通りの端に積まれていた雪が溶け終わり、まだ若干の肌寒さを感じながらも、ようやく春めいた陽気に。
春を迎えた札幌大通公園にて撮影した、桜、モクレン、ライラックの花々。
大通公園の桜(エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラ)
札幌の中心部を東西に走る大通公園に咲く、桜。
エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラがあります。
最も開花が早いのは、北海道を代表する桜のエゾヤマザクラ。
花と葉が同時に出てくるのが特徴です。
こちらは、ソメイヨシノとさっぽろテレビ塔。
もこもことした花びらが優美な、ヤエザクラ。
木蓮
大通公園西12丁目のサラサモクレン。
ピンクと白の鮮やかな濃淡は、桜とはまた異なる魅力を持ちます。
モクレンは、ソメイヨシノが散り始める頃に満開を迎えます。
ライラック
札幌のシンボルの木、ライラック。
大通公園内には、400株のライラックが植えられています。
八重桜が満開を迎える頃、蕾から花が咲き始めます。
満開を迎えたパステルカラー一色のライラックも素敵ですが、蕾と花びらのコントラストも美しい。
生き生きとしている。
美しい姿を鑑賞するだけでなく、華やかで優しい香りを楽しめるのも、ライラックの魅力。
顔を近づけると、良い香りがします。
ミツバチがお仕事中の可能性もあるので、お気をつけて!
ライラックの花が満開を迎えるタイミングは、樹種や場所(日当たり)により異なります。
そのため、ライラックの咲き始めから2週間程度の期間内において、札幌市内のどこかでライラックの花びらに出会えるはずです。
ラッキーライラックを探そう
ライラックの花びらの数は、通常4枚。
時折、5枚に分かれているライラックを見かけます。
こちらは、「ラッキーライラック」と呼ばれており、いわば「四つ葉のクローバー」のような幸運の印。
上の写真では、中央付近に5枚のラッキーライラックが複数あります。
さらに、花びら総計12枚のラッキーライラックも。
ちなみに、こちらは大通公園西12丁目にあるフレンチライラックのフィルママン。