明治12年(1879年)の開設以来、市民の憩いの場になっている函館公園(Hakodate Park)。
海の向こうに青森県を見渡す丘の上にある展望台や、日本最古の観覧車が今も稼働するレトロな遊園地、北海道に生息する蝦夷リスなど、見どころ満載でした。
函館公園 Hakodate Park
函館ロープウェイ山麓駅から南へ進み、函館護国神社を抜けると小高い丘に展望台があります。
松の木の向こうには小さな噴水のある広場。
何やら懐かしさを感じる遊園地の遊具の向こうには、海を挟んで青森県がよく見えました。
函館公園(Hakodate Park)は明治12年(1879)年に開設。
約150年の歴史を持つ函館公園は、イギリスの領事から発案され、函館市民の人々の寄付により作られたそう。
金森赤レンガ倉庫の創業者である渡邉熊四郎も私財を投げ打ったのだとか。
広場から西側を見上げると、函館山と函館ロープウェイ山頂駅。
高田屋の松
ゴローニン事件で知られる高田屋嘉兵衛(1769〜1827)の邸宅にあった松。
函館公園の築園と同時期に、この場所へ移植されたものだそう。
函館公園こどものくに
函館公園こどものくに。
幼少期にタイムスリップしたかのような、レトロでどこか懐かしい遊具が揃います。
オールドレンズとの相性も抜群。
日本最古の観覧車。
乗降車時に一旦停止するため、もし満席であれば各駅停車です。
レトロな遊具と無邪気にはしゃぐ子供たちをオールドレンズで撮る。
自分の中では、なんか20年くらい前にタイムスリップした気分。
こういう遊園地、いつまでも残っていてほしいなぁと願います。
蝦夷リス
函館公園の敷地内には小さな動物園も。
こちらは北海道にしか生息していないエゾリス。
冬眠せず、真冬でも活動するのだとか。
函館公園の場所・行き方・アクセス
函館市電「青柳町」から徒歩2分。
函館バス「函館公園」停留所から徒歩1分。