鹿児島市内と桜島、晴れた日には大隅半島、薩摩半島まで一望できる城山展望台(Shiroyama Observatory)を訪れました。
城山展望台 Shiroyama Observatory
鹿児島市内、1602年に島津貴久によって築かれた今は亡き鶴丸城(鹿児島城)。
廃城となる1872年まで270年間島津藩の居城だった城です。
その裏手にある高さ108mの城山。
曲輪(くるわ)と呼ばれる兵士を置いて守りを固めた場所に城山展望台(Shiroyama Observatory)があります。
バス停留所から徒歩3分、緑のアーチを抜けて展望台へ。
正面には噴煙に包まれた桜島。
城山展望台から桜島と鹿児島市内を望むあおいとりっぷさんの投稿 2018年7月10日火曜日
今回の滞在期間中、桜島は一度も頂上を見せることなく、噴火も起きませんでした。
できることなら「綺麗に見える桜島」か「煙を上げる桜島」を見たい所ですが、それは運次第。
桜島側のフェリー乗り場。
鹿児島市内から桜島フェリーでアクセスできます(桜島フェリー よりみちクルーズ)
桜島の北側。
桜島の市内観光バスで一周する際に通るルートです。
桜島が扇状地であることがよく分かります。
桜島の南側と大隅半島。
右手にある小さい島は沖小島。
南東側の薩摩半島、奥には開聞岳(標高924m)が顔を覗かせていました。
天気が晴れで霞がない時でないと見えません。
開聞岳の先には屋久島があるはず。
開聞岳に行けば屋久島がよく見えるようです。
いつか番外編でチャレンジしてみたい…(遠い将来のフラグ立てました)。
約2万9000年前、桜島の北側にあった姶良火山が噴火し、その火山流堆積物が積もってできたシラス台地。
この城山もシラスが積み重なってできた山で、「水を通すシラス」と「水を通しにくい泥岩」がちょうど重なる地点にあった鶴丸城は、水の調達に困らなかったのだとか。
城山展望台の場所・行き方・アクセス
城山展望台までアクセスするバスは2種類あります。
- カゴシマシティビュー
- まち巡りバス
鹿児島の観光パス「キュート(CUTE)」については前者のカゴシマシティビューは対象。
他方、後者のまち巡りパスは対象外です。
城山展望台までは市内側から遊歩道を歩いてアクセスすることもできます。
「薩摩義士碑側入口」「探勝園側入口」から全長2km、所要時間約30分です。
おわりに
城山展望台から眺めを見るだけなら現地の滞在時間は15〜20分程度。
西郷隆盛洞窟や仙巌園の見学とともに、お天気の良い日にどうぞ!