函館市内から函館市電に揺られること30分。
函館 湯の川温泉(Yunokawa Onsen)へ。
湯の川温泉 Yunokawa Onsen, Hakodate


函館の中心部から函館市電に乗ること約30分の場所にある、函館 湯の川温泉(Yunokawa Onsen)。
松前藩の藩主九代高広の病を治癒し、箱館戦争の際には旧幕府軍の榎本武揚の兵隊の傷を癒したという言い伝えがある「湯の川温泉の湯」。
湯の川温泉の効能は、肌感覚や成分表だけではなく、史実そのものが裏付けになっています。
昭和3年(1928年)当時の函館を描いた絵。
この絵から、当時より函館市電のトラムが現函館南茅部線沿いを行き来していたことを伺い知れます。
湯の川温泉 足湯 “Ashiyu “Footbath

函館市電の「湯の川温泉停留所」を降りると、交差点に「足湯(”Ashiyu” Footbath)があります。
足湯の入浴は無料です。



鮫川

「鮫川(Samegawa」沿いを歩く。
鮫川とは、アイヌ語で「和人」を意味する「シャモ・シャム」が転じて「サメ」になったという説があるようです。
鮫川は最終的に海の直前にて「松倉川」と合流します。








函館市熱帯植物園

海沿いにある函館市熱帯植物園。



冬の時期は温泉に浸かる姿をご披露されるというお猿さん。



函館市熱帯植物園の足湯。


湯の川沿い

鮫川の東側に流れる、湯の川。
湯の川沿いには松の木と、灯篭を模したような赤い照明が並んでいます。
風情がある…とまでは言い切れませんが、日本の温泉らしい雰囲気を醸し出すことに寄与しているのではないでしょうか。
照明の上には海猫が羽を休めていました。



湯の川沿いには、海猫、カルガモ、鷺などの鳥類を見かけました。

明治三十八年創業の文字と、カラオケの文字。
20世紀という100年単位の一時代を、ひとつの画角に。





湯倉神社 Yukura Shrine

函館南茅部線沿いの小高い丘に現る、湯倉神社。
湯の川温泉の起源であり、大国主命を御祭神とする神社です。


函館 湯倉神社 Yukura Shrine, Hakodate
一文字 函館本店


神社で参拝後、再び湯の川を下ってラーメン一文字へ。
函館の塩ラーメン、味噌ラーメンを味わいました。



湯の川温泉の場所・行き方・アクセス


函館中心部から函館市電(Hakodate Tram)に乗り、約30分。



北海道図絵1871 復刻版
