオールドレンズ、Nikkor-Q・C 13.5cm F3.5で撮影した写真を掲載しています。

Nippon Kogaku Nikkor-Q・C 13.5cm F3.5

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5|オールドレンズ

ニコンのオールドレンズ、Nikkor-Q・C 13.5cm F3.5
1980年にNikonが社名変更する前のNippon Kogaku Japan(日本光学)が刻まれている。

ニッコール13.5cmF3.5 – Lマウント。3群4枚。アタッチメントはφ43mmねじ込み。レンズ鏡胴部分はSマウントやエクサクタマウントと共通であり、ヘリコイドから後ろを交換すればどのカメラにも使用できた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ライカマウントレンズの一覧#ニコン

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5|オールドレンズ

ニコン公式サイトの「ニッコール千夜一夜物語(第四十三夜)」に1947年発売の「Nikkor-Q・C 13.5cm F4」が紹介されています。
村上三郎氏による設計で、F3.5はF4の改良型。F3.5の発売年は1950年。

www.nikon-image.com/enjoy/life/historynikkor/0043/index.html

F3.5の前のモデル「Nikkor-Q・C 13.5cm F4」は、報道写真家のDavid Douglas Duncanが朝鮮戦争に持ちこんだレンズのひとつ。
その物語はニコン公式の「世界が認めたメイド・イン・ジャパン ダンカンとニッコールレンズの出会い」で紹介されており、ずっしりと重たいこのレンズの系譜・物語を知ると、より一層撮影が楽しくなりそうです。

www.nikon.co.jp/corporate/history/oneminutestory/1950_nikkor/

Occupied Japanが「第二次世界大戦の終戦後からサンフランシスコ講和条約が発効する1952年4月28日まで」と定義するのであれば、Nikkor-Q・C 13.5cm F3.5も漏れなくその中に入ります。
光学照準器や測距儀を生産する軍需産業から民需産業に軍民転換する中で生まれたレンズ。
70年の時を経て、どんな景色を写し出すのでしょうか。

Nikkor 135mm F3.5|Amazon.co.jp
Nikkor 135mm F3.5|Rakuten.co.jp

135mmなのでポートレート向きのレンズなのかもしれません。
しかし、このサイトは個人旅行の記録を残すブログであり、途端にモデルさんを撮影したりはしません。

「とにかく移動し、とにかくシャッターを切る」
普段通りの感覚で、どんな絵を撮ることができるのか。
従来と同じスタンスで撮影していきます。

発売年:1950年
焦点距離:135mm
絞り値:F3.5-F32
レンズ構成:3群4枚
最短撮影距離:1.5m
フィルター径:43.5mm
絞り羽根:10枚
重量:650g

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以下、撮影機材はすべてソニーのα7Riii。
撮って出しではなく、現像しています。

Nippon Kogaku Nikkor-Q・C 13.5cm F3.5で撮影した作例

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園の開拓記念碑

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園から写す札幌駅

札幌の西3丁目通り(大通公園)から約700m北に離れたJR札幌駅を撮影する。

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園から写す札幌駅

同じ場所から、Super35mm(APSCサイズにクロップ)を使って撮影。

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園から大倉山ジャンプ競技場

Super35mmを使って大通公園の西側を撮影。
その存在感を示すのは大倉山ジャンプ競技場。

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園から大倉山ジャンプ競技場

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 HTB本社

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園から大倉山ジャンプ競技場

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 さっぽろテレビ塔の鉄骨越しの札幌大通り公園

さっぽろテレビ塔の鉄骨越しに。

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園からニッカ大看板

札幌駅前通り(大通公園)から約550m南にある、薄野のニッカの看板。
Super35mmで撮影。

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 札幌大通公園から大倉山ジャンプ競技場

日本光学 Nikon Nikkor-Q・C 135mm F3.5の作例 大倉山ジャンプ競技場

おわりに

このレンズをフライトに12時間かかるような場所まで持ちこむことは想像しにくいですが、広角レンズや標準ズームレンズでは撮影することができない写真を残すことができる。…と言ってしまっては、至極当たり前な話かもしれません。

そこで、自分が過去に訪れた場所の中で、このレンズで撮影してみたい場所を挙げてみる。
できあがりの写真を想像しながら。

バルセロナのサンパウ病院側から撮影するサグラダファミリア。
サグラダファミリアの彫刻家 外尾悦郎さんが著書の中で最も好きなサグラダファミリアと仰っていた構図で。
サグラダファミリアを背景にしてしまって、通りのカフェやレストランの人々にピントを合わせるのも良さそう。

グラナダのアルバイシン地区で夕日を待ちながら笑顔で語らう人々。
主役のアルハンブラ宮殿には、背景になっていただきます。

そしてやはり、猫を含む動物の写真。
135mmとSuper35mmを使えば、警戒心を持っている猫さんたちも、よりもっと主役級に描けるはず。
シンガポールの熱帯雨林の中で出会ったキタカササギサイチョウや猿も、このレンズならもっと寄れたかもしれない。

ライカ50mm F3.5 赤エルマー ダイヤモンドマーク(Leica 50mm F3.5 Red elmar with diamond mark)|オールドレンズ
ライカ50mm F3.5 赤エルマー ダイヤモンドマーク(Leica 50mm F3.5 Red elmar with diamond mark)|オールドレンズ
ヘリオス44-2(Helios44-2 58mm F2.0)
ヘリオス44-2(Helios44-2 58mm F2.0)|オールドレンズ
フォクトレンダー ノクトン 50mm F1.5 Aspherical ブラック
Voigtländer Nokton 50mm F1.5 Aspherical|オールドレンズ

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