東西に流れるセーヌ川を中心に、全20区に分かれているパリの行政区。
パリの北側18区に位置する小高い丘、モンマルトル(Montmartre)へ。
モンマルトル Montmartre
パリの18区にあるモンマルトル(Montmartre)。
芸術家が集まるエリア、白亜の聖堂サクレクール寺院、パリ有数の歓楽街として知られています。
ジュ・テームの壁 Le Mur des je t’aime
ジュ・テームの壁(Le Mur des je t’aime)。
メトロのAbbesses駅(アベス)の出口にあります。
612枚の青いタイルに、300種類の言語で「愛している」という表現が描かれています。
日本語表記では「大好き」と「愛しています」。
新婚旅行で訪れた方は、ここで記念写真を撮影するのもよいかもしれません。
モンマルトルのケーブルカー Cable Car
パリ市街の眺望を楽しめる小高い丘に立つサクレ・クール寺院は、パリ市内で最も高い位置にあります。
ケーブルカーの料金は料金は片道1.80€。
地下鉄の「ticket t+」で乗車できます。
モンマルトルにはミサンガ売り(後述)が沢山います。
ミサンガ売り回避と体力温存のために、上りだけケーブルカーに乗車しました。
サクレ クール寺院 Basilique de Sacré Couer
モンマルトルの頂上に建つサクレクール寺院(Basilique de Sacré Couer)。
1919年完成。
この日のパリの天気はずっと曇りでしたが、頂上に着いた途端に雲の切れ間から陽射しが射してきました。
ノートルダム大聖堂、モンパルナスタワーを望めます。
南西の方角。
葉を落とした落葉樹の枝の隙間からエッフェル塔が見えました。
サクレクール寺院のドームの上部には有料(6.00€)で上ることができます。
良い天気であれば、ドームに上ってみるのもよいかもしれません。
テルトル広場 Place du Tertre
サクレクール寺院の西側の側道を歩いて、テルトル(Place du Tertre)へ。
テルトル広場には、お土産向けの絵売り・似顔絵描きがたくさんいます。
観光客を椅子に座らせて勝手に描きだす…というトラブルもあるようなので注意。
描いてもらう場合は、先に値段交渉を。
モンマルトルの治安
事前に「モンマルトルの治安は良くない」という情報を見ていましたが、確かに暗い場所や夜間に歩きたくない雰囲気がありますね。
日中であれば主要な通りには観光客が多く、普通に観光する分には問題はないかと思います。
パリ有数の歓楽街のため、夜間は怪しい人がうろついたりするようです。
夜には近づかないのが無難。
サクレクール寺院周辺はミサンガ売りだらけ
サクレクール寺院の周辺はミサンガ売りのパラダイス。
彼らの手口は「コンニチハ、アニョハセヨ、ニーハオ」と警戒心を解きながらニコニコと近づき、手首にミサンガを巻きつけた途端に金銭を要求してきます。
声をかけられても徹底無視に限ります。
実際にミサンガ売りとのトラブルに遭遇した観光客に出会いました。
折りたたみ傘を盗まれる
サクレクール寺院の付近で、リュックの側面に収納していた折りたたみ傘を盗まれました。
人混みの中には観光客を狙ったコソ泥が紛れ込んでいます。
財布やパスポートなどの貴重品は、もしナイフやカッターで破られても届かない位置にしっかり収納するなど対策を講じておいた方がよいかと思います。
サクレ・クール大聖堂の場所・行き方・アクセス
サクレクール寺院は、メトロの12番線「ABBESSES(アベス)」から徒歩約10分。
ケーブルカー周辺にはミサンガ売りが沢山いるももの、観光客が多いので逆に人目が多いとも言えます。
ミサンガ売りを避けるために変に狭い路地からアクセスするよりも、ミサンガ売りのいるルートの方が安全かもしれません。