京都嵐山。
保津川に面するホテル「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」の敷地内にある和カフェ、茶寮八翠(Saryo Hassui)へ。
嵐山と保津川を一望しながら、小さなアフタヌーンティー「八翠のおさんじ」と「シャンパンディライト」を楽しめます。
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茶寮 八翠 Saryo Hassui
京都嵐山の嵐峡に位置する翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都。
その敷地内、保津川に面する茅葺屋根のカフェ、茶寮八翠(Saryo Hassui)。
かつて亀山殿の桟敷殿が存在したといわれる水辺。
建物は、詩人の歌会が披露される社交場だった旧「八賞軒」をリノベーション。
築100年を超える歴史的建造物です。
季節によって移ろいゆく嵐山や翡翠色の保津川の情景を望みながら、アフタヌーンティーや軽食を楽しめます。
八翠のおさんじ Osanji
可愛いスイーツを少しずつ味わえる、小さな3時のおやつ「八翠のおさんじ」。
スイーツと飲み物をいただけます。
www.suihotels.com/suiran-kyoto/restaurant/cafe-hassui/
甘味3種類は、季節によって多少異なります。
この日は天候に恵まれ、渡月橋、きらきら煌めく翡翠色の保津川、嵐山の早咲き桜も眺めることができました。
上段、クリームチーズと抹茶のミニ大福。
一口サイズで非常に柔らか。
中段、グルテンフリーのガトーショコラ 生姜と柚子とクレームシャンティ。
Dari K(ダリケー)のチョコレートを贅沢に使った自家製のグルテンフリーガトーショコラ。
濃厚なチョコレートの風味に、生姜と柚子のジャムの爽やかさが良いアクセント。
下段、翡翠もち。
きな粉と黒蜜をかけていただきます。
一保堂茶舗の抹茶と上質な葛を使用して造られた八翠オリジナルの甘味。
濃厚な抹茶の風味とぷるんとした食感が楽しい。
お気に入りです。
飲み物は日本茶、紅茶、ハーブティー、コーヒーなど、いずれもおかわり自由。
名前が気になって注文したは「ベルサイユの夜」。
上品な香りで美味しかったです。
建物の一部には、八賞軒時代に使われていた部材も使われています。
スタッフさんにお話を訊いたところ、角が丸い柱は当時のものだそうです。
八賞軒の詩文も飾られています。
八翠の由来。
シャンパン ディライト Champagne Delight(Limited to guests)
茶寮 八翠のシャンパンディライト。
夕刻にシャンパンのフリーフローを提供する、翠嵐ラグジュアリーコレクション京都の宿泊者限定の特典サービスです。
日本酒やワインの他、お酒を飲まれない方はソフトドリンクを選ぶことも可能。
せっかくですので、外のテラス席でいただくことに。
嵐山と渡月橋を愛でる水辺の特等席。
詩人たちが歌を披露した眺望を楽しみながら、長閑で上質なひとときに癒されます。
www.suihotels.com/suiran-kyoto/restaurant/cafe-hassui/
シャンパンとともにいただく「むしやしない」。
京ことばで、ちょっとした食べ物のことなのだそう。
ケークサレ(塩ケーキ)、黒豆のザラメ、抹茶のチョコあられ。
上品な美味しさに、ついついお酒が進んでしまいます。
番外編:夜と早朝
夜、八翠から渡月橋を望む。
橙色に染まる、早朝のゴールデンアワー。