富良野市麓郷の老舗の蕎麦店、小野田そば屋(Onoda Soba)を訪問。
富良野を舞台にしたTVドラマ『北の国から』の物語にて、幾度と登場する場所です。
小野田そば屋 Onoda Soba
富良野市麓郷の交差点近くには、富良野を舞台にしたTVドラマ『北の国から』のロケ地が点在。
その中のひとつ、手打ち蕎麦屋の小野田そば屋(Onoda Soba)。
二八の田舎蕎麦を提供するこちらのお店は、1981年の放映時とほぼ変わらない外観を維持しており、「小野田旅館」の看板もそのままです。
木の外壁は、良い塩梅に経年変化しています。
ふらの観光協会が発行する「北の国から探訪マップ」によれば、ドラマ撮影時には年季の入った小道具を小野田そば屋から借りたのだそうです。
『北の国から』出演者の方々のサイン
さてさて、店内に入ると壁には『北の国から』の出演者の方々のサインがずらり。
蕎麦を注文してから提供されるまでのひとときも、ドラマの世界に思いを馳せる素敵な時間になるでしょう。
メニューと注文した蕎麦
今回注文したのは、ざる天そば。
二八の田舎蕎麦を美味しくいただきました。
「五郎の石の家」「麓郷の森」「拾って来た家」を見学後の昼食にぴったりです。
ドラマの舞台
『北の国から』連続ドラマの第8話。
雪子を布部駅で待ち続ける草太と、それをからかった中川が殴り合いに発展するきっかけとなる席に着席しました。
『北の国から ’87初恋』では、純との接し方について悩む五郎が、中畑にお酒を酌み交わしながら相談するシーンでも登場。
さて、1Fの店内を撮影していると、お店のおかみさんから「北の国からのファンの方ですか?」とお声がけいただき、特別に2Fを見せていただくことになりました。
『北の国から ’83冬』で、麓郷に戻ってきた沢田松吉の爺さん(豆まき爺さん)の歓迎会が行われた場所です。
純と正吉が障子を破って覗き見していた廊下。
静寂の中に、軋む床の音。
なんとも言葉にできぬ、感慨深いものがあります。
今回、そばの注文から提供に時間がかかるということもあり、おかみさんのご厚意により特別に2F見学させていただけました。
常時見学できるわけではありませんので、その点を予めご留意ください。
小野田そば屋の場所・行き方・アクセス
マップコード:550 768 881*71
拾って来た家 やがて町から0.3km、約1分。
麓郷の森から車で2.2km、約4分。
五郎の石の家から車で3.9km、約5分。
新富良野プリンスホテルから車で19.4km、約23分。
お車でお越しの場合、お店の目の前の広いスペースに車を停車します。
純と中学の同級生で警察官になった中津チンタも、ここで切符を切るような非情な仕打ちはしないでしょう。