ニューヨークタイムズ紙に「東洋のロックフェラー」と呼ばれたチョンファッツィの故居。
通称、ブルーマンション(The Blue Mansion, Penang)を訪れました。
ブルーマンション The Blue Mansion, Penang
ジョージタウン北部のホテルが並ぶ一角。
ぐるりと囲われた白い塀の中に、鮮やかな青でペイントされた中国式の住居があります。
チョンファッツィーマンション(张弼士故居)。
通称、ブルーマンション(The Blue Mansion, Penang)です。
広東省大埔出身の客家の事業家 张弼士(Cheong Fatt Tze、1840-1916)の住居だった建物は、38室、5つの中庭を持ちます。
現在は博物館として公開されており、ガイド付きツアー形式で内部を見学することができます。
枠型が特徴的なベネチアンシャッター。
ふわりと柔らかい光が注ぐ中庭。
ツアー時の解説によると、大雨が降った時の排水を考慮して段差が設けられてるそうです。
アール・ヌーヴォーのステンドグラス窓。
展示物の中には「张弼士がいかに影響力を持った人物」であったかを伺い知れるエピソードが掲載されていました。
1916年に张弼士が亡くなった際、イギリスとオランダが弔意を表すため半旗にしたそうです。
ニューヨークタイムズ紙では「東洋のロックフェラー」と呼ばれていたのだとか。
ブルーマンションの建物の一部はホテルになっており、宿泊も可能。
見学ツアーの後に中庭を覗きこんでいたら、スタッフの方が「写真を撮っても良いよ」と特別に中に入れていただけました。
中庭の外壁はマゼンダが強めの青色と薄藍色の2色あり、どちらも甲乙付け難いほどに素敵な空間です。
今回のペナン滞在では、ショップハウスの宿泊施設(コーヒーアトリエ)に滞在。
こちらのブルーマンションには宿泊しませんでしたが、ペナンに再訪する際にはこちらのブルーマンションに宿泊してみたいです。
www.booking.com/hotel/my/cheong-fatt-tze-the-blue-mansion.ja.html
ブルーマンションのチケット料金・入場料
ブルーマンションの見学は1日3回のガイド付きツアーになります。
開催時刻:11:00、14:00、15:30
所要時間:45分
料金:MYR17
ツアーの事前予約は必要なく、開始時刻前に門の前で待機。
開催時刻が近づくと中のチケット売り場に案内してもらえます。