エストニア タリン旧市街の西側。
円錐形の塔が立ち並ぶ、城壁の西側を散策します。
The Tower’s Square(Tornide väljak)
タリン旧市街を囲う城壁。
当初は木製だったという城壁は14世紀に石造りとなり、現在はタリンの観光名所に。
旧市街西側にあるラボラトーリウミ通り沿いの城壁は、テラコッタの屋根を載せた円錐形の塔がリズミカルに並んでいます。
限られた滞在スケジュールの中で、タリン旧市街の西側を訪れる時間はほとんどないかもしれません。
今回、夕暮れ時に「塔の広場(Tornide valjak、Tornide väljak)」を散歩してみたところ、思いのほか雰囲気が良い。
その割に、あまり観光客はいません。
緑豊かなTower’s Squareを散歩して、パットクリ展望台を目指してみることに。
タリン旧市街。
聖オレフの塔の西にあるPlate Towerを抜けて、城壁の外へ向かう。
タリン旧市街城壁の西側にある「塔の広場」。
城壁沿いの散歩道にはウッドチップが敷き詰められていました。
たまに、城壁の中に戻ることができる小さな出入り口が現れます。
中の様子が気になるので一度城壁の内側へ入り、気になるものをシャッターに収めたら再び外へ出る。
パットクリ展望台からバルト海を望む時、「円錐形に三角屋根を載せた塔」を眼下に望みます。
その塔を、下から見上げる。
旧市街のラエコヤ広場や三人姉妹・三人兄弟のある通りも可愛らしくて素敵ですが、城壁に並ぶ塔の凛とした佇まいも素敵です。
広場の花壇に咲いていたギガンジウム。
ギガンジウムは、タリンの前に滞在していたヘルシンキの町中でも見かけました。
旧市街の中と比べると治安がよくない…みたいなのをどこかで見た気がしましたが、整備された広場の中ではベビーカーを押す親子や走り回る子供たちの姿を見かけました。
なんて思っていたら、広場の階段に堂々と落ちていたワインの空き瓶。
夜にここで誰かが飲んだものなのか?
空が明るく見えますが、白夜なので時刻は21時頃。
真っ暗になれば、観光地とはいえこの辺りも少し怖さを感じるのかもしれません。
修道女の塔がある門、Monastery Gate。
上を見上げると、パットクリ展望台(Patkuli Vaateplatvorm)が見えてきました。
タリンでも随一の展望所です。