釧路湿原を走る「くしろ湿原ノロッコ号」乗車記|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号から撮影したエゾジカ

国立公園「釧路湿原」を走る、くしろ湿原ノロッコ号(Kushiro Shitsugen Norokko Train)の乗車記です。

ノロッコ号は、かつて海だった湿原の中を抜け、蛇行する釧路川沿いを走る。
その車窓からは、湿原や沼の中にエゾジカ、運が良ければタンチョウを見つけることができるかもしれません。

釧路湿原を走る「くしろ湿原ノロッコ号」乗車記|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号 Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

JR釧網本線の「釧路駅〜塘路駅」間を走る観光列車、くしろ湿原ノロッコ号(Kushiro Shitsugen Norokko Train)

くしろ湿原ノロッコ号の運行期間は「7月中旬から10月中旬の週末(および連休)」。

釧路川沿いでは、野生のエゾジカの親子やカヌーを楽しむ人々、運が良ければ湿原の緑の中に特別天然記念物のタンチョウを見ることができるかもしれません。

予約はみどりの窓口

www.jrhokkaido.co.jp/travel/kushironorokko/

ノロッコ号の予約手続きはJR「みどりの窓口(JR Ticket Office)」または「JR北海道ツインクルプラザ」にて。
乗車日の1ヶ月前から予約手続き可能。

このご時世にインターネット予約できないのはなんとも不便です。
さらには「ほとんどの座席をツアー会社が押さえている」ため、個人旅行で予約できる席数には限りがあります。

そのため、個人で予約をされる場合には「1ヶ月前の発売開始と同時に即予約購入」を推奨します。
今回は発売開始時刻にJR札幌駅の「みどりの窓口」へ行ったものの、「この席しか空きがない」との回答で、座席の選択肢はありませんでした。

車内と座席

くしろ湿原ノロッコ号の車内座席

ノロッコ号の車両は全4両。
2〜4号車は上の写真のような展望客車の指定席。
1号車のみ自由席です。

ノロッコ号の座席は「釧路湿原側(テーブル座席)」と「反対側」に分かれています。
車窓からの眺望は、釧路湿原側の方が良い。
具体的には旧岩保木水門、釧路川、エゾジカがいる小さな沼は、すべて釧路湿原側です。

ただし、反対側の座席も「背もたれを逆さ(手動)」にできるので、本気で写真や動画を撮影したい場合を除いては、どちらの側でも楽しめるとは思います。

くしろ湿原ノロッコ号自由席

1号車の自由席。

ノロッコ号乗車記

JR釧路駅 Kushiro Station

JR釧路駅

ノロッコ号出発駅であるJR釧路駅の駅舎。
1961年に改築された古い駅舎は、JR札幌駅の4代目にもよく似た意匠です。

釧路駅周辺や釧路の繁華街の通りを歩いていると、過去へタイムスリップしたかのような錯覚を抱きます。
初めて来た場所にもかかわらず、どこかに感じる懐かしさ。

JR釧路駅のおにぎり屋さん「ばんばん」

改札をくぐる前に、駅前のおにぎり屋さん「おにぎり屋ばんばん」でおにぎりを購入。

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

発車時刻の20分程前に現地に着いたものの、既に車両はスタンバイしていました。
まずは列車に乗車する前に、車両の先頭を記念撮影。

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

プラットフォームにある釧路駅湿原の鐘。

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号の車内座席

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

釧路駅を出発。
駅の北側に見える風景は、懐かしさよりも寂しさが勝ります。

東釧路駅

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

隣の東釧路駅。
彩度をかろうじて維持する、駅の看板が良い味を出している。

旧岩保木水門

岩保木水門(旧水門)

釧路川の水門、現役の「岩保木水門」と旧水門。
奥には阿寒富士。

釧路湿原駅・細岡展望台

釧路湿原駅

釧路湿原駅

釧路湿原駅に到着。
林道を歩いて約15分、釧路湿原を一望できる細岡展望台へ。

釧路湿原を一望する細岡展望台|Hosooka Observatory, Kushiro

釧路湿原を一望する細岡展望台|Hosooka Observatory, Kushiro

釧路湿原を一望する細岡展望台|Hosooka Observatory, Kushiro
釧路湿原を一望する細岡展望台|Hosooka Observatory, Kushiro

» 釧路湿原を一望する細岡展望台|Hosooka Observatory, Kushiro

釧路湿原駅から細岡駅の連続カーブ、沼

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

「釧路駅 – 細岡駅 – 塘路駅」間には、蛇行する釧路川に沿うようにカーブが続きます。
走行するノロッコ号を撮影できるポイント。

細岡駅

細岡駅

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

茂みの中に沈んだ一軒家。
瓦は剥がれ落ち、建物は歪み朽ちている。
車内のガイドさんのお話によれば、開拓農家さんが残した廃屋だそうです。

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

釧路湿原側に見える沼地。
ガイドさんから「エゾジカがいる」というアナウンスがあるものの、カメラを構えながらエゾジカを探すのは思いの外難しい。
沼の右奥に二頭います。

くしろ湿原ノロッコ号と釧路川のカヌー

くしろ湿原ノロッコ号と釧路川のカヌー

釧路川でカヌーを楽しむ方々と、手を振りあってご挨拶。

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

塘路駅

塘路駅

塘路駅

塘路駅に到着。

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

塘路駅の芋団子屋さん

塘路駅前には芋団子のお店があります。

塘路駅の案内図

塘路駅の滞在時間は30分程度。
復路の電車で釧路駅へUターンします。

塘路湖周辺にもカヌーやキャンプなど楽しめそうな施設がたくさんあるようです。

ノロッコ号プリン

時間が余ったので車内も探検。
人気のノロッコ号プリンは既に売り切れていました。
もし食べたい場合は、釧路駅出発前に買ってしまうのが間違いなさそうです。

くしろ湿原ノロっこ号の車内販売メニュー

復路

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

復路は先頭車両の釧路湿原側。
ガイドさんのエゾジカ発見のアナウンスにより、野生のエゾジカをしっかり撮影できました。

くしろ湿原ノロッコ号から撮影したエゾジカ

くしろ湿原ノロッコ号から撮影したエゾジカ

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

この後、湿原の林の奥にタンチョウが2羽現れる…ものの、写真でおさめることは叶いませんでした。

乗車証明書

くしろ湿原ノロッコ号|Kushiro Shitsugen Norokko Train

往路と復路、それぞれ車内で乗車証明書をいただきました。

今回の旅のスケジュールです。

11:06 釧路駅発 – 11:30 釧路湿原着
14:00 釧路湿原発 – 14:19 塘路駅着
14:50 塘路駅発 – 15:38 釧路駅着

15:38に釧路駅に到着するため、幣舞橋での夕日観賞にも十分に間に合います。
お天気が良ければ、ぜひ。

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