札幌の空の玄関口のひとつ、札幌丘珠空港(Sapporo Okadama Airport)。
札幌中心部に近接しており、新千歳空港よりもコンパクト。
JALマイラーの方は、ひと味違うルートで北海道旅の行程を組めます。
札幌丘珠空港 Sapporo Okadama Airport
札幌市東区丘珠にある札幌丘珠空港(Sapporo Okadama Airport)。
陸上自衛隊丘珠駐屯地内にある小さな空港で、就航都市は8箇所。
函館、釧路、奥尻、利尻、女満別、三沢、松本、富士山静岡。
いずれの就航地も、自衛隊の駐屯地・演習場に近接する空港です。
札幌駅からバスで所要時間30分のアクセス
札幌丘珠空港の最大の魅力は、市街地近接の立地。
札幌駅南口のバス停(ホテルグレイスリー札幌の北側)から「リムジンバスで所要時間30分」です。
バス運賃は片道わずか500円。
最新のバス時刻表は丘珠空港公式サイトのアクセスページにてご確認ください。
www.okadama-airport.co.jp/access/
とりわけ便利だったのは、札幌への復路「丘珠空港へ着陸」する時。
沖止めで空港到着後、館内に入って1、2分後には手荷物のターンテーブルが回ります。
ターンテーブル目の前の出口には、札幌駅行きのリムジンバスが既に待機しており、5分後には出発。
釧路空港を出発して1時間30分後には、JR札幌駅南口にいました。
(釧路空港18:15発のフライトに乗り、19:05丘珠空港到着。
19:15丘珠空港をバスで出発し、19:39札幌駅南口到着)
JALの特典航空券
航空会社は日本航空とフジドリームエアラインズ。
いずれも、JALの国内線特典航空券を利用できます。
A区間 函館、釧路、奥尻、利尻、女満別、三沢 |
2区間(往復):12,000 1区間(片道):6,000 |
B区間 松本、富士山静岡 |
2区間(往復):15,000 1区間(片道):7,500 |
2020年から女満別空港を結ぶ路線も開通し、道東エリアへのアクセスがより便利に。
「女満別 in 釧路out(もしくはその逆)」の道東旅行も良さそうです。
上記のプランであれば、レンタカーを借りて3つの国立公園(知床、阿寒摩周、釧路)を効率良く周遊することができます。
最新情報はJAL公式サイトの「マイル早見表」をご覧ください。
www.jal.co.jp/jp/ja/jalmile/use/jal/dom/miles.html
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丘珠空港内の施設
丘珠空港の建物は3F建て。
1F | 航空会社のカウンター 到着ロビー |
2F | 出発ロビー レストラン「丘珠キッチン」 売店「スカイショップおかだま」 札幌いま・むかし探検ひろば |
3F | 送迎デッキ |
レストラン 丘珠キッチン
2Fのレストラン「丘珠キッチン」では、滑走路に面した明るい空間でお食事ができます。
注目は「札幌黄(さっぽろき)」を使用した丘珠拉麺。
1880年、日本ではじめて玉ねぎが作られた札幌の地において、札幌黄は「幻の玉ねぎ」と呼ばれる品種。
栽培が難しいことから生産者が少なくなり、札幌市内のスーパーマーケットでも取り扱いは少ない。
今回は丘珠空港内のレストランで札幌黄を食べる機会はなかったものの、札幌市内のスーパーで見かけたので買ってみました。
売店 スカイショップおかだま
売店の「スカイショップおかだま」では、石屋製菓やルタオ、ROYCEをはじめとする定番の北海道土産、ドリンク類を販売しています。
店頭には地元農家の方の野菜も並んでおり、その中には「札幌黄」も。
札幌黄を特製ダレに漬け込んだホルモン「丘珠ホルモン」も空港特別価格で販売。
しかし、要冷蔵のため購入するタイミングが難しい。
いつか購入してみたいです。
札幌いま・むかし探検ひろば
展示コーナーの「札幌いま・むかし探検ひろば」。
丘珠や札幌の歴史をテーマ別に展示しており、これが結構面白い。
送迎デッキ
3Fの送迎デッキ。
離着陸する飛行機、陸上自衛隊のヘリ、モエレ沼公園の山、遠景には夕張山地を望むことができます。
「ATR42-600型機」特別塗装の初号機。
側面に雪の結晶、赤いキタキツネが描かれていてとても可愛いです。
もしかしたら今回の釧路行きで乗れるかも…という淡い期待を抱きましたが、青森の三沢へ飛んでいきました。
おわりに
札幌駅からのアクセスは抜群。
空港施設もコンパクトなので移動にも疲れません。
今後も、道東方面(女満別、釧路)や函館へ行く際に都度お世話になりそうです。
レブンアツモリソウが見頃の5月下旬〜6月下旬は利尻方面へ行ったり、内地の三沢、松本、静岡も訪れてみたいです。