JR函館駅徒歩1分の立地。
フォーポイント バイ シェラトン函館(Four Points by Sheraton Hakodate)の宿泊記です。
フォーポイント バイ シェラトン函館 Four Points by Sheraton Hakodate
フォーポイント バイ シェラトン函館(Four Points by Sheraton Hakodate)はJR函館駅のロータリー前に面する、マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)加盟ホテル。
総部屋数199室、建物は13階建。
1988年に函館ハーバービューホテルとして開業。
その後ロワジールホテル函館への改称、ケン・コーポレーションへの所有者移転を経て、2016年にマリオット インターナショナルとのフランチャイズ契約により現ホテルとしてリブランドオープン。
JR函館駅、函館朝市まで徒歩1分。
ホテルの西側に面する「開港通り」をまっすぐ行けば、金森赤レンガ倉庫まで徒歩15分という立地です。
館内にクラブラウンジはありません。
エレベーターは客室フロア(5〜12F)と宴会場フロア(2〜5F)に分かれており、それぞれエレベーターは2機ずつ。
客室フロアへ向かうエレベーターが2機しかないため、混雑する朝はエレべーターが各駅停車になることも。
今回宿泊する客室は12Fの角部屋です。
上級会員特典では、朝食、500ポイント、シャキシャキりんごのまるごとカスタードパイのいずれかを選択可能。
シャキシャキりんごのまるごとカスタードパイはりんごがまるごと入っており、芯にはカスタードクリームが入っています。
希望すれば、チャックアウト時に受け取りもできます。
スタンダードルーム Standard Room
宿泊する客室は、スタンダードルーム(Standard Room)。
広さは24㎡です。
ベッドルーム
ベッドのマットレスはシモンズですが、かなり硬め。
マットレスだけでなく枕も相当に硬く、好みがはっきり分かれそうです。
国内外問わず、過去に宿泊したホテルの中でもマットレスと枕の硬さは随一。
客室により向きは2タイプあります。
北向き(JR函館駅側)と南向き(函館山側)。
今回はJR函館駅側でした。
HOTELルートインの左側には、五稜郭タワーの姿も。
もしかすると、五稜郭タワーが見えるお部屋は今回宿泊した12F角部屋の客室だけかもしれません。
ちなみにこちらは12Fのエレベーター前で撮影した函館山の眺望。
晴れていれば、函館山展望台の姿もはっきりと確認できます。
壁付けのデスクは少しスペースが狭め。
コンセントが床下にあるのは少し不便でした。
無料のミネラルウォーターが2本、USSのドリップコーヒー2カプセル、緑茶のティーバッグが2つありました。
冷蔵庫は空。
飲み物は同じビルの1Fに入るドラッグストア・商店(お土産屋さん)やJR函館駅構内のセブンイレブンで購入しておくとよいと思います。
パジャマも完備。
バスルーム
洗面台も含め一式TOTO製のユニットバス。
トイレはTOTOウォシュレット。
バスタブには、壁から伸ばして使える物干しワイヤーが付いていました。
北海道を長期旅行する外国人観光客を想定してのことかもしれません。
アメニティ
アメニティ類は中部国際空港のフォーポインツと同じブランド。
歯ブラシや綿棒、シャワーキャップ、剃刀まで完備。
朝食レストラン メインダイニング フォーポイント Main Dining Four Point
朝食ビュッフェでは、函館勝手丼(海鮮丼)、お刺身、北海道産野菜のサラダ、函館烏賊焼売、石狩鍋、函館牛乳…などの北海道らしい料理を味わえます。
函館市内にあるホテルの朝食レベルは、全国屈指です。
その頂点に君臨するラビスタ函館のような至れり尽くせりの豪華メニューとまではいかないものの、フォーポイント バイ シェラトン函館の朝食の内容は相当にコストパフォーマンスが良い印象です。
少なくとも札幌市内にあるホテルでは、同じ朝食の価格でここまでの内容のものはありません。
エッグステーションには、オムレツ、即席の醤油ラーメンのオーダーも可能。
サラダコーナーの野菜はすべて北海道産。
産地や農園までしっかり掲示しています。
贅沢なメニュー「いくら卵かけ丼」もつくれます。
お刺身の甘海老は、春には運が良ければ朝漁れの牡丹海老に変わることも。
他にもイカスミカレー、上ノ国ポークのハンバーグなど、道外から訪れた観光客が喜びそうなメニューが揃っていました。
夜景バー エステラード Bar Estelado
最上階にあるバーは、木金土の夜に営業。
函館の夜景を眺めながら大沼ビールをいただけます。
バーのお隣には「夜景Room(Night view floor)」なる、このホテルの中で最も金額が高い客室がありました。
マリオットのサイトをチェックしてみると、客室の広さは26㎡なのでスタンダードルームとほとんど変わりません。
古い建物を使用しているために「富裕層向けにスイートルームを作れない」という点は、弱みかもしれません。
フォーポイント バイ シェラトン函館の場所・行き方・アクセス
フォーポイント バイ シェラトン函館は、JR函館駅から徒歩1分。
駅前のバスロータリーから函館空港まで直行バスが出ており、片道わずか20分です。
バス乗り場・市電駅も徒歩1分のため、五稜郭タワー、湯の川温泉、函館山ロープウェイ乗り場、函館公園方面へのお出かけにも大変便利。
感想・総評
函館唯一の外資系ホテルということもあり、ゲストの9割近くは訪日観光客。
朝食会場を含め、ホテル内で日本人観光客を見かけることはありませんでした。
難点は、ホテルの建物が古いために「客室内で冷暖房の切り替えができない」点。
今回の訪問は肌寒くなり始めた9月後半でしたが、客室のエアコンが冷房設定しかできないために室内が寒い。
フロントを訪れたところ、暖房器具はすべて既にレンタルされており、年季の入った電気ストーブを借りることに。
今回はそれで温まったので良かったものの、古い建物のため細かい部分までリノベーションできないのが辛いところです。
さりとて、駅が目の前の立地は、申し分ありません。
函館市内観光・函館空港へのアクセス、市電・バスの移動にも便利で、函館朝市も目の前です。
ホテルと同じ建物にはお土産屋さんや「やきとり弁当」が人気のハセガワストアも。
ラッキーピエロ函館駅前店も近く、函館のソウルフードを気軽に楽しめます。
住所:〒040-0063 北海道函館市若松町14-10
電話番号:0138-22-0111
チェックイン:14:00〜
チェックアウト:〜11:00