オーストリア西部、オーバーエスターライヒ州のザルツカンマーグートにあるハルシュタット(Hallstatt)の町。
ハルシュタット周辺のさまざまな場所から撮影したハルシュタット湖畔(Hallstätter See)の風景です。
ハルシュタット湖 Hallstätter See
約7,000年前のハルシュタット先史時代から塩鉱山より塩を採取していたというハルシュタット。
小さな町を映し出す美しい湖が、ハルシュタット湖(Hallstätter See)です。
広さ8.55k㎡という湖は、見る場所や角度により印象が大きく変わります。
湖面に映るハルシュタットの町を撮影するにあたり、最も美しいアングルで撮れる場所が上のマップの中心点です。
Googleマップでは「Classic Village Viewpoint / Postcard Angle」という表記になっています。
「Classic Village Viewpoint / Postcard Angle」の場所は、ゴーザウミュール通り(Gosaumühlstraße)のこのカーブの先。
日中は三脚を立て、レンズにNDフィルター(減光フィルター)を付けて撮影する方々が多数並んでいます。
撮影機材:ソニーα7RIII
レンズ:FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM
設定:24mm、F2.8、15秒、ISO125
上記ポイントから夜間に長時間露光で撮影してみました。
ルーテル協会の尖塔が湖面にゆらゆらと煌めくように映っていてとても美しい。
右の斜面にはバインハウスのあるカトリック教会が見えます。
ホテルの壁に飾られていたハルシュタットの町を描いた絵画。
中世から景観がほぼ変わっていないことが伺い知れます。
さて、こちらはハルシュタット岩塩坑(Salzwelten)の展望台から見るハルシュタット湖。
手前がハルシュタットの町です。
尖塔が特徴的なルーテル教会、その隣の黄色い建物ゼーホテルグルナーバウム、町の南にある黄色い葉を付ける楓を見ると町のおおよその場所を把握できます。
湖の奥左手にある白い建物はハルシュタットの駅舎と船着場です。
同じくハルシュタット岩塩坑の展望台から望む南側の眺望。
手前はケーブルカー乗り場のあるハルシュタット南側の集落。
左手奥にはオーバートラウンの町が見えます。
続いてこちらはファイブフィンガーズ(Five Fingers)展望台付近から望むハルシュタット湖。
オーバートラウンからロープウェイで上り25分程歩いた先にあります。
» クリッペンシュタインを歩く(ハルシュタット,オーストリア)
右手にはハルシュタットの町から見ることのできないバート・ゴイーザーンの町が見えます。
ハルシュタット湖、町、山の上にある岩塩坑を綺麗に見ることができる場所はファイブフィンガーズ以外にないかもしれません。
特産品のライナンケ Reinanke
ハルシュタット湖散策のあとは、ハルシュタット湖で採れる名産品の淡水魚「ライナンケ(Reinanke)」を食べるのはいかがでしょう。
町の中心マルクト広場前にあるホテル「ゼーヴィルト ツァウナー」や「ゼーホテルグルナーバウム」のレストランにて提供されています。