シンガポール・セントーサ島の「リゾートワールドセントーサ」内にある水族館、シーアクアリウム(S.E.A. Aquarium)。
サメが真上を行き交う海底トンネル、世界一を誇った巨大水槽や生きた化石、青いロブスター・カエルなど、貴重な海中動物を観察できる巨大水族館を訪れました。
シーアクアリウム S.E.A. Aquarium
シーアクアリウム(S.E.A. Aquarium)は800種・10万匹以上の海洋生物が生息する巨大水族館です。セントーサ島のリゾートワールドセントーサ・マリンライフパーク内にあります。
ダイナミックな海中トンネルやサメの海、生きた化石と呼ばれる祖先など、珍しい海中生物を鑑賞できます。
シーアクアリウムのチケット料金・入場料
Adult | S$41 |
Children(4〜12才) | S$30 |
Seniors(60才〜) | S$30 |
シーアクアリウムのチケット料金(入場料)は、大人S$41、子供S$30。
沈没船 Shipwreck
Strait of Karimata & Java Sea。インドネシアのカリマタ海峡・ジャワ海の難破船が沈む海底を再現しており、宝箱まである。
ギターのような形をしている英名Bowmouth Guiterfish(日本名:シノノメサカタザメ)。分布図を見るとかなり広いエリアに生息しており、紅海・インド洋から北太平洋まで。日本の太平洋沖でも観測できるようです。
余談ですが日商丸事件(『海賊と呼ばれた男』にも出てくる)において、出光の日商丸が英軍の裏をかくためマラッカ海峡でなく遠回りして進んだのがカリマタ海峡です。
Shark Seas
12種類100匹以上のサメが住む巨大水槽Shark Seasは見応え十分!海底トンネルでは縦横無尽に泳ぐダイナミックなサメの姿を捉えるため、重たい一眼レフカメラで何度も流し撮りにトライ。
頭がハンマーの形状をしたハンマーヘッドシャーク(Scalloped Hammerhead Shark)。海底に沈んだ餌の電場を検出できるよう大きな頭に進化したとのこと。
Moray Eels
Moray eels、ウツボ。
青いロブスター Blue Lobster
これは貴重な一枚。遺伝子異常により身体全体が青いロブスター、New England Blue Lobster。青いロブスターが生まれる確率は200万〜300万分という。
青いカエル Blue Arrow Frogs
和名コバルトヤドクガエル(英:Blue Poison Dart Frog)。南米に生息する世界で最も美しいと言われるカエルで、美しい青色をしている。他のカエルが夜行性なのに対し昼間活動する。
Open Ocean Habitat
現在は順位を抜かれてしまったそうですが、オープン当初は「世界最大の水槽」だったOpen Ocean Habitat(この手の競争は永遠に終わりがありませんね)。横幅36m・高さ8.3mの巨大水槽。象50匹分・250,000kgの重量を支えるため、ガラスの厚みはなんと70cmという。
巨大水槽には120種・40,000匹を超える魚たちが生息しています。
マンタ(Reef Manta Ray)。沿岸だけでなくサンゴ礁の周辺にも生息し小魚やプランクトンを食べる。巨大水槽の中を飛行する姿は風雅。ウイングスパンは3〜3.5m。
マンタのお腹は人間の指紋のように個々がオリジナルの模様を持っている。飼育員の方もお腹の模様でマンタを把握しているのでしょう。
クラゲ Sea Jellies
ジェリーフィッシュ(Jellyfish)。7色のグラデーションの変化がとても綺麗。
オウムガイ Nautilus
生きた化石オウムガイ(Nautilus)。5億年前からほとんど進化することない種というのは驚きです。水深600mまで垂直移動ができる。
タカアシガニ Spider Crab
長い足を持つこちらも生きた化石タカアシガニ(Spider Crab)。海底300mまで沈む腐敗した動植物を食べる。そして驚くのは寿命が100年以上ということ。見た目はただのカニですが、大先輩です…。
シーアクアリウムの場所・行き方・アクセス
シーアクアリウムはセントーサ島 リゾートワールドセントーサ内にあります。シンガポール本島側から直接アクセスする場合には徒歩・モノレール・バスでの移動を推奨します。セントーサ島への行き方は下記記事をどうぞ。
シーアクアリウムの営業時間
住所 | 8 Sentosa Gateway, S.E.A. Aquarium, Singapore 098269 |
電話番号 | +65 6577 8888 |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
おわりに
水族館の魚を一眼レフカメラで撮影するのは難しい…。写真撮影に時間をかけながらでしたので所要時間5時間程の滞在に。一般的には1時間半〜2時間程度の所要時間で満喫できるのではないかと思います。
ユニバーサルスタジオやシンガポールケーブルカーなどと組み合わせてセントーサ島一日観光プランの中に組み込むのもおすすめです。
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