元離宮二条城の目の前に位置するラグジュアリーホテル、HOTEL THE MITSUI KYOTO（ホテル ザ ミツイ キョウト）のアフタヌーンティーを写真を交えてご紹介します。
ホテル ザ 三井京都 アフタヌーンティー Afternoon Tea
ホテル ザ 三井京都「THE GARDEN BAR」にて、季節のアフタヌーンティーを楽しみました。
訪問時は「SAKURAアフタヌーンティー」を開催。
季節の移ろいとともに変化する、ホテルの日本庭園を表現した美しいスイーツ。
京都の伝統工藝品を用いた提供スタイルも魅力的です。
アフタヌーンティーの場所は、ホテル1階のTHE GARDEN BAR。
店内はイタリアンレストラン FORNIと繋がっており、ランチタイムと重なり満席の賑わい。
今回は天候に恵まれ、外のテラス席でいただくことに。
座席の指定はできませんが、ご予約時にリクエストを入れることは可能です。
窓側のテーブル席は中庭を望めるものの、背後が人の導線になるため「人の行き来が多い」点を留意しておくと良いでしょう。
ウェルカムドリンク、柳櫻園の玉露。
京都老舗茶舗の最高級茶葉を味わえます。
アフタヌーンティーで使用されている伝統工藝品はこちら。
銅や真鍮製の菓子缶、茶筒（開化堂）
京金網を紡いだ輪っぱのプレート、茶漉し（金網つじ）
木製ティートレイ（中川木工芸）
青磁の茶器や菓子皿（茶陶朝日焼）
SAKURAアフタヌーンティーのメニュー（※クリックで拡大します）
SAKURAアフタヌーンティーのメニュー（※クリックで拡大します）
お茶はシンガポールのティーブランド、TWG Tea。
特注のラゲッジケースにずらりと並ぶ茶缶を手に取り、香りを確認しながら茶葉を選べます。
ドリンクは1人2種類選択可能。
春らしい華やかなセイボリー6品。
モッツァレラチーズと桜のフリット
丹波高原豚ラグーとパスタスフォリア
生ハムとルッコラのサンドウィッチ
筍のラビオリ
桜エビのタルト
彩り野菜とペコリーノチーズピッツァ
スコーンは、プレーンと蕗の薹（ふきのとう）。
やや小ぶりなサイズ。
イタリアンレストランの薪窯で焼いたクリスピーピザとともに、シェフ自らサーブしていただけます。
スコーン用のコンディメントは3種類。
ライムクリーム
苺と桜のジャム
豆乳ホイップクリーム
スイーツは7品。
京金網が美しい輪っぱのハイティーセット、銅製の菓子缶が目を引きます。
水面の桜
木蓮
春の苔石（イチゴとピスタチオ）
イチゴとタイムのパヴロヴァ
キャラメルとトンカのシュー
ラズベリーのマカロン
桜のボンボンショコラ
四季が移ろいゆく中庭の情景を写し出した和スイーツは見事で、どれも印象に残る美味しさでした。
お茶は、TWGの中でも飲む機会が少なそうなフレーバーを選んでみました。
Geisha Blossom Tea（芸者ブロッサムティー）
ピーチやパッションフルーツなど、南国の熟したフルーツをブレンドしたグリーンティー
Sakura Sakura Tea
その名の通り、チェリーとローズが香る、桜をイメージしたグリーンティー
いずれも香りは控えめで飲みやすく、春の京都でいただくアフタヌーンティーにぴったり。
2杯目は紅茶のモクテル、アールグレイダイキリ。
甘い仕上がりです。
美しい日本庭園を眺めながら、京都の伝統工芸に触れる優雅なアフタヌーンティー。
こちらは桃の木。
庭園を表現したスイーツのクオリティーが高く美味しかったです。
やや残念だったのは、「着席から提供までに時間を要する」点。
アフタヌーンティーは13時と14時半の2部制。
ランチタイムと重なっており、混雑のためオペレーションがうまく回っていないようでした。
13時を訪れたものの、食事が全て揃ったのは13時50分…。
TWGのラゲッジケースが店内に2つしかなく、なかなか自分のテーブルに周ってこない点も然り。
オリジナリティーのあるアフタヌーンティーで内容も良いため、オペレーションが改善すると更に良いのではないでしょうか。
ぜひ、機会があれば再訪したいです。
アフタヌーンティーのご予約は、運営会社の公式サイトからどうぞ。
www.hotelthemitsui.com/ja/kyoto/restaurants-bar/the-garden-bar/
