東京の表玄関、The Front。
コートヤード バイ マリオット東京ステーション(Courtyard by Marriott Tokyo Station)のホテル宿泊記です。
コートヤード バイ マリオット東京ステーション Courtyard Tokyo Station
品格を備えた端麗なファサードの建物が連なる、東京の銀座中央通り。
その並びのひとつが、森トラストのオフィスビル「京橋トラストタワー」です。
コートヤード バイ マリオット東京ステーション(Courtyard Tokyo Station)は、京橋トラストタワーの2Fから4Fに位置しています。
JR東京駅 八重洲南口より徒歩約4分、東京メトロ銀座線「京橋駅」より徒歩約1分。
銀座や日本橋まで徒歩圏の便利なロケーションです。
総客室数は150室を数えます。
マリオットBonvoy加盟ホテル。
ホテルのコンセプトは「快適がデザインされたリフレッシングなホテル」。
「架空のアパルトマンの住人のライフスタイル」を表現した客室は、4種類の個性的なデザインに分かれています。
クリエイター(IT・メディア系デジタルクリエイター)、エディター(有名雑誌のトップ編集長)、フォトグラファー(世界を旅しネイチャーフォトを発表し続けるフォトグラファー)、キュレーター(モダンアートの展覧会を企画するキュレーター)。
その立地と客室タイプのバリエーションを見る限りは、ビジネスパーソンをメインターゲットにしていると思われます。
コンパクトなつくりの客室が多いですが、角部屋については若干広いお部屋があります。
銀座中央通り側から入り口の扉を開けると左手に見えるのは、ホテル専用のエレベーター。
レセプションのある4Fへ向かい、チェックイン。
マリオットBonvoyチタンエリート特典として、朝食が無料。
セレクト特典は、お部屋に持ち帰れるウェルカムギフトを選択しました。
レセプションカウンターの前には、待合ラウンジ「ライブラリー バー(Library Bar)」があります。
こちらでは、無料のドリップコーヒーまたは紅茶(スタッフさんにお声がけして注文する形式)をいただけます。
エレベーターホールと内廊下の間には、自動ドアのセキュリティ。
ルームキーをタッチして開閉し、内廊下へ進みます。
エディターズ コーナー キング Editors Corner King
宿泊する客室は、2F東南角に位置するエディターズ コーナー キング(Editors Corner King)。
マリオットおよび運営会社の公式サイトに掲載がないお部屋のため、正確な広さは分かりません。
およそ、30㎡弱と思われます。
コートヤード バイ マリオット東京ステーションの客室の中では、広々とした客室のひとつです。
こちらは「禅」をイメージしているお部屋とのこと。
シンプルモダンの客室の中には、アクセントカラーの薄紫色がタイルカーペット・コーヒーカップに使われています。
ベッドルーム
南側は銀座中央通りに面しているものの、窓はありません。
窓があるのは東側のみ。
交通量の多い銀座中央通り側に窓がない分、騒音の軽減効果もあるかもしれません。
騒音はまったく気になりませんでした。
客室内の高さ(レベル)についてはやや複雑な形状。
「客室扉から窓際のデスクまでのスペース」と「ベッド・バスルーム」との間に「高さ約20cm」の段差があります(ベッド側が高い)。
シモンズ社のキングベッド。
ベッドの東側には、やさしい光が差し込む窓があります。
ヘッドボードには、A型コンセントが1口のみ。
太陽と山を表現した、ベッドサイドのランプ。
こちらのデザインは窓際のテーブルの側面にも使われています。
窓際のテーブルからは、銀座の中央通りを行き交う人々やタクシーの姿を望みます。
小ぢんまりとしていて居心地の良いスペースです。
黒い金具が付いた扉を開けると、セキュリティボックスと冷蔵庫があります。
冷蔵庫のミネラルウォーターは無料です。
ブレンドコーヒー、Ahmad Teaのアールグレイ、ハーブティーのティーバッグ。
チタンエリートのチョイス特典で選んだ、ウェルカムギフト。
こちらはアルコールセットですが、ノンアルコールセットも選べます。
ルームウェアはボタン付きの浴衣タイプ。
バスルーム
バスタブ付きのバスルーム。
ビジネスホテルによくあるユニットタイプです。
アメニティ
バスアメニティは、ロクシタンのヴァーベナシリーズ。
ライブラリー バー Library Bar
4Fロビーにある待合ラウンジ、ライブラリーバー(Library Bar)。
ドリップコーヒーをいただきながら、ゆっくりとくつろげる空間。
朝食 Breakfast
朝食は1Fのレストラン、Lavarockにて。
ヨーロッパの鉄道駅をイメージしたレストランは、明るい吹き抜けがあり開放的。
朝食は定食形式で、アメリカンブレックファストまたは和定食から選択できます。
カフェ&ベーカリー GGCo.
1Fのカフェ&ベーカリー GGCo.(ジージーコー)。
ジージーコーは、森トラストが運営するマリオットBonvoyホテルに入るベーカリー。
品川の東京マリオットホテル1Fに入る人気カレーパンのお店もGGCo.です。
冬限定シーズナルメニューのメルティピスタチオ、もっちりピスタチオのクロワッサン。
フィットネスジム Fitness
フィットネスは3Fにあります。
事前予約制のため、4Fのレセプションで予約を行う必要があります。
コートヤード バイ マリオット東京ステーションの場所・行き方・アクセス
JR東京駅 八重洲南口 徒歩約4分
東京メトロ銀座線 京橋駅 7番出口徒歩約1分
東京メトロ銀座線・東西線/都営浅草線 日本橋駅 B3出口より徒歩約5分
都営浅草線 宝町駅 A5出口より徒歩4分
東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅 7番出口より徒歩約5分
京橋駅の「7番出口」から地上階までは階段のみです。
重たい荷物をお持ちの場合、「8番出口」からエレベーターで地上へ上がり、京橋エドグランの中を抜けるルートをおすすめします。
感想・総評
東京旅行を目的とする宿泊・滞在でも便利な立地ではありますが、客室タイプ・バリエーションからビジネスパーソンをターゲットにしていると思われます。
ホテルや客室内でのステイも楽しむ場合、近隣にあるマリオットBonvoyホテルの中では東銀座のACホテル東京銀座やアロフト東京銀座の方がおすすめです。
さりとて、JR東京駅八重洲口徒歩約4分というコートヤード バイ マリオット東京ステーションの立地は変えがたく、東京出張の多いビジネスパーソンが重宝するホテルなのは間違いなさそうです。
住所:〒104-0031 東京中央区京橋2-1-3
電話番号:03-3516-9600
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜12:00