コシナ製Voigtländer Nokton 50mm F1.5 Aspherical(ライカMマウント)で撮影した写真を掲載しています。
フォクトレンダー ノクトン 50mm F1.5 Aspherical
コシナ製VMマウント(ライカMマウント)のフォクトレンダー ノクトン 50mm F1.5 Aspherical ブラック。
フォクトレンダー50mm F1.5 Asphericalは2種類。
ノクトン50mmF1.5アスフェリカル(1999年発売) – コシナ製。Lマウント。最後群両面に非球面を使用するダブルガウス型の5群6枚。最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ52mmねじ込み。重量243g。絞り羽根枚数10枚、最小絞りF16。外装はシルバークロームとブラックペイントがあり、ブラックペイントは軽合金の上に真鍮鍍金を施した上でペイントされており、使用に伴うペイントの剥がれによって真鍮地が露出し、クラシカルな雰囲気を高めるように意図されている。ブラックペイントに限り、後期のものはピントリングのローレットの刻みが深く改善されている。
ノクトンVintage Line 50mmF1.5アスフェリカル(2013年発売) – コシナ製。VMマウント。最後群に非球面レンズを使用するダブルガウス型の5群6枚。最短撮影距離0.7m。アタッチメントはφ49mmねじ込み。ブラックモデルは、アルミ・ブラックアルマイト仕上げで重量は220g。シルバーモデルは、真鍮・クロームメッキ仕上げで重量は293g。Vintage Lineの第一弾であり、1999年に登場したノクトン50mmF1.5の復刻版と言えるが、マウントはVMマウントに変更されており、鏡胴は1950年に最初に登場したオリジナルのノクトンに似せたクラシカルなデザインとなっている。
コシナがフォクトレンダー(Voigtländer)の商標権の許諾を得た1999年に発売したノクトン50mm F1.5(Lマウント)、復刻版という位置付けで2013年に発売された50mm F1.5 Vintage Line(VMマウント)。
中古カメラを扱うサイト等で確認してみたところ、わたしの持っているレンズは「デザインが1999年のモデル」で「マウントはVM」。
真相は分かりませんが、実際に撮影をして「最短撮影距離」を確認した限り、1999年発売のモデルなのではないかと思います。
ピントリング・絞りリングを回す際にも金属の冷んやりとした質感を感じられ、重厚感・高級感を感じる。
絞りリングを回す際のクリック感もクセになります。
Nokton 50mm F1.5 Aspherical|Amazon.co.jp
Nokton 50mm F1.5 Aspherical|Rakuten.co.jp
発売年:1999年
焦点距離:50mm
絞り値:F1.5-F16
最短撮影距離:0.9m
絞り羽根:10枚
マウント:M
K&F Concept レンズマウントアダプター KF-LME(ライカMマウントレンズ → ソニーEマウント変換)|Amazon.co.jp
ソニーα7Riiiにレンズマウントアダプターを付けて撮影。
絞りはすべて開放F1.5です。
Rawで撮影後、現像しています。
フォクトレンダー ノクトン 50mm F1.5 Asphericalで撮影した作例
開放F1.5で撮影。
周辺光量落ちすることで、写真中央部のさっぽろテレビ塔が引き立ちます。
最短撮影距離0.9m。
以降の写真は、広めに撮影して後で切り出しました。
おわりに
普段、渡航先に必ず持って行くレンズは「FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM」「FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM」の2本。
いずれのレンズも、明るさはF2.8。
手荷物の軽量化を図る場合、「FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM」をメインのレンズに。
「ノクトン 50mm F1.5」をSuper35mm撮影を織り交ぜつつのサブレンズにするという選択肢にも使えそうです。
何と言っても見た目がコンパクト。
ライカ50mm F3.5 赤エルマー ダイヤモンドマーク(Leica 50mm F3.5 Red elmar with diamond mark)|オールドレンズ